https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.20.02/relnote_20_02_03.html Revision : 20.02.03 Release : Jul. 2026, ヤマハ株式会社 vRX Rev.20.02.03 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【重要】vRX Rev.20系への移行のお願い ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2028年3月31日をもって、Rev.19系で使用可能なライセンスの販売を終了します。計画的 にRev.20系へ移行してください。 詳しくは以下をご覧ください。 https://www.rtpro.yamaha.co.jp/notice/vrx/vrx-rev20-migration-notice-sakura-cloud.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Rev.19.02.10 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■脆弱性対応 [1] OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2025-69421(JVNVU#91919266) ■機能追加 [1] DHCPv6-PD サーバー機能を追加した。 https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/dhcpv6/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] BGPで、MD5認証機能に対応した。 ○BGP で使用する TCP MD5認証の事前共有鍵の設定 [書式] bgp neighbor pre-shared-key neighbor_id text text_key no bgp neighbor pre-shared-key neighbor_id [text text_key] [設定値及び初期値] ・neighbor_id [設定値] : 近隣ルーターの番号 (1...2147483647) [初期値] : - ・text_key [設定値] : ASCII文字列で表した鍵 (80文字以内) [初期値] : - [説明] BGP で使用する TCP MD5認証の事前共有鍵を設定する。設定した事前共有鍵が一 致するピア間のみ、BGPのコネクションが成立する。 [ノート] RTX1210 は Rev.14.01.11 以降で使用可能。 RTX5000、RTX3500 は Rev.14.00.18 以降で使用可能。 vRX さくらのクラウド版は Rev.20.02.03 以降で使用可能。 ★ [3] RFC3164およびRFC5424形式のSYSLOGヘッダーに対応した。 ○SYSLOGパケットの形式の設定 [書式] syslog format type TYPE no syslog format type [TYPE] [設定値及び初期値] ・TYPE [設定値]: ------------------------------------------------------ 設定値 説明 ------------------------------------------------------ rfc3164 RFC3164 形式の SYSLOG パケットを送信する rfc5424 RFC5424 形式の SYSLOG パケットを送信する yamaha 従来形式 (PRI+MSG) の SYSLOG パケットを送信する ------------------------------------------------------ [初期値]:yamaha [説明] 本機が送信する SYSLOG パケットの形式を設定する。 タイムスタンプは自動的に設定され、ホスト名は syslog header hostname コマン ドで設定している名前が使用される。 vRX はホスト名の初期値が "vRX" であるため、syslog format hostname コマン ドでそれぞれ異なるホスト名を設定することを推奨する。 RFC3164 形式は次の要素で構成された形式となる。 ---------------------------------------------- 要素 内容 ---------------------------------------------- PRI Facility+Severities TIMESTAMP "Mmm dd hh:mm:ss" 形式のタイムスタンプ HOSTNAME ホスト名 (1..63文字) MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字) ---------------------------------------------- RFC5424 形式は次の要素で構成された形式となる。 --------------------------------------------------- 要素 内容 --------------------------------------------------- PRI Facility+Severities VERSION "1" で固定 TIMESTAMP "yyyy-mm-ddThh:mm:ss±offset" 形式のタイムスタンプ HOSTNAME ホスト名 (1..63文字) APP-NAME "-" で固定 PROCID "-" で固定 MSGID "-" で固定 STRUCTURED-DATA "-" で固定 MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字) --------------------------------------------------- yamaha 形式は次の要素で構成された形式となる。 ---------------------------------------- 要素 内容 ---------------------------------------- PRI Facility+Severities MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字) ---------------------------------------- ○RFC形式の SYSLOG ヘッダーのホスト名の設定 [書式] syslog format hostname text NAME no syslog format hostname [text [NAME]] [設定値及び初期値] ・NAME [設定値]:ホスト名 (半角 1...63 文字) [初期値]:"機種名-シリアル番号" [説明] 本機が送信するSYSLOG ヘッダーのホスト名を設定する。 syslog format type コマンドが rfc3164 または rfc5424 に設定されてい るとき、本コマンドで設定した値が使用される。 NAME パラメーターにはアルファベット、数字、ハイフンのみが使用できる。 複数の vRX が RFC形式の SYSLOG を送信する場合、本コマンドでそれぞれ異な るホスト名を設定することを推奨する。 [4] 動的フィルターによって管理されているコネクションのピーク値を表示、およびク リアするコマンドを追加した。 ○動的フィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値を表示 [書式] show ip connection peak [説明] 動的なフィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値を表示す る。 