http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.04.01/relnote_04_01_27.html Revision : 4.01.27 Release : Jul. 2021, ヤマハ株式会社 SWX3100 Rev.4.01.27 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX3100 Rev.4.01.24 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■脆弱性対応 [1] ISC DHCPの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2021-25217(JPCERT/CC JVNVU#95111565) ■機能追加 [1] ディレクティッドブロードキャスト転送機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx3100/Rev_4_01_27/layer3/layer3_ipv4_basic.html?rev=4.01.27&category=layer3 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] メモリ使用量を表示するコマンドを追加した。 - show memory http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx3100/cmdref_4_01_27/maintenance/productinfo/show_memory.html [3] SNMPで、以下の対応を行った。 - 以下のMIBに対応した。 - RIPv2-MIB - シリアル番号を取得するMIB entPhysicalSerialNum - LLDP MIBのlldpV2LocManAddrTableとlldpLocManAddrTable - 起動直後にSNMPトラップを送信するようにした。 [4] Web GUIの詳細設定にスパニングツリーの設定ページを追加した。 [5] Web GUIの管理にバックアップ/リストアのページを追加した。 [6] Web GUIのダッシュボードのインターフェースガジェットで、スパニングツリーによ るポートのブロック状態を表示するようにした。 ただし、CISTの該当ポートのみを表示する。 ■仕様変更 [1] LACPリンクアグリゲーションで、Actor System Priorityが0のLACPパケットを許容す るようにした。 [2] SNMPで、dot3adAggPortListPorts MIBのポートのビットマップを変更した。 [3] LLDPで、Management Address TLVのInterface Number送信値を変更した。 [4] Web GUIの表記で、「バックアップ」と「リストア」の文言を統一した。 ■バグ修正 [1] RADIUSクライアント(NAS)の設定で、共有パスワードに特定の文字を設定すると、 show radius-server local nas コマンド実行時にリブートすることがあるバグを修 正した。 [2] SNMPで、dot1dTpFdbTableまたはdot1qTpFdbTableを取得すると、ハングアップやリブー トが発生することがあるバグを修正した。 [3] L2MSスレーブとして動作しているとき、特定のL2MSメッセージを受信するとメモリー リークするバグを修正した。 Rev.4.01.23以降で発生する。 [4] password-encryptionがdisableで、SSHサーバーへログインするとき、パスワードの 先頭8文字が一致すればログインできるバグを修正した。 [5] ポート認証で、ダイナミックVLANが有効な認証ポートに接続されたL2MSスレーブ機器 をL2MSスレーブとして認識できなくなることがあるバグを修正した。 [6] ポート認証の802.1X認証の設定があるとき、接続されているL2MSスレーブが一時的 にDetect Downすることがあるバグを修正した。 [7] switchport modeコマンドでtrunkモードからaccessモードに変更した物理インター フェースにLACPリンクアグリゲーションを設定しても論理インターフェースに所属さ れないバグを修正した。 [8] 特定の手順で設定を行うと、プライベートVLANでisolatedに設定しているポート間で 通信が行えるバグを修正した。 [9] RIPv2で、経路を広告するVLANインターフェースのIPアドレスと、広告する経路のプ レフィックスが一致するとき、その経路のメトリックが16になるバグを修正した。 [10] 以下の条件を満たすポートをトランクポートに変更できるバグを修正した。 - ポート認証の設定が有効でマルチサプリカントモードではない - ゲストVLANが設定されている [11] シャットダウンされていない物理インターフェースで以下のコマンドが実行できる バグを修正した。 - no channel-group - no static-channel-group [12] ループ検出が有効なとき、show loop-detectでスパニングツリーのForwardingポー トに(*)が表示されないバグを修正した。 [13] show processコマンドの誤記を修正した。 [14] L2MSマスターとして動作しているとき、LANマップとHTTP Proxy機能によるL2MSス レーブのWeb GUI表示を行っている状態で、L2MSスレーブとなっているスタックマス ターのスタックの状態が切り替わったときに、Web GUIへのアクセスができなくなる ことがあるバグを修正した。 [15] IPv4の固定アドレスをリンクローカルアドレス(169.254.0.0/16)に設定すると、Web GUIでIPアドレスが表示されなくなるバグを修正した。 [16] Web GUIのLANマップのタグVLAN画面で、コンボポートのアップリンク/ダウンリンク の矢印が表示されないバグを修正した。 [17] Web GUIのヘルプの誤記を修正した。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■更新履歴 Jul. 2021, Rev.4.01.27 リリース 以上