http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.16.00/relnote_16_00_08.html Revision : 16.00.08 Release : Nov. 2016, ヤマハ株式会社 Rev.16.00.08リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ WLX202 Rev.16.00.06 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■脆弱性対応 [1] 以下の脆弱性対応を行った - CVE-2016-2183 (JPCERT/CC JVNVU#98667810) - CVE-2016-2177 (JPCERT/CC JVNVU#98667810) ■機能追加 [1] WLX402の無線LANコントローラー機能に対応した。 これによりWLX402はWLX202に対し、以下の操作が行えるようになる。 - WLX202をMember-APとしてグループに追加する - 配下にあるWLX202のコンフィグを管理し、送信する - 配下にあるWLX202のファームウェアをリビジョンアップする - 配下にあるWLX202のログを収集する [2] 5GHzの無線インターフェースにおいて、W53またはW56の固定チャンネルを使用すると き、DFSによるチャンネル移動が発生しても指定時刻に元のチャンネルへの切り戻し ができるようにした。 Web設定画面の[無線設定]-[5GHz 基本]で設定できる。 [3] 5GHzの無線インターフェースにおいて、W53またはW56の固定チャンネルを使用すると き、DFSによるレーダー検出後の移動先チャンネルにW52を指定できるようにした。 Web設定画面の[無線設定]-[5GHz 基本]で設定できる。 ■仕様変更 [1] 多台数接続時のパフォーマンスを向上させた。 本変更により接続端末数を 5GHz帯:最大50台、2.4GHz帯:最大50台、合計:100台と する。 [2] Member-APのL2MS機能を制限するか否かを設定できる機能を追加した。 Web設定画面の[無線コントローラー]-[AP情報設定]ページにL2MS制限機能の設定項目 を追加した。 [3] RADIUSサーバー機能で登録できる最大RADIUSクライアント数を50件に増やした。 [4] Web設定画面の[管理機能]-[2.4GHz/5GHz 接続端末一覧]で参照できる接続情報に以下 の項目を追加した。 - 送信レート - 接続時間 - 無線モード [5] Web設定画面の[管理機能]-[2.4GHz/5GHz 接続端末一覧]で表示されるベンダー名の情 報を更新した。 ■バグ修正 [1] Web設定画面の[無線設定]-[SSID 管理]でPMFを"使用する"に設定しているとき、特定 の無線端末との通信でスループットが低下するバグを修正した。 [2] Web設定画面の[ネットワーク設定]-[LANポート設定]でDHCPが有効になっているとき、 [管理機能]-[ファームウェア更新]で"Webサイトから更新する"が実行できないこと があるバグを修正した。 [3] L2MSスレーブとして動作しているとき、Web設定画面の[管理機能]-[設定(保存/復元)] で固定IPアドレスを使用したコンフィグファイルをリストアすると、まれにWLX202の IPアドレス設定がDHCPになってしまうバグを修正した。 [4] L2MSコントローラーからサブネットマスクの指定がないIPアドレスを設定できてしま うバグを修正した。 [5] Web設定画面の[無線コントローラー]-[グループ定義]でMember-APが最大数設定され ているとき、Member-APの追加と削除を同時に実行すると、削除はされるが追加はさ れないバグを修正した。 [6] Web設定画面の[無線コントローラー]-[グループ定義]でMember-APが最大数設定され ているとき、さらにMember-APの追加を行っても、エラーメッセージが表示されない バグを修正した。 [7] Web設定画面の[無線コントローラー]-[設定送信]でコンフィグの送信が正常に完了し たときの画面遷移をWLX302/WLX402と統一した。 [8] "="が含まれるRADIUSクライアント名を使用したコンフィグファイルを正しくリスト アできないバグを修正した。 [9] DHCPサーバー機能で、Member-APのDHCPリレーエージェント経由でリースされたIPア ドレスをリリースできないバグを修正した。 [10] DHCPサーバー機能で設定したIPアドレスのサブネットマスクの値が、配布先のクラ イアントに正しく反映されないバグを修正した。 [11] コンフィグファイルに記録されるDHCPサーバーの設定にキーワード"expire", "maxexpire"が含まれていないバグを修正した。 [12] Web設定画面の[管理機能]-[システム情報]でチャンネルが正しく表示されないこと があるバグを修正した。 [13] Initボタンによる初期化後、電源OFF/ONを実施してもレポートファイルの Boot Informationに"Power-on boot"が記録されないバグを修正した。 [14] レポートファイルのWDSの項目の誤記を修正した。 [15] Web設定画面でアクセス認証が失敗したときに表示されるページのcharsetが"UTF-8" に設定されていないバグを修正した。 [16] "kernel log on"を設定していないときに、以下のログが出力されないバグを修正し た。 - ログ番号: 0301-0309 - ログ番号: 0401-0405 - ログ番号: 0501-0503 ログ番号については、ログメッセージリファレンスを参照してください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx202/log_reference/index.html [17] 無線チャンネル幅として40MHz帯域を使用しているにも関わらず、80MHz帯域分の使 用禁止期間終了<0305>のログが出力されるバグを修正した。 [18] ログ番号<0501>がinfoレベルで出力されるバグを修正した。 ■更新履歴 Nov. 2016, Rev.16.00.08 リリース 以上