ピーク値は以下の操作でクリアされる。 - ルーターを再起動したとき - IPフィルターの設定を変更したとき - Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの[Live]-[動的フィルター セッション数]ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき - clear ip connection peakコマンドを実行したとき ○動的フィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値を表示 [書式] show ipv6 connection peak [説明] 動的なフィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値を表示す る。 ピーク値は以下の操作でクリアされる。 - ルーターを再起動したとき - IPv6フィルターの設定を変更したとき - Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの[Live]-[動的フィルター セッション数]ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき - clear ipv6 connection peakコマンドを実行したとき ○動的フィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値をクリア [書式] clear ip connection peak [説明] 動的なフィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値をクリア する。 ○動的フィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値をクリア [書式] clear ipv6 connection peak [説明] 動的なフィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値をクリア する。 [5] NATのポートセービングIPマスカレード機能で、UDPパケットに対応した。 ○NAT 機能の動作タイプの設定 [書式] nat descriptor backward-compatibility TYPE no nat descriptor backward-compatibility [TYPE] [設定値及び初期値] ・TYPE [設定値] : ------------------------------------------------------------------- 設定値 説明 ------------------------------------------------------------------- 1 ポートセービング IP マスカレード機能を無効にする 2 TCP パケットに対してポートセービング IP マスカレード機能を 有効にする 3 TCP パケットおよび UDP パケットに対してポートセービング IP マスカレード機能を有効にする ★ ------------------------------------------------------------------- [初期値] : 1 (RTX5000、RTX3500) 2 (上記以外) [説明] NAT 機能全体の動作タイプを設定する。 Rev.14.01 系以降の機種では、TCP パケットのポートセービング IP マスカレー ド機能に対応しており、IP マスカレードにおいて同一のポート番号を使用して 複数の接続先とのセッションを確立できる。 また、TYPE パラメータに 3 を設定した場合、TCP パケットおよび UDP パケッ トをポートセービング IP マスカレード機能の対象にできる。 本コマンドは、ポートセービング IP マスカレード機能をサポートしていない Rev.14 系以前の機種との互換性維持のために用意されており、TYPE パラメータ に 1 を設定した場合の NAT 機能の動作は、Rev.14 系以前のNAT 機能の動作と 同等となる。 type パラメータに 2 または 3 を設定して動作させた場合に問題が生じる場合 は、typeパラメータを 1 にして NAT 機能を使用する必要がある。 [ノート] 本コマンドによる設定の変更を反映するには、ルーターの再起動が必要となる。 TYPE パラメーター 3 は、Rev.15.04 系以前、vRX Amazon EC2版 Rev.19.00.08 以前、vRX VMware ESXi版 Rev.19.01.09 以前、vRX さくらのクラウド版 Rev.19.02.10 以前、RTX1300 Rev.23.00.16 以前、RTX3510 Rev.23.01.03 以前、 および、RTX840 Rev.23.02.02 以前では指定不可能。 [6] RFC3021に対応した。 この変更により、/31のネットマスクを設定したIPv4アドレスが使用可能になる。 ○IP アドレスの設定 [書式] ip INTERFACE address IP_ADDRESS/MASK [broadcast BROADCAST_IP] ip INTERFACE address DHCP ip WAN address PDP ip pp address IP_ADDRESS[/MASK] ip LOOPBACK address IP_ADDRESS[/MASK] ip BRIDGE_INTERFACE address IP_ADDRESS/MASK [broadcast BROADCAST_IP] ip BRIDGE_INTERFACE address DHCP [autoip=SWITCH] no ip INTERFACE address [IP_ADDRESS/MASK [broadcast BROADCAST_IP]] no ip INTERFACE address [DHCP] no ip WAN address [PDP] no ip pp address [IP_ADDRESS[/MASK]] no ip LOOPBACK address [IP_ADDRESS[/MASK]] no ip BRIDGE_INTERFACE address [IP_ADDRESS/MASK [broadcast BROADCAST_IP]] no ip BRIDGE_INTERFACE address [DHCP] [設定値及び初期値] ・interface [設定値] : LAN インターフェース名、ONU インターフェース名 [初期値] : - ・WAN [設定値] : WAN インターフェース名 [初期値] : - ・LOOPBACK [設定値] : LOOPBACK インターフェース名 [初期値] : - ・BRIDGE_INTERFACE [設定値] : ブリッジインターフェース名 [初期値] : - ・IP_ADDRESS [設定値] : IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx(xxx は十進数 ) [初期値] : - ・DHCP : DHCP クライアントとして IP アドレスを取得することを示すキーワー ド [初期値] : - ・PDP : 内蔵無線 WAN モジュールから IP アドレスを取得することを示すキー ワード [初期値] : - ・MASK [設定値] : ・xxx.xxx.xxx.xxx(xxx は十進数 ) ・0x に続く十六進数 ・マスクビット数 [初期値] : - ・BROADCAST_IP [設定値] : ブロードキャスト IP アドレス [初期値] : - ・SWITCH [設定値] : ------------------------------------------------------ 設定値 説明 ------------------------------------------------------ on : AutoIP 機能を使う off : AutoIP 機能を使わない ------------------------------------------------------ [初期値] : off [説明] インターフェースの IP アドレスとネットマスクを設定する。