http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.02.02/relnote_02_02_06.html Revision : 2.02.06 Release : Mar. 2018, ヤマハ株式会社 Rev.2.02.06 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX2310P Rev.2.02.02 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] スタック機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2310p/Rev_2_02_06/oam/oam_stack.html?rev=2.02.06&category=oam 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] Web認証でWeb認証画面のカスタマイズ機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2310p/Rev_2_02_06/interface/interface_port_auth.html?rev=2.02.06&category=interface 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] ゼロコンフィグ機能を設定するコマンドを追加した。 - config-auto-set enable http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2310p/cmdref_2_02_06/maintenance/l2ms/config-auto-set_enable.html [4] プロセスの状態を表示するコマンドを追加した。 - show process http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2310p/cmdref_2_02_06/maintenance/productinfo/show_process.html [5] 認証情報をクリアする時刻を設定するコマンドを追加した。 - auth clear-state time http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2310p/cmdref_2_02_06/interface/auth/auth_clear-state_time_global.html http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2310p/cmdref_2_02_06/interface/auth/auth_clear-state_time_if.html [6] Web GUIの[管理]に以下のページを追加した。 - HTTPサーバー、TELNETサーバー、SSHサーバー、およびTFTPサーバーのアクセス管 理ページ - microSDページ - スレーブの管理で、SWX2300でCONFIGの保存/復元/削除を行えるようにした [7] Web GUIのLANマップで以下の機能に対応した。 - 一覧マップ機能 - 接続機器の検索機能 [8] Dante最適化自動設定機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2310p/Rev_2_02_06/oam/oam_cis_speaker.html?rev=2.02.06&category=oam 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [9] L2MSで、以下の機器に対応した。 - WLX313 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2310p/Rev_2_02_06/oam/oam_l2ms.html?rev=2.02.06&category=oam 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] startup-config selectコマンドで、設定変更時に機器の再起動を促すようにした。 また、再起動させない場合は、設定を反映しないようにした。 [2] Web認証で、802.1X認証、MAC認証と併用に対応した。 [3] ポート認証、およびWeb認証で、RADIUSサーバーへの問い合わせパケットに以下二つ のAttributeを追加した。 - Calling-Station-ID サプリカントのMACアドレスが入ります。 形式は大文字かつコロン区切り。(例:AA:BB:CC:DD:EE:FF) - Called-Station-ID オーセンティケーターのMACアドレスが入ります。 形式は大文字かつコロン区切り。(例:AA:BB:CC:DD:EE:FF) [4] IEEE802.1X認証とMAC認証を併用しているとき、802認証の設定がforce-unauthorized であってもゲストVALNに登録されるようにした。 [5] 以下のコマンドが既に設定済みの状態で実行されたとき、エラーを出力しないように した。 - no igmp snooping querier - qos trust - no flowcontrol [6] show l2ms detailコマンドの出力フォーマットを変更した。 [7] firmware-update sd executeコマンドでファームウェア更新を行うとき、現在のリビ ジョン番号と更新後のリビジョン番号を表示するようした。 [8] PoE給電を停止する筐体温度の閾値を73度から65度に変更した。 [9] Web GUIのLANマップで以下の対応を行った。 - スレーブ管理台数を32台から64台にした - 接続機器のメーカーを表示するようにした [10] Web GUIの管理の[保守]-[ファームウェアの更新]で以下の変更を行った。 - YNOのGUI Forwarder経由のPCからのファームウェア更新ができないことを追記 - ファームウェア更新が完了したときに表示されるダイアログに、ファームウェア 更新適用時刻が設定されている場合のメッセージを変更 [11] Web GUIの管理の[保守]-[コマンドの実行]で、以下のコマンドを実行できないよう にした。 - ssh-server host key generate - firmware-update sd execute ■バグ修正 [1] show loop-detectコマンドを実行するとリブートすることがあるバグを修正した。 [2] 複数の論理ポートを同時にシャットダウンするとハングアップするバグを修正した。 [3] 論理ポートにループ検出を有効にしたスイッチを接続するとハングアップするバグを 修正した。 [4] VLANの状態をdisableからenableに変更しても、当該VLANで通信できないバグを修正 した。 [5] Web認証で、IPアドレスが設定されていないVLANにサプリカントが接続されていると スイッチ全体で通信ができなくなるバグを修正した。 [6] IEEE802.1X認証、およびWeb認証で、認証されたサプリカントが認証機能が有効な別 のポートに移動すると通信できなくなるバグを修正した。 自機とサプリカント間にスイッチングハブがある場合など、サプリカントの移動に伴 い当該ポートがリンクダウンしない場合に発生する。 [7] 論理ポートのFDBをクリアするとき、通信ができなくなることがあるバグを修正した。 [8] SNMPで、LACPを設定しているポートのifPhysAddressの値を正しく取得できないバグ を修正した。 [9] IGMPスヌーピングで、クエリアー設定時に非クエリアーとして動作していると、クエ リー情報に以下の情報が反映されないバグを修正した。 - other querier timeout - Group Membership interval [10] IGMPスヌーピングで、クエリアー設定時に非クエリアーとして動作していると、ク エリアー以外が接続されているポートに自機のクエリーを送信し続けることがある バグを修正した。 [11] IGMPスヌーピングで、物理ポートに所属していないVLANに対してコマンドを入力す ると、エラーになるバグを修正した。また、一部のコマンドが正しく反映されない ことがあるバグを修正した。 [12] スパニングツリーが無効なとき、ポートがリンクダウンしても当該ポートのFDBがク リアされないバグを修正した。 [13] スパニングツリーが無効なとき、IGMPスヌーピングが正常に動作しないバグを修正 した。 [14] 物理ポート以外でqos cosコマンドが実行できるバグを修正した。 [15] show vlan filterコマンドが実行できないバグを修正した。 [16] 複数のVLANにipv6 enableを設定して再起動すると、リンクローカルアドレスが割り 当てられないことがあるバグを修正した。 [17] リンクアップしているポートにリンクアグリゲーションを設定したあとで、論理 ポートをaccessモードに変更すると、リンクアグリゲーションの設定変更に失敗す るバグを修正した。 [18] リンクアグリゲーションが有効なポートで、VLANの設定を変更しても通信動作に反 映されないバグを修正した。 [19] リンクアグリゲーションが有効なポートで、L2MSが機能しないバグを修正した。 [20] microSDカードに機種が異なるCONFIGを入れて起動させると、CONFIGに記載のない ポートがシャットダウン状態になるバグを修正した。 [21] microSDカードに別の機種で設定したCONFIGを入れて起動させると、端末監視機能で 不正な設定が読み込まれてしまうバグを修正した。 [22] tftp-serverコマンドでポート番号を変更すると、techinfoが取得できなくなるバグ を修正した。 [23] tftp-serverコマンドでポート番号を変更して、再起動をするとポート番号が初期値 に戻るバグを修正した。 [24] TFTPで任意のファイルを転送できてしまうバグを修正した。 [25] SSHサーバーを利用したSCPが利用できてしまうバグを修正した。 [26] l2ms filterコマンドがenableになっているとき、起動後にL2MSフィルター機能が動 作しないバグを修正した。 [27] L2MSマスターとして動作しているとき、L2MSスレーブのCONFIGの保存/復元ができな いことがあるバグを修正した。 [28] L2MSが無効なとき、L2MSマスターになっている機器と接続すると、定期的にエラー ログが出力されるバグを修正した。 [29] 一つの物理ポートの先に複数のLLDPネイバーが接続されているとき、LLDP機能を無 効にし、再度有効にするとネイバーの情報を表示できないバグを修正した。 [30] show lldp neighborsコマンドで、他のスイッチのRemote Protocols Advertisedが 表示されないバグを修正した。 [31] show lldp interfaceコマンドで、起動後一度もリンクアップしていないポートの LLDP受信数項目が表示されないバグを修正した。 [32] clear lldp counterコマンドを実行するとLLDPを受信できなくなるバグを修正した。 [33] clear lldp counterコマンドを実行してもリンクアップしたことがないインター フェースのLLDPカウンターがクリアされないバグを修正した。 [34] 起動時にLLDPの設定がCONFIGにあると、lldp-agentより後の設定が反映されないバ グを修正した。 [35] 端末監視機能で、フレーム受信量監視、またはLLDP監視により異常を検出したとき に、SNMP Trapが送信されてもログに出力されないバグを修正した。 [36] 統計情報の管理で、集計データのエクスポート後にmicroSDカードを抜き挿しすると microSDカードを認識しなくなるバグを修正した。 [37] 統計情報の管理で、集計データのバックアップ設定を有効にすると、microSDカード に不要なファイルが生成されるバグを修正した。 [38] 他の機種で作成した端末監視の設定を復元すると存在しないポートの設定が表示さ れるバグを修正した。 [39] no qos cos-queueコマンドで、COSの送信キュー設定を削除しても動作に反映されな いバグを修正した。 [40] システム起動時に不正なログが出力されるバグを修正した。 [41] IEEE802.1X認証をMAC認証と併用しているとき、サプリカントの状態が認証済みでも、 サプリカントからEAPOL startを受信するとすぐに通信が出来なくなってしまうバグ を修正した。 [42] SNMPv3で未対応機能のMIB情報が取得できてしまうバグを修正した。 [43] flowcontrol bothが設定されたポートがあるとき、 flowcontrol disableを実行す ると当該ポートのリンクダウン・アップに連動してPoE給電が一瞬停止するバグを修 正した。 [44] 以下のコマンドでヘルプの誤記を修正した。 - eee - mdix auto - no vlan - power-inline description [45] ヤマハ無線APに対してPoE給電をしているとき、給電を停止してからLANケーブルを 抜き、当該ポートに対して給電を再開するとPoE給電中と表示されるバグを修正した。 [46] microSDカードに保存されたCONFIGで起動した後、microSDカードを抜くと、Web GUIから設定変 更を行ってもエラーにならないバグを修正した。 [47] Web GUIのダッシュボードで、以下のバグを修正した。 - ガジェットURLを直接ブラウザに指定しても、ガジェットの情報が表示されない - リソース情報のピーク値のクリアで、項目名の部分をクリックしてもチェック ボックスにチェックが入らない [48] Web GUIのLANマップで、以下のバグを修正した。 - ツリー表示でPoE機器を選択した状態でPoE受電機器をリンクアップ/ダウンした場 合に、給電状況が更新されない - スレーブ管理からCONFIGの復元を行うと、設定ファイルの転送が終了する前に設 定変更完了の表示がされる - 設定で「スナップショット機能を使用する」と「端末を比較対象に含めない」を 設定しても、スナップショットとの比較処理が実行されない - スイッチの設定でポートの使用の設定がエラー後に遷移するダイアログが別のダ イアログになる - L2MSの動作モードをマスターに変更したとき、注意事項ダイアログの[閉じる]を 押すとプログレスバーが回り続ける - ループ検出時に通知・履歴が正しく表示されない - ポート給電操作のダイアログで、選択しているポート番号が表示されない - 自機の機器詳細を表示すると、ファームウェアリビジョンに日時の表示がない - スナップショットの経路が異なる場合に出力されるログに、経路とスナップ ショット経路の表示がされていない - スナップショットを作成した後で、未登録のPCの接続や登録済みの端末を切断を 行っても、ツリーに「!」マークが表示されない - SWX2100シリーズとSWX2200シリーズのスレーブに対してファームウェア更新を行 うことができない [49] Web GUIの詳細設定で以下のバグを修正した。 - QoS機能の基本設定の設定ボタンが、管理者権限がない場合でも有効になっている - [MACアドレステーブル]で、静的に登録されたMACアドレスのインターフェース名 が空白で表示されることがある - [MACアドレステーブル]のスタティックMACアドレステーブルの表で、インター フェース列のソートスイッチを押しても、正しくソートされない - [端末監視]で、設定を行った直後に、本体の電源を切ると設定が保存されない - [VLAN]-[タグVLAN]-[タグVLANの設定]で、タグVLANの動作モードをトランクにし て所属VLANを256個選択後に確認ボタンを押すとWeb GUIにアクセスできなくなる - [端末監視]でPoE給電が無効化されているポートに対して給電を一時停止する設定 を行うと、給電が開始されたり、当該ポートで異常が発生したときに給電状態を 操作したことを示すログが出力されることがある [50] Web GUIの管理で以下のバグを修正した。 - [保守]-[統計情報の管理]で、集計データをクリアした際に以下の現象が発生する - microSDカードを挿入していない場合にエラーとなる - エラー発生時に、トップページに遷移しインフォボックスでエラーが表示され てしまう - [保守]-[再起動と初期化]で以下の現象が発生する。 - 再起動項目の「進む」ボタンを押下するとエラーになる - 初期化を実行したときに表示されるダイアログの内容に誤りがある - [アクセス管理]-[ユーザーの設定]のパスワードの設定ページで、パスワードの暗 号化が有効な状態で設定を行うと、暗号化の無効設定を指定してパスワードを変 更してもパスワードが暗号化されてしまう - [アクセス管理]-[ユーザーの設定]画面でユーザーの設定を行うと、設定を行った ユーザーにSSHでログインできない - [ファームウェアの更新]でタイムアウトしても、ログアウトのダイアログが表示 されない - ファームウェアの更新後にWeb GUIの[ファームウェアの更新]画面から再度更新を 行うとエラーになる [51] Web GUIの誤記を修正した。 ■更新履歴 Mar. 2018, Rev.2.02.06 リリース Aug. 2018, 機能追加[9]を追加 以上