使用する外部データベースを選択し、各データベースにアクセスするための基本設定を行います。
「URLフィルターの設定・状態表示」のメイン画面の「外部データベース参照型URLフィルターの基本設定」の「カテゴリチェックの基本設定」にある[設定]ボタンを押します。
表示された設定画面において「使用するデータベース」で"ネットスター"を選択し、[次へ]ボタンを押します。
使用するデータベースが"ネットスター"であることを確認して[登録]ボタンを押します。
Rev.10.00.60以降のファームウェアを使用している場合、続いてカテゴリチェックのセットアップを行います。
ここではデータベースに問い合わせを行い、必要なモジュールをダウンロードして保存します。モジュールの保存先ディレクトリは、カスタムGUIの無名ユーザの基点となるディレクトリです。事前に設定がない場合は、RTFS領域の "/addon/urlfilter/extdb/category/netstar" に保存されます。
「正常に終了しました」というメッセージが表示されるのを待ちます。このとき、モジュールをダウンロードした場合としなかった場合とで表示内容が変化しますが、いずれの場合もしばらくすると自動的に次の画面に移動します。
モジュールをダウンロード、保存した場合はモジュールの一覧が表示される
既に最新のモジュールをダウンロード済みの場合
「正常に登録されました」というメッセージが表示されるのを待ちます。
表示されたら[メイン画面に戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
Rev.10.00.56以前のファームウェアで既に基本設定を終えている状態からRev.10.00.60以降にリビジョンアップした、もしくは基本設定においてカテゴリチェックのセットアップに失敗した場合は、メイン画面から別途カテゴリチェックのセットアップを行うことができます。
メイン画面の「カテゴリチェックの基本設定(ネットスター)」にて[カテゴリチェックのセットアップ (ネットスター)]という項目があることを確認し、[実行]ボタンを押します。
表示された画面の内容を確認し、[実行]ボタンを押します。
カテゴリチェックのセットアップが始まるので、「正常に終了しました」というメッセージが表示されるのを待ちます。表示されたら画面下部の[メイン画面に戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
ネットスターのライセンスが有効であることを確認します。
メイン画面の「外部データベース参照型URLフィルターの基本設定」の[カテゴリチェックの基本設定]の[情報更新]ボタンを押します。
認証サーバーへのライセンス情報の問い合わせを待ちます。
問い合わせ中は自動的に画面がリロードされ、サーバーからのレスポンスを受信したら結果が表示されます。
結果が表示されたら[メイン画面に戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
ライセンスが有効である場合は以下のようにメイン画面に使用期限が表示されます。
設定されていれば、以降48時間毎にライセンス認証を自動的に行います。
URLフィルターを適用させたいインターフェースを設定します。
各インターフェースの[入](in)と[出](out)それぞれの方向について条件を個別に設定できますが、LAN内のクライアントからのWebアクセスを制限する一般的な設定の場合、WANへの上り方向(WAN側インターフェースの[出](out)もしくは、LAN側インターフェースの[入](in))にフィルターを設定します。
メイン画面 の「全インターフェースのサマリー」からフィルターを設定するインターフェースの[設定]ボタンを押します。
※以下の例ではWANインターフェースであるPPPoEのOUTに設定します。
「外部データベース参照型URLフィルターの設定」の[追加]ボタンを押して、設定画面を表示します。
任意のカテゴリにチェックをつけて、フィルター動作として「通過」、「遮断」のいずれかを設定した後に[確認]ボタンを押します。
ログを記録するかどうかも設定できます。
「カテゴリ」の"ルールを選択する"から、他のいずれかのルールを選択した場合、各ルールに応じたカテゴリにチェックがつきます。
例として、「コンプライアンスリスク」を選択した場合の表示は以下のようになります。
※ | Rev.10.00.60以降、設定画面に表示されるカテゴリやルールについては、データベースから随時提供される定義情報が反映されるため、内容が異なる可能性があります。 |
設定内容を確認して[登録]ボタンを押します。
「正常に登録されました」というメッセージが表示されるのを待ちます。
表示されたら[メイン画面に戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
フィルターがひとつも存在しない状態からカテゴリを指定したフィルターを追加すると、デフォルトの動作を決めるフィルターをリストの末尾に自動的に追加します。最初に追加したフィルターの動作が「通過」であればデフォルトのフィルターはすべてのURLを「遮断」するものとなり、逆に最初に追加したフィルターの動作が「遮断」であればデフォルトのフィルターはすべてのURLを「通過」させるものとなります。いったんデフォルトのフィルターが設定されるとそれ以後に追加するフィルターは常にデフォルトのフィルターより前に追加されます。
IPアドレスを直接指定したURLへのアクセスを禁止することができます。
フィルター設定画面の「外部データベース参照型URLフィルターのオプション設定」の[設定]ボタンを押します。
「禁止する」を選択して[確認]ボタンを押します。
設定内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。
「正常に登録されました」というメッセージが表示されるのを待ちます。
表示されたら[メイン画面に戻る]ボタンを押してメイン画面に戻ってください。
Rev.10.00.60以降のファームウェアでは、カスタムGUIを利用して追加設定を行うことができます。
なお、追加設定を利用する際の注意点として、GUIには無名ユーザとしてログインするようにしてください。
上述のカテゴリチェックのセットアップが済んでいる場合、メイン画面の「カテゴリチェックの基本設定(ネットスター)」に[カテゴリチェックの追加設定 (ネットスター)]という項目が表示されます。この項目が表示されていることを確認し、[設定]ボタンを押します。
表示された画面の内容を確認し、[実行]ボタンを押します。
追加設定のトップ画面が表示されます。
なお、以降の設定内容および手順については、データベースから随時配布されるモジュールに依存するため、本ドキュメントでは説明を割愛します。
追加設定に関する具体的な情報はネットスター株式会社の以下のページからご確認ください。
サイトアンパイア技術FAQ: http://tech.netstar-inc.com/addfunction/