“BROADCAST BROADCAST_IP" を指定すると、ブロードキャストアドレスを指定できる。省略した場合には、 RFC3021 に対応している機種ではネットマスクのマスクビット数が 31 ビットな らリミテッドブロードキャストアドレスが、それ以外ならディレクティッドブロー ドキャストアドレスが使われる。 ★ DHCP を指定すると、設定直後に DHCP クライアントとして IP アドレスを取得 する。また DHCP を指定している場合にno ip interface address を入力すると、 取得していた IP アドレスの開放メッセージを DHCP サーバーに送る。 [ノート] LAN インタフェースに IP アドレスを設定していない場合には、RARP により IP アドレスを得ようとする。 PP インタフェースに IP アドレスを設定していない場合には、そのインタフェー スは unnumbered として動作する。 DHCP クライアントとして動作させた場合に取得したクライアント ID は、 show status dhcpc コマンドで確認することができる。 工場出荷状態およびcold start コマンド実行後の本コマンドの設定値について は「1.x 工場出荷設定値について」を参照してください。 以下の機種は RFC3021 に対応している。 ★ - vRX さくらのクラウド版 Rev.20.02.03 以降 ★ [7] IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値を表示、およびクリアするコ マンドを追加した。 ○IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値を表示 [書式] show nat descriptor masquerade session peak [NAT_DESCRIPTOR] [設定値及び初期値] ・NAT_DESCRIPTOR [設定値] : ・NAT ディスクリプタ番号 (1..2147483647) ・NAT_DESCRIPTOR 省略時はすべての NAT ディスクリプタについて表示す る。 [初期値] : - [説明] IP マスカレードで管理しているセッションがピークを記録したときのセッション 数と時刻を表示する。また、ピークを記録したときにセッション数の多かったホ ストを上位 5 件表示する。 ピーク値は以下の操作でクリアされる。 - ルーターを再起動したとき - NAT ディスクリプタの設定を変更したとき - clear nat descriptor masquerade session peak コマンドを実行したとき - Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの [Live]-[NATセッション 数] ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき [ノート] 静的 IP マスカレードエントリから派生して生成された IP マスカレードエント リは表示されない。 本コマンドは、nat descriptor backward-compatibility コマンドで、TYPE パ ラメータを 2 または 3 に設定した場合のみ使用可能である。 ○IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値をクリア [書式] clear nat descriptor masquerade session peak [NAT_DESCRIPTOR] [設定値及び初期値] ・NAT_DESCRIPTOR [設定値] : ・NAT ディスクリプタ番号 (1..2147483647) ・NAT_DESCRIPTOR 省略時はすべての NAT ディスクリプタをクリアする。 [初期値] : - [説明] IP マスカレードで管理しているセッションのピーク値をクリアする。 [ノート] 本コマンドは、nat descriptor backward-compatibility コマンドで、TYPE パ ラメータを 2 または 3 に設定した場合のみ使用可能である。 ■仕様変更 [1] リビジョン番号をRev.19系からRev.20系に変更した。 [2] 利用規約を改定した。 改定履歴は、仮想ルーター vRX 技術資料の「利用規約」を参照してください。 https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vrx/index.html#agreement [3] 有効期間外の基本ライセンスがインポートされているとき、以下のSYSLOGをライセン スの状態が反映されるタイミングにINFOレベルで出力するようにした。 ただし、有効期間内の基本ライセンスがインポートされている場合は出力しない。 - 有効期間前のライセンス:failed validation of license (before valid period) [品番] - 有効期間切れのライセンス:failed validation of license (expired) [品番] [4] NICを2個以上搭載した環境で、無通信時のCPU使用量を削減した。 [5] 起動処理を高速化した。 [6] 動的フィルター機能の処理性能を改善した。 [7] Hugeグループのパケットバッファのサイズを最適化した。 [8] CONFIG保存中に再起動またはシャットダウンを行う際に、CONFIGが破損する可能性 を低減した。 [9] IPsec経路自動追加機能で、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0ではない経路を追加 できるようにした。 [10] 起動時にコンソールに表示される製品情報からイーサネットアドレスを削除した。 [11] ip keepaliveコマンドで、logオプションがonのとき、SYSLOGに出力される ip keepaliveコマンドの識別番号の表示を3桁から4桁に変更した。 [12] show environmentコマンドで、イーサネットアドレスの出力書式を変更した。 [13] show configコマンドを実行したとき、イーサネットアドレスが二重に表示されな いようにした。 [14] 以下のコマンドで、対象インターフェースのMTUを表示するようにした。 - show status lan - show status pp - show status tunnel [15] show status bridgeコマンドで、ブリッジインターフェースに収容されたLANイン ターフェースのMTUを表示するようにした。 [16] LANインターフェース名を指定する各種コマンドにおいて、仮想NICを装着していな いLANインターフェースを指定できるようにした。 [17] show status ipv6 dhcpコマンドで、Infomation-Requestに対するReply内の以下の 情報を表示するように変更した。 - DNS server - Domain name [18] show config listコマンドを実行したとき、内蔵フラッシュROM使用状況(項目名: Sects) を出力しないようにした。 