http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.17.00/relnote_17_00_16.html Revision : 17.00.16 Release : Oct. 2021, ヤマハ株式会社 Rev.17.00.16リリースノート ================================================================================ ○必ずお読みください ================================================================================ コンフィグおよび発行済み証明書のデータは、失われると運用に大きな支障をきたす重要 なデータです。 それらの重要データは初回の設定時や設定変更時に必ずバックアップしていただきますよ うお願いいたします。 重要データのバックアップを行うための詳しい手順は以下のページをご参照ください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx402/how-to-backup-data/index.html ================================================================================ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX402 Rev.17.00.14 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■脆弱性対応 [1] OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2019-11477 (JPCERT/CC JVNVU#93800789)   - CVE-2019-11478 (JPCERT/CC JVNVU#93800789)  - CVE-2019-11479 (JPCERT/CC JVNVU#93800789) [2] OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2020-1971 (JPCERT/CC JVNVU#91053554) [3] ISC DHCPの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2021-25217(JPCERT/CC JVNVU#95111565) ■仕様変更 [1] RADIUSサーバー機能の証明書で、以下を変更した。 (1) CA証明書 - CNを「(certificate generateコマンドの設定値)-ca」に変更した。 - Subject Alt NameのDNS名に「wlx-radius-ca.localhost」を追加した。 (2) サーバー証明書 - CNを「(certificate generateコマンドの設定値)-server」に変更した。 - Subject Alt NameのDNS名に「wlx-radius-server.localhost」を追加した。 本体を初期化または、certificate generateコマンドの設定値を変更した後に発行 される証明書から適用される。 [2] WebGUIの[集中管理]-[一括リビジョンアップ]-[Webサイトから更新する]で、 「実行」ボタンを押したとき表示されるソフトウェアライセンス契約の内容を変更 した。 [3] Web設定画面からレポートファイルをダウンロードするとき、圧縮ファイルの形式 (zipファイル)で出力されるよう変更した。 ■バグ修正 [1] 以下で無線機能のいずれかの設定値が設定されたとき、リブートすることがあるバ グを修正した。 - 電波出力自動調整機能で送信出力が変更されたとき - 無線機能の設定値を再設定したとき [2] 無線クライアントが接続を試みて接続できなかったとき、リブートすることがある バグを修正した。 [3] LAN上を流れるブロードキャスト/マルチキャストフレームが多いとき、以下のどち らかの要因によりリブートすることがあるバグを修正した。 - Rebooted by Malloc Fault - Restart by unknown condition [4] 無線機能で、5GHz帯のVAPを使用しているときの以下のバグを修正した。 - リブートすることがある - 5GHz帯で無線LAN機能が停止し利用できなくなることがある [5] 電波出力自動調整機能で、送信出力が変更されたとき、その後5GHz帯の無線LANが使 用できなくなることがあるバグを修正した。 [6] 電波出力自動調整機能で、送信出力が変更される条件を満たしているにも関わらず 変更されないバグを修正した。 [7] 無線LAN見える化グループビューでブラウザのリロードを繰り返すと、以下の現象が 発生することがあるバグを修正した。 - グループビューが表示されなくなる。 - Web設定画面の[管理機能]-[レポートファイル]で「レポートファイルの保存」を 実行したとき、空のファイル(サイズが0)がダウンロードされる。 - コンソールで"show log"コマンドを実行すると「内部エラーが発生しました。」 と表示され、ログを参照できない。 [8] 無線LAN見える化ツールの[無線LAN情報]-[状態表示]画面で、ログをリセットした直 後に全データダウンロードをすると、リセット前のデータが残っていることがある バグを修正した。 [9] 無線LAN見える化ツールが動作しているときにSSIDを追加すると、チャンネル使用率 の履歴やCRCエラー率の履歴正しく記録されず、[無線LAN情報]の以下の画面で履歴 が正しく表示されないことがあるバグを修正した。 - チャンネル使用率 - CRCエラー率 [10] Member-APが切断されたとき、Member-AP接続状態通知のメールが定期的に送信され 続けるバグを修正した。 [11] Web設定画面の[グループ設定]-[無線設定]-[個別無線設定]の編集画面で、当該グル ープに21台以上のAPが設定されているとき、2ページ目以降のいずれかの設定項目の 値を選択すると、1ページ目の編集画面に切り替わるバグを修正した。 [12] 以下のような不正なログが記録されることがあるバグを修正した。 [syslog] err: recv()[sxwatch_stalist: 889] errno = 100 [syslog] err: bridge inf = bridge1 ■更新履歴 Oct. 2021, Rev.17.00.16 リリース 以上