仮想ルーター vRX

$Date: 2021/02/19 05:45:04 $


概要

仮想ルーター vRX は仮想化基盤上で動作するソフトウェアルーターです。パブリッククラウドとプライベートクラウド (オンプレミス) の両仮想環境に対応しています。パブリッククラウドとプライベートクラウド間のネットワーク接続はもちろん、ヤマハのハードウェアルーターとソフトウェアの大部分を共通化しているため、ヤマハのハードウェアルーターが設置された拠点とクラウドをネットワーク接続する場合にも最適な製品です。例えば以下のようなユースケースが考えられます。

また、ヤマハ RTX シリーズの多くの機能を継承しているため、 vRX 単独でも様々なシーンで活用することができます。

vRX の製品情報については以下をご参照ください。


注意事項

ライセンス

vRX をご利用いただくにはライセンスを購入していただく必要があります。詳しくは以下をご参照ください。

LAN インターフェースのリンクダウンに関する注意事項

LAN インターフェースは仮想スイッチへ接続しているため、本製品の LAN インターフェースはリンクダウンしません。そのため、以下の機能において、LAN インターフェースのリンクダウンを契機とする動作に注意が必要です。

機能 動作上の注意事項
implicit 経路の削除 LAN インターフェースのリンクダウンを契機とした implicit 経路の削除は行われません。
SNMP トラップの送出 LAN インターフェースのリンクダウンを契機としたトラップ (IF-MIB::linkDown) は送信されません。
VRRP のマスタールーターのシャットダウン シャットダウントリガーに LAN インターフェースを指定しても、リンクダウンを契機としたマスタールーターのシャットダウンは行われません。 lan keepalive use コマンドを併用するか、LAN インターフェース以外のトリガーを設定してください。
OSPF のネイバーおよび経路情報の更新 LAN インターフェースのリンクダウンを契機としたネイバーおよび経路情報の更新は行われません。ネイバーおよび経路情報は Hello パケットの不通を契機に更新されます。更新までの許容可能な遅延時間を踏まえ、 ip INTERFACE ospf area コマンドの hello-interval パラメーターと dead-interval パラメーターに適当な値を設定してください。
BGP-4 のネイバーおよび経路情報の更新 LAN インターフェースのリンクダウンを契機としたネイバーおよび経路情報の更新は行われません。キープアライブを有効にすることで、KEEPALIVE メッセージの不通を契機とした更新が可能です。更新までの許容可能な遅延時間を踏まえ、 bpg neighbor コマンドの hold-time パラメーターに適当な値を設定してください。

利用規約

vRX をご利用いただくには利用規約への同意が必要となります。
ヤマハ仮想ルーター vRX (ローカル仮想環境対応版) 利用規約を2021年9月30日に改定します。
※ (2021/09/07 更新) 利用規約の改定は延期となりました。新しい日程が決まり次第、改めてお知らせします。

環境リビジョン
Amazon EC2 Rev.19.00 系 ヤマハ仮想ルーター vRX (Amazon Web Services 対応版) 利用規約 [PDF]
VMware ESXi Rev.19.01 系 ヤマハ仮想ルーター vRX (ローカル仮想環境対応版) 利用規約 [PDF]

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動作環境

Amazon EC2 対応版 Rev.19.00 系の動作環境

下記の EC2 インスタンスでの動作を保証します。

インスタンスタイプ仮想 CPU コア数仮想メモリー容量仮想ネットワークアダプター数ネットワーク帯域幅
t3.medium24 GB最大 3最大 5 Gbit/s
c5.large24 GB最大 3最大 10 Gbit/s
c5.xlarge48 GB最大 4最大 10 Gbit/s

インスタンスタイプごとに発揮できる性能が異なります。詳しくは以下をご参照ください。

VMware ESXi 対応版 Rev.19.01 系の動作環境

下記のマシンスペックでの動作を保証します。

動作保証対象 要件
ハイパーバイザー VMware ESXi 6.0 Update 3 以降 / 6.5 / 6.7 / 7.0
物理CPU インテル Core / Xeon プロセッサー(Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャー以降, AES-NI対応モデル)
AMD Ryzen / EPYC プロセッサー(Zen2マイクロアーキテクチャー以降, AES-NI対応モデル)
物理 CPU コア数 2 以上
物理メモリー容量 8 GB 以上
仮想 CPU コア数 2 / 3 / 5
仮想メモリー容量 4 GB / 8 GB
仮想ストレージ容量 16 GB 以上
仮想ネットワークアダプター 1 ~ 4 個 (VMXNET3 ※)

※ SR-IOV (Single Root I/O Virtualization) および DirectPath I/O には未対応です。

ハードウェアにより発揮できる性能が異なります。以下を参考にしてください。

動作モード

vRXには「通常モード」と「コンパクトモード」の 2 つの動作モードがあります。

各モードで異なる仕様は以下の通りです。
通常モード コンパクトモード
VPN 対地数 (IPsec) (※1) 6,000 1,000
NAT セッション数 500,000 65,534
IP keepalive 対地数 (※2) 6,000 1,000

※1 有効な VPN オプションライセンスが無い場合、対地数は 0 です。必要な対地数分のライセンスの購入が必要です。
※2 VPN やネットワークバックアップ機能などを併用せず、IP keepalive 機能を監視に利用する場合の対地数です。


仕様

vRX 全体の仕様は vRX 仕様 をご参照ください。搭載している機能の仕様は 技術資料 および以下の記述をご参照ください。

環境共通

IPv4

IPv6

TCP, UDP

時計

Amazon EC2 環境固有

IPv6 アドレスの設定

VMware ESXi 環境固有

デプロイ時実行コマンド

vSphere Client からの操作


関連資料


※「Amazon EC2」「Amazon VPC」は、Amazon Web Services, Inc の登録商標(または商標)です。
※「VMware ESXi」「vSphere Client」は米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標または商標です。