変更前は常に "000/000" と出力していた。 [19] 以下のコマンドで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0でない経路を入力できるよ うにした。 - bgp force-to-advertise - ip INTERFACE rip force-to-advertise - ip route [20] show ip/ipv6 connectionコマンドの表示内容を変更した。 - ルーター全体のコネクション数と現在時刻を表示するようにした - detailキーワードを指定した場合、インターフェースごとにコネクション数を表 示するようにした - summaryキーワードを指定した場合、ルーター全体のコネクションが1つも存在し ないときはインターフェースごとにコネクション数を表示しないようにした [21] nslookupコマンドにオプションを追加した。 - server - edns - type - cache ○nslookup [書式] nslookup HOST [server=SERVER [edns=EDNS]] [type=TYPE] [cache=CACHE] [設定値及び初期値] ・HOST [設定値] : IPv4 アドレス IPv6 アドレス ホスト名 [初期値] : - ・SERVER ★ [設定値] : 名前解決に使用する DNS サーバーの IPv4 アドレス、IPv6 ア ドレス [初期値] : - ・EDNS ★ [設定値] : -------------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------------- on 対象の DNS サーバーへの通信を EDNS で行う off 対象の DNS サーバーへの通信を DNS で行う -------------------------------------------------------------------- [初期値] :off ・TYPE ★ [設定値] : -------------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------------- A IPv4 アドレスを取得する AAAA IPv6 アドレスを取得する A+AAAA IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを取得する PTR IP アドレスからドメイン名を取得する auto HOST の設定値に応じて動作する -------------------------------------------------------------------- [初期値] : auto ・CACHE ★ [設定値] : -------------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------------- on DNS キャッシュを優先して名前解決を行う off DNS キャッシュを無視して名前解決を行う -------------------------------------------------------------------- [初期値] : on [説明] DNS による名前解決を行う。 TYPE を auto に設定したときは、HOST の設定値が IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスのときは A および AAAA を取得し、FQDN のときは PTR を取得する。 CACHE を on に設定したときであっても、dns cache use が off なら DNS キャッ シュを使用しない。 [ノート] AAAAレコードとIPv6アドレスのPTRレコードは、以下の機種およびリビジョンで 使用不可能。 RTX830 Rev.15.02.08以前 RTX1210 Rev.14.01.32以前 RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.25以前 serverオプション、ednsオプション、typeオプションおよびcacheオプションは 以下の機種およびリビジョンで使用不可能。 RTX830 Rev.15.02.33以前 RTX1210 Rev.14.01.42以前 RTX1220 Rev.15.04.07以前 RTX1300 Rev.23.00.16以前 RTX3510 Rev.23.01.03以前 RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.34以前 [22] show nat descriptor addressコマンドおよびshow nat descriptor interface address コマンドで、IPマスカレードテーブルの表示内容を以下のように変更した。 - コマンドの実行時刻を表示するようにした - セッション数を表示する項目のタイトルや位置を変更した - セッションが存在しない場合でもセッション数を表示するようにした [23] ip keepaliveコマンドで、以下を変更した。 - gatewayパラメーターにFQDNを指定できるようにした。 - logオプションによるログメッセージの内容を指定できるようにした。 ○ネットワーク監視機能の設定 [書式] ip keepalive NUM KIND INTERVAL COUNT GATEWAY [GATEWAY ...] [OPTION=VALUE ...] no ip keepalive NUM [設定値及び初期値] ・NUM : 監視設定の識別番号 [設定値] : ---------------------------------------------------------------- 設定値 説明 ---------------------------------------------------------------- 1..6000 vRX Amazon EC2 版 通常モード、vRX VMware ESXi 版 通常モー ド、vRX さくらのクラウド版 で設定可能 1...3000 RTX5000、RTX3510 で設定可能 1...1000 vRX Amazon EC2 版 コンパクトモード、vRX VMware ESXi 版 コン パクトモード、RTX3500 で設定可能 1..100 上記以外の機種で設定可能 ---------------------------------------------------------------- [初期値] : - ・kind : 監視方式 [設定値] : ----------------------------- 設定値 説明 ----------------------------- icmp-echo ICMP Echo を使用する ----------------------------- [初期値] : - ・interval [設定値] : キープアライブの送信間隔秒数 (1..65535) [初期値] : - ・count [設定値] : 到達性がないと判断するまでに送信する回数(3..100) [初期値] : - ・gateway : 複数指定可 (10 個以内 ) [設定値] : ・IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx (xxx は十進数 ) ・dhcp interface RTX5000 と RTX3500 は Rev.14.00.29 以降で指定可 -------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------- interface DHCP にて与えられるデフォルトゲートウェイを使う場合の、 DHCP クライアントとして動作する LAN インタフェース名ま たは WAN インタフェース名 -------------------------------------------------------------- ・FQDN・・・★ ドメイン名を含んだホスト名 [初期値] : - ・option=value 列 [設定値] : ------------------------------------------------------------------- option value 説明 ------------------------------------------------------------------- log on 状態変化、到達性の変化、ICMP Echo 送受信の SYSLOG を出力する・・・★ 3 状態変化、到達性の変化、ICMP Echo 送受信の SYSLOG を出力する・・・★ 2 状態変化、到達性の変化の SYSLOG を出力する・・・★ 1 状態変化の SYSLOG を出力する・・・★ off SYSLOG を出力しない upwait 秒数 到達性があると判断するまでの待機時間 (1..1000000) downwait 秒数 到達性がないと判断するまでの待機時間 (1..1000000) length バイト ICMP Echo パケットの長さ (64-1500) local-address IP アドレス 始点 IP アドレス ipsec-refresh セキュリティ・ゲートウェイの DOWN→UP または UP→DOWN に状態が変化した場合に、指定のセキュリティ・ゲート 識別子 (gateway_id) ウェイに属する SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る ) ipsec-refresh-up セキュリティ・ゲートウェイの DOWN→UP に状態が変化した場合のみ、指定のセキュリティ・ゲートウェイに属す 識別子 (gateway_id) る SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る ) ipsec-refresh-down セキュリティ・ゲートウェイの UP→DOWN に状態が変化した場合のみ、指定のセキュリティ・ゲートウェイに属す 識別子 (gateway_id) る SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る ) gateway-selection-rule head ICMP Echo パケットを送信する際、該当する経路に複数のゲートウェイが指定さ れていても、必ず最初に指定されたゲートウェイへ送出する normal ICMP Echo パケットを送信する際、該当する経路に複数のゲートウェイが指定さ れていたら、通常の規則に従い送出ゲートウェイを選択する ------------------------------------------------------------------- [初期値] : ・log=off ・upwait=5 ・downwait=5 ・length=64 ・gateway-selection-rule=head [説明] 指定したゲートウェイに対して ICMP Echo を送信し、その返事を受信できるか どうかを判定する。 [24] show copyrightコマンドで、detailオプションを指定して実行したときに表示され るRTproのURLの表記を「http:」から「https:」へ変更した。 [25] dns cache max entryコマンドで、最大エントリー数の上限を1024から8192に変更 した。 ○DNS キャッシュの最大エントリ数の設定 [書式] dns cache max entry NUM no dns cache max entry [NUM] [設定値及び初期値] ・NUM [設定値] : 最大エントリ数 (1...8192)・・・★ [初期値] : 256 [説明] DNS キャッシュの最大エントリ数を設定する。 設定した数だけ、ルーター内部に DNS キャッシュとして上位 DNS サーバーか らの返答を保持できる。設定した数を超えた場合、返答が返ってきた順で古い ものから破棄される。 上位 DNS サーバーから得られた返答には複数の RR レコードが含まれているが、 DNS キャッシュの保持時間は、それらの RR レコードの TTL のうちもっとも短 い時間になる。また、まったく RR レコードが存在しない場合には、60 秒とな る。返答が得られてから保持時間を経過したエントリは、DNS キャッシュから 削除される。 [26] show nat descriptor masquerade session summaryコマンドの出力書式を変更した。 また、セッション数がピーク値を記録した日時も出力するようにした。 [27] cold startコマンドを実行したとき、vrx userコマンドが設定されている場合にラ イセンスを保持するか削除するかを確認するようにした。 [28] ip pp remote address poolコマンドで、dhcpを指定したときに、割り当てを行う LANインターフェースまたはDHCPスコープ番号を設定できるようにした。 ○リモート IP アドレスプールの設定 [書式] ip pp remote address pool IP_ADDRESS [IP_ADDRESS...] ip pp remote address pool IP_ADDRESS-IP_ADDRESS ip pp remote address pool dhcp [INTERFACE [TYPE]] ★ ip pp remote address pool dhcp scope SCOPE_NUM ★ ip pp remote address pool dhcpc [INTERFACE] no ip pp remote address pool [設定値及び初期値] ・IP_ADDRESS [設定値] : anonymous のためにプールする IP アドレス [初期値] : - ・IP_ADDRESS-IP_ADDRESS [設定値] : IP アドレスの範囲 [初期値] : - ・dhcp : 自分自身の DHCP サーバー機能を利用することを示すキーワード [初期値] : - ・dhcpc : DHCP クライアントを利用することを示すキーワード [初期値] : - ・INTERFACE ★ [設定値] : LAN インタフェース名 省略時は lan1 [初期値] : ・TYPE ★ [設定値] : -------------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------------- primary ip INTERFACE address に設定されている IP アドレスと同じネッ トワークから割り当てる secondary ip INTERFACE secondary address に設定されている IP アドレ スと同じネットワークから割り当てる 省略 自動選択 -------------------------------------------------------------- [初期値] : ・SCOPE_NUM ★ [設定値] : スコープ番号 [初期値] : [説明] anonymous で相手に割り当てるための IP アドレスプールを設定する。PP とし て anonymous が選択された場合のみ有効である。 dhcp を設定した場合は、自分自身が DHCP サーバーとして動作している必要が ある。