http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/sw/Rev.02.00/relnote_02_00_13.html Revision : 2.00.13 Release : Feb. 2017, ヤマハ株式会社 Rev.2.00.13 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SWX2300 Rev.2.00.10 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] IEEE802.1X認証機能、MAC認証機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2300/Rev_2_00_13/LAN_SFP/auth.html?rev=2.00.13&category=port [2] SNMP機能で、プライベートMIBに対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2300/Rev_2_00_13/network_monitor/SNMP.html?rev=2.00.13&category=monitor また、以下のコマンドでL2MSとErrorDisableのトラップを指定できるようにした。 - snmp-server enable trap (送信する通知メッセージタイプの設定) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/monitoring/snmp/snmp-server_enable_trap.html ■仕様変更 [1] LANマップで、スレーブとして以下の機種に対応した。 - WLX402 - SWX2100-5PoE - SWX2100-10PoE - SWX2100-24G [2] LANマップで、SFP受光レベル監視、送信キュー使用率監視に対応した。 ・以下のコマンドを追加した。 - event-watch disable (イベント監視機能の設定) - event-watch interval (イベント情報の取得時間間隔の設定) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/maintenance/l2ms/l2ms_concept.html [3] L2MSで、スレーブのSWX2200シリーズに対して以下の操作をできるようにした。 ・Web GUIからコンフィグのバックアップ・リストアをできるようにした。 ・以下のコマンドでコンフィグ情報を表示できるようにした。 - show l2ms slave-config (L2MSのスレーブコンフィグ情報の表示) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/maintenance/l2ms/show_l2ms_slave-config.html [4] switchport trunk native vlan noneコマンドが設定されているトランクポートでも、 L2MS機能が動作するようにした。 [5] TELNETで接続するクライアント端末をIPv4/IPv6アドレスで制限できるようにした。 ・以下のコマンドを追加した。 - telnet-server access (TELNETサーバーへアクセスできるクライアントのIPアドレス制限) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/remote/telnet_server/telnet-server_access.html ・以下のコマンドでtelnet-serverパラメーターを指定できるようにした。 - show running-config (ランニングコンフィグの表示) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/maintenance/config/show_running-config.html ・以下のコマンドの表示内容を変更した。 - show telnet-server (TELNETサーバーの設定状態の表示) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/remote/telnet_server/show_telnet-server.html [6] フレームカウンターの表示で、送信ドロップ数のカウントに対応した。 [7] logging hostコマンドで、SYSLOGサーバーを2つまで指定できるようにした。 - logging host (ログの通知先の設定) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/swx2300/cmdref_2_00_13/maintenance/syslog/logging_host.html [8] Web GUIからログイン/ログアウトしたとき、ログを出力するようにした。 ■バグ修正 [1] LANマップからHTTPプロキシを用いてスレーブのWeb GUIを表示しているとき、以下の バグを修正した。 - L2MSのコントローラーを再起動すると、起動後にリブートする。 - L2MSのコントローラーとスレーブ間が通信不可になると、コントローラー側でメモ リーリークが発生することがある。 [2] LANマップで、端末監視機能を有効にしたときに、リンクアップイベントかGUIの取得 ボタンが押されない限り、L2MSコントローラー直下の端末情報が取得されないバグを 修正した。 Rev.2.00.10のみで発生する。 [3] LANマップで、端末監視機能を有効にしても無線アクセスポイントに接続した端末が 検出されないことがあるバグを修正した。 [4] LANマップからL2MSスレーブのSWX2200シリーズのポートミラーリング機能設定に失敗 したとき、不正なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。 [5] LANマップの機器一覧で、以下のバグを修正した。 - 端末一覧とスレーブ一覧の表示が経路順でソートされない。 - SWX2100シリーズの種類が"ヤマハスイッチ"と表示されない。 [6] L2MSスレーブとして動作しているとき、以下のバグを修正した。 - コントローラーからswitch control function get boot-rom-versionが実行される と、コマンドの実行結果がエラーとなる。 - コントローラーからswitch control function get status-loopdetect-portが実行 されると、ループの発生によってポートがshutdownしていてもnormalと表示される。 - コントローラーがL2MS機能を終了した後に再度L2MS機能を動作させると、自機以下 に接続されているスレーブがコントローラーに認識されない。 [7] Web GUIの[管理]-[SYSLOGの管理]-[SYSLOGの設定]ページで、宛先アドレスの入力を 省略できないバグを修正した。 Rev.2.00.10のみで発生する。 [8] Web GUIのダッシュボードで、SFPポートの動作モードが正しく表示されないことがあ るバグを修正した。 [9] MLDスヌーピング機能で、不正なIPv6パケットを受信すると、CPU使用率が100%になり 続けることがあるバグを修正した。 [10] IGMP/MLDスヌーピング機能で、非クエリアーとして動作していても、自機からクエ リーを送信し続けてしまうことがあるバグを修正した。 [11] DHCPでIPv4アドレスを取得した後にIPv6のRA設定を行うと、DHCPで取得したデフォ ルトゲートウェイ情報が消えてしまうバグを修正した。 [12] デフォルトルートや、同じサブネットに対するルーティング設定が複数できるバグ を修正した。 [13] SNMPビュー設定で、本来MIBを取得できないOIDを1番目に管理対象として設定すると、 SNMPv3で当該MIBオブジェクトが取得できてしまうバグを修正した。 [14] SNMPでinform通知が設定されているとき、リンクダウンやリンクアップにより動作 が不安定になることがあるバグを修正した。 [15] フロー制御機能で、以下のバグを修正した。 - Pauseフレームが送信されないことがある。 - フロー制御のオートネゴシエーションが効かないことがある。 この修正により、flow control enableコマンドを実行したとき、該当ポートが 一度リンクダウン/アップするようになる。 [16] clock setコマンドで日時を設定すると、時刻が正しく変更されないことがあるバグ を修正した。 [17] 電源投入により起動したとき、起動理由が"unknown condition"になることがあるバ グを修正した。 [18] メモリ使用率の算出方法に誤りがあり、実使用率より高く表示されるバグを修正し た。 この修正により、メモリ使用率は従来より15%程度低く表示される。 [19] Web GUIのヘルプの誤記を修正した。 ■更新履歴 Feb. 2017, Rev.2.00.13 リリース 以上