自分で管理している DHCP スコープの中から、INTERFACE で指定した LAN インターフェースの TYPE で指定した IP アドレスと同じネットワークの IP アドレスを割り当てる。TYPE を省略した場合にはプライマリアドレスから 割り当てを行い、失敗した場合にセカンダリアドレスから割り当てを行う。 ★ dhcp scope を設定した場合は、SCOPE_NUM で設定したスコープ番号の DHCP ス コープ から IP アドレスを割り当てる。 ★ dhcpc を設定した場合は、INTERFACE で指定した LAN インタフェースが DHCP クライアントとして IP アドレス情報のみを取得し、そのアドレスを割り当て る。取得できなかった場合は、0.0.0.0 を割り当てる。 [ノート] ip_address として設定できる数は下記の通り。 --------------------------------------- 機種 リビジョン 最大設定可能数 --------------------------------------- vRX シリーズ すべてのリビジョン 1040 RTX5000 すべてのリビジョン 3104 RTX3510 すべてのリビジョン 1104 RTX3500 すべてのリビジョン 1104 RTX1300 すべてのリビジョン 101 RTX1220 すべてのリビジョン 101 RTX1210 すべてのリビジョン 103 RTX840 すべてのリビジョン 32 RTX830 すべてのリビジョン 32 --------------------------------------- 第 3、第 4 書式は vRX さくらのクラウド版 Rev.20.02.03 以降で使用可能。★ ■バグ修正 [1] L2TPv3で、l2tp remote end-idコマンドに対向と異なるend-idを設定したとき、リ ブートすることがあるバグを修正した。 [2] BGP機能を使用しているとき、近隣ルーター宛ての経路とBGPで受信した経路より優 先度の高い経路を同時に削除するとリブートすることがあるバグを修正した。 [3] SNMPで、SYNTAXがOCTET STRINGのMIBオブジェクトの値を取得すると、取得に失敗し たりリブートしたりすることがあるバグを修正した。 [4] Luaスクリプト機能で、ライブラリ関数rt.socket.dns.tohostname()を実行すると、 リブートしたりハングアップしたりすることがあるバグを修正した。 [5] IPv6で、IPv6ファストパスで処理されるはずのパケットがノーマルパスで処理され るようになり、それ以降IPv6の通信速度が低下し、稀にリブートすることがあるバ グを修正した。 なお、IPv4 over IPv6トンネル使用時に、LAN側でIPv4アドレスのみを使用している 場合は、このバグには該当しない。 [6] ルーター稼働中にごく稀にリブートすることがあるバグを修正した。 [7] SYSLOG送信機能で、SYSLOGパケットの送出インターフェースがダウンしているとき にSYSLOGパケットの送信が発生するとリブートする可能性を排除した。 [8] VPN機能で、対向から通常の通信では発生しない異常なパケットを受信したとき、リ ブートすることがあるバグを修正した。 また、このようなパケットを受信したときには、以下のデバッグレベルのログを出 力しパケットを破棄するようにした。 - Packet dropped on インターフェース (duplicate tunnel encapsulation) - Packet dropped on インターフェース (multiple tunnel encapsulation) [9] SFTPサーバー機能で、一部のSFTPクライアントから接続されたときにリブートまた はハングアップするバグを修正した。 [10] IPsec機能で、既に設定されているipsec transportコマンドを変更または上書きす るとリブートすることがあるバグを修正した。 [11] Luaスクリプト機能で、検索文字列に正規表現オブジェクトを指定したrt.syslogwatch の実行中に、瞬間的に大量のSYSLOGが出力されるとリブートすることがあるバグを 修正した。 なお、rt.syslogwatchにおいて未処理のSYSLOGが10万行を超えた場合、超過分の SYSLOGは処理対象から除外され、該当するSYSLOGの末尾には「(missed in rt.syslogwatch)」 というメッセージが付加される。 [12] IPsecで、SAの寿命満了によるSA削除とコマンド実行によるSA削除のタイミングが 重なったときにリブートすることがあるバグを修正した。 [13] console characterコマンドをja.utf8に設定しているときに、コンソール上でシフ トJISで対応していない文字コードを入力するとリブートするバグを修正した。 [14] queue class filterコマンドで、正しくない書式で設定しようとするとリブートす ることがあるバグを修正した。 [15] loadコマンドで、多対地VPN設定などの大量のトンネルインターフェースを含むコン フィグを読み込むとリブートすることがあるバグを修正した。 [16] メモリー使用率が100%に近い状態で、以下の場合にメモリーリークが発生するバグ を修正した。 - 以下のコマンドを実行したとき - show config - show config N - show config pp - show config tunnel - show ip secure filter - show ipv6 secure filter - show config difference - rollback timer - rollback timerコマンドでタイムアウトが発生したとき - loadコマンドのrollback-timerオプションでタイムアウトが発生したとき [17] VPNオプションライセンスがインポートされている状態でclear vrx licenseコマン ドを実行したとき、メモリーリークが発生するバグを修正した。 [18] 起動後にL2TP/IPsecのanonymous接続の設定を行い、登録したanonymousユーザーが 接続したときにIPv6CPがUPすると、接続/切断が行われるたびにメモリーリークが 発生するバグを修正した。 [19] BGP機能で、以下のいずれかのタイミングでメモリーリークが発生するバグを修正 した。 - 既存の経路より優先度の高い経路が追加された - 同じ宛先の経路を複数受信している状態で最も優先度の高い経路が削除された [20] ステートレスDHCPv6クライアントまたはDHCPv6-PDクライアント機能で、 SIP Servers IPv6 Address Listオプションが設定されたメッセージを受信したと き、メモリーリークが発生するバグを修正した。 [21] SSHクライアント機能で、sshコマンドを実行するときにメモリーリークが発生する バグを修正した。 [22] telnetコマンドで、接続に失敗するとメモリーリークが発生するバグを修正した。 [23] IPsec機能で、NATトラバーサルを利用したインターネット接続をしているとき、 CPU使用率が高騰することがあるバグを修正した。 [24] RIPv2で、過去に受信した経路と宛先が同じでメトリックとネクストホップが異な る経路を同じ広告元から受信したとき、show ip rip tableコマンドのゲートウェ イが新しく受信した経路のネクストホップに更新されないバグを修正した。 [25] RIPv2で、過去に受信した経路と宛先やメトリックが同じでネクストホップが異な る経路を同じ広告元から受信したとき、該当経路のゲートウェイが新しく受信した 経路のネクストホップに更新されないバグを修正した。 [26] 以下のパケットをブリッジインターフェース経由で転送すると、IPv4パケットとし てカウントされるバグを修正した。 - IPv6でファストパス対象外のパケット - IPプロトコル以外のパケット(ARPなど) [27] Luaスクリプト機能で以下のライブラリ関数を使用すると、ルーターの動作が不安 定になる可能性を排除した。 - rt.socket.dns.tohostname - rt.socket.dns.toip - TCPオブジェクト (rt.socket.tcp) - connect - bind - UDPオブジェクト (rt.socket.udp) - setpeername - setsockname [28] 以下のパケットをLANインターフェースから送信すると、show ipv6 addressコマン ドの出力に含まれる送信オクテット数が不正に増加するバグを修正した。 - ARPパケット - Wake on LANパケット (wol sendコマンドでethernetキーワードを指定して送信 した場合に限る) [29] ARP要求を受信したとき、そのARP要求の宛先IPアドレスが受信インターフェースと 異なるインターフェースのIPアドレスだった場合に、ProxyARPが無効であっても ARP応答してしまうバグを修正した。 [30] SNMPで、SNMPトラップのtimestampフィールドの値がBasic Encoding Ruleに従って いないバグを修正した。 このため、特定のSNMPマネージャーでは表示が不正になることがあった。 [31] OSPFおよびBGPで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0ではない経路の広告がデフォ ルト経路として取り込まれるバグを修正した。 [32] RIPv2で、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0ではない経路の広告がデフォルト経 路として取り込まれるバグを修正した。 [33] OSPFまたはBGPで、以下の条件をすべて満たすとき、削除された経路がルーティン グテーブルに残ることがあるバグを修正した。 - OSPFまたはBGPから同じ宛先の経路を複数導入している - 上記経路と同じ宛先の経路を静的経路で設定している - OSPFまたはBGP経路の優先度が静的経路より高い - 優先度が最も高い経路と次に高い経路が同時に削除される [34] ブリッジインターフェースで、ブリッジインターフェースに収容するとそのLANイン ターフェースにプロミスキャスモードが設定されるが、収容から外しても解除され ないバグを修正した。 [35] ファストパスで、トンネルインターフェースで受信した異なるトンネルインターフェー スへ転送するパケットを処理したとき、受信パケットの数やサイズがカウントされ ないバグを修正した。 [36] ファストパスで、トンネルインターフェースで受信した異なるトンネルインターフェー スへ転送するパケットを処理したとき、受信パケットの数やサイズがカウントされ ないバグを修正した。 [37] ファストパスで、IPIP(IPv6 over IPv4/IPv6)トンネル上に、IPsec、L2TPv3、 L2TPv3/IPsecのいずれかのトンネルを使用している構成でパケットを処理すると、 IPIPトンネルインターフェースの以下のMIB変数がカウントされないバグを修正し た。 - ifInUcastPkts - ifHCInUcastPkts - ifInOctets - ifHCInOctets [38] ファストパスで、トンネルインターフェースで受信したIPv4パケットをL2TP/IPsec が設定されたトンネルインターフェースへ転送したとき、show status tunnelコマン ドで表示される受信パケットの数やサイズがカウントされないバグを修正した。 [39] Luaスクリプト機能で、フォーマット指定子"%Z"を指定してライブラリ関数os.date() を実行したとき、正しいタイムゾーンを取得できないバグを修正した。 [40] L2TPv3/IPsecで、以下の条件をすべて満たす場合に接続できないバグを修正した。 - トンネルの端点がIPv6アドレスである - トンネル番号が「1」以外に設定されている - ファストパスが有効になっている - IPsecがアグレッシブモードで設定されている [41] PPPoE、L2TP、PPTP、またはモバイル接続(モデム方式)で、以下の条件をすべて 満たすとき認証エラーになるバグを修正した。 - 認証プロトコルがMS-CHAPまたはMS-CHAPv2である - パスワードが33文字以上である [42] L2TP/IPsec接続で、ノーマルパス時にPPインターフェースのMTUに従ってパケット がフラグメントされてしまうバグを修正した。 ○インタフェースの MTU の設定 [書式] ip INTERFACE mtu MTU0 ip pp mtu MTU1 ip tunnel mtu MTU2 no ip INTERFACE mtu [MTU0] no ip pp mtu [MTU1] no ip tunnel mtu [MTU2] [設定値及び初期値] ・INTERFACE [設定値]: ・LANインタフェース名 ・WANインタフェース名 ・vRX シリーズ、RTX5000、および RTX3500 では指定不可能 [初期値]:- ・MTU0,MTU1,MTU2 [設定値]:MTU の値 (64..1500;RTX5000、RTX3500 の LANインタフェース は 64..9578、RTX3510、RTX1300 の LAN インターフェースは 64..10218) [初期値]: ・MTU0=1500 ・MTU1=1500 ・MTU2=1280 [説明] 各インタフェースの MTU の値を設定する。 [ノート] 実際にはこの設定が適用されるのは IP パケットだけである。他のプロトコル には適用されず、それらではデフォルトのまま 1500 の MTU となる。 L2TP接続ではトンネルインターフェースやPPインターフェースのMTU設定は無 視してカプセル化し、送信する物理インターフェースのMTU設定に従ってカプ セル化後のパケットをフラグメントする。★ ○IPv6 インタフェースのリンク MTU の設定 [書式] ipv6 INTERFACE mtu MTU0 ipv6 pp mtu MTU1 ipv6 tunnel mtu MTU2 no ipv6 INTERFACE mtu [MTU0] no ipv6 pp mtu [MTU1] no ipv6 tunnel mtu [MTU2] [設定値及び初期値] ・INTERFACE [設定値]: ・LANインタフェース名 [初期値]:- ・MTU0,MTU1,MTU2 [設定値]:MTU の値 (1280..1500;RTX5000、RTX3500 の LAN インタフェー スは 1280..9578、RTX3510、RTX1300 の LAN インターフェース は1280..10218) [初期値]: ・MTU0=1500 ・MTU1=1500 ・MTU2=1280 [説明] IPv6 インタフェースの MTU の値を設定する。 [ノート] ipv6 tunnel mtu コマンドは RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.29 以降、 RTX1210 Rev.14.01.34 以降、RTX830 Rev.15.02.10 以降、および Rev.15.04 系以降で使用可能。 L2TP接続ではトンネルインターフェースやPPインターフェースのMTU設定は無 視してカプセル化し、送信する物理インターフェースのMTU設定に従ってカプ セル化後のパケットをフラグメントする。★ [43] DHCPサーバー機能で、DHCP Request受信時に予約アドレスを割り当てられなかった 場合にデバッグログに不正なIPアドレスを出力するバグを修正した。 [44] DHCPサーバー機能で、DHCP予約アドレスを範囲指定かつOUI(ベンダーID)設定にし たときに、複数のDHCP要求を同時に受信するとIPアドレスを割り当てられないこと があるバグを修正した。 [45] QoSのクラス分けフィルターで、以下のバグを修正した。 - IPv4の全パケットを対象とするフィルターがあると、それより後に評価される全 てのIPv6のフィルターが無視される - IPv6の全パケットを対象とするフィルターがあると、それより後に評価される全 てのIPv4のフィルターが無視される [46] OSPFおよびBGP機能で、外部経路(OSPFおよびBGPの経路を除く)を広告しているとき、 両方の機能を無効にして外部経路を削除(hidden状態への移行も該当)した後にどち らかの機能を有効にすると、その有効にした機能で削除した経路が広告されてしま うバグを修正した。 [47] PPインターフェースで、NATを適用していない状態かつIPCPによりIPアドレスが割 り当てられている場合に、PPインターフェースのIPアドレス宛のTCP/UDP通信がで きないバグを修正した。 [48] L2TP/IPsecで、NATを適用したインターフェースから受信したパケットをL2TP/IPsec トンネルへ転送するときにファストパスで処理できないバグを修正した。 [49] IPsec機能で、IPv6アドレスかつAHプロトコルを使用するときに通信できないバグ を修正した。 [50] IPIPトンネルで、IPv6アドレスをエンドポイントに設定したトンネルで最初にIPv4 パケットを受信したときに、不正なIPv4ファストパスフローができるバグを修正し た。 [51] 以下のトンネル機能を使ったファストパス通信で、ルーターの上位に存在する2台 で冗長化されたFWが切り替わった時に、トンネルインターフェースを経由した通信 が継続できないバグを修正した。 - IPsec - L2TP/IPsec - L2TPv3 [52] DHCPサーバー機能で、DHCPスコープ内で除外IPアドレスとしたIPアドレスに対して DHCP DECLINEを受信した後に、除外IPアドレスでなくなってしまうバグを修正した。 [53] DHCPv6機能で、リレーエージェントからのパケットを受信したときに、不正な内容 のログが出力されるバグを修正した。 [54] ip keepaliveコマンドで、識別番号を1,000以上で登録したときに発生する以下の バグを修正した。 - ip keepaliveコマンドで、logオプションがonのときにSYSLOGに出力されるログ の表示が1桁後ろにずれてしまう - show status ip keepaliveコマンドの表示が1桁後ろにずれてしまう [55] lan typeコマンドで、MTUに1280未満を設定したとき、IPv6のMTUに1280未満が適用 されてしまうバグを修正した。 この修正により、lan typeコマンドでMTUに1280未満を設定したとき、ipv6 INTERFACE mtu コマンドの設定値に関わらず、IPv6のMTUには1280が適用される。 [56] dns hostコマンドで、設定値に以下のキーワードを指定しているとき、IPv6のDNS パケットを受信するとパケットの送受信ができなくなることがあるバグを修正した。 - bridge1 - lan - lanN [57] show status ipv6 dhcpコマンドで、Information-Requestに対するReplyの応答状 態を示す「state : reply」が複数行表示されてしまうことがあるバグを修正した。 [58] 以下のコマンドや経路変更時のログで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0でない 経路が「default」と表示されるバグを修正した。 - show ip route - show ip rip table - show status bgp neighbor [59] ngn typeコマンドが未設定のとき、DHCPv6-PDクライアントとしてルーターが送信 するSolicitメッセージに不正なIA Prefixオプションが付与されるバグを修正した。 [60] show status ipv6 dhcpコマンドで、実行時に表示される項目名の誤記を修正した。 [61] show status lanコマンドで、console characterがen.asciiに設定されているとき、 ライセンス制限による送信オーバーフローが発生した場合に表示される以下の誤記 を修正した。 - 修正前 - "Transmit overflow due to lisence limit" - 修正後 - "Transmit overflow due to license limit" [62] show environmentコマンドを実行したとき、セキュリティークラスにSSHパラメー ターが表示されないバグを修正した。 [63] 以下のコマンドで、未指定アドレス(0.0.0.0や::)、またはリミテッドブロードキャ ストアドレス(255.255.255.255)を設定してもエラーにならないバグを修正した。 - dns host - httpd host - sftpd host - sntpd host - sshd host - telnetd host - tftp host [64] TUNNEL2インターフェース以降のTUNNELインターフェースに対して以下のコマンド を設定したとき、ルーターを再起動しないとコマンドの設定が反映されないバグを 修正した。 - ip tunnel mtu - no ip tunnel mtu [65] PP2インターフェース以降のPPインタフェースに対して以下のコマンドを設定した とき、ルーターを再起動しないとコマンドの設定が反映されないバグを修正した。 - ip pp mtu - no ip pp mtu [66] dhcp scope optionコマンドで、valueに255バイトを超える値を設定してもエラー にならないバグを修正した。 [67] dhcp scope optionコマンドで、オプション番号128を示すニーモニックがtftp_server_ip_address ではなくtfpt_serverとなっていたバグを修正した。 [68] dns server selectコマンドで、DNSサーバーの設定をIPアドレスで指定し、ednsオ プションを設定してもDNSキャッシュに拡張情報が反映されないバグを修正した。 [69] clear log savedコマンドを実行したとき、リブート直前に退避したログだけでは なくshow logで表示されるログが消去されるバグを修正した。 [70] show status license vrxコマンドで、有効期限の開始日が将来に設定された基本 ライセンスが表示されないバグを修正した。 [71] 以下のコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。 - date - dhcp scope - ipv6 INTERFACE rtadv send - ipv6 prefix - queue INTERFACE default class - show ip connection - show ipv6 connection -------------------------------------------------------------------------------- ■更新履歴 Jul. 2026, Rev.20.02.03 リリース 以上