Revision : 15.00.07 Release : Feb. 2017, ヤマハ株式会社 Rev.15.00.07 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○NVR700W Rev.15.00.03 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] YNOエージェント機能に対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] show onu-module infoコマンドで、接続された小型ONUの情報を表示するインターフェー スを指定できるようにした。 インターフェースを指定しない場合には、従来通りすべてのONUインターフェースに 接続された小型ONUの情報が表示される。 ○小型ONUの情報を表示する [書式] show onu-module info [INTERFACE] [設定値及び初期値] INTERFACE ★ [設定値] : ONUインターフェース名 [初期値] : - [説明] ONUインターフェースに接続された小型ONUの情報を表示する。 インターフェースを指定しない場合には、すべてのONUインターフェースに接続さ れた小型ONUの情報を表示する。 ★ 表示内容は以下の通り。 - イーサネット規格 - ベンダー名 - ベンダーID - 型番 - シリアル番号 [ノート] ONUインターフェース名は、NVR700W Rev.15.00.07以降、NVR510 Rev.15.01.06以 降のファームウェアで指定することができる。 ★ [2] 全ノードマルチキャストアドレス(ff02::1)、および全ルーターマルチキャストアド レス(ff02::2)宛にping6コマンドを実行したとき、ルーター自身も応答を返すように した。 ■バグ修正 [1] IPv6ファストパスでVoIP通話を行なうとリブートするバグを修正した。 [2] ブリッジインターフェースを端点として接続が確立したL2TPv3で、以下の条件を満た す宛先に対して転送しようとしたフレームがフラグメントされたとき、リブートする バグを修正した。 - ブリッジインターフェースに収容されたトンネルインターフェースの先にある - ブリッジのラーニングテーブルに存在しない [3] RIPを有効にしているとき、LAN(/ONU)バックアップのバックアップ先インターフェー スに未設定のPPインターフェースを指定しておくと、バックアップに切り替わるタイ ミングでリブートするバグを修正した。 [4] tunnel backup コマンドでバックアップ先にLANインターフェースを指定している場 合、バックアップに切り替わる度にメモリーリークが発生するバグを修正した。 [5] 同じネットワークに対する複数の経路が取り込まれた状態で、それらが同時に削除さ れるとき、OSPFやBGPで受信した経路がルーティングテーブルに残ることがあるバグ を修正した。 [6] Web GUIにアクセスしたとき、本来すぐに削除されるべきTCPのセッションが数分間削 除されずに残るバグを修正した。 Rev.15.00.03でのみ発生する。 [7] 非通知着信のときに正しく非通知理由を通知していなかったバグを修正した。 一部の電話機では非通知やヒツウチなどの表示ではなくPと表示されていた。また、 一部の電話機では非通知理由が表示されていなかった。 [8] 工場出荷状態のとき、Web GUIの[かんたん設定]-[IP電話]で、「プレフィックスの設 定一覧」のネットボランチ電話のプレフィックスが本来は"## (固定値)"と表示され るところ、"## (固定値) / ####"と表示されてしまうバグを修正した。 以下のプレフィックスの設定ページで発生する。 - ひかり電話 - SIPサーバー接続 - SIP電話帳 - ネットボランチ電話 Rev.15.00.03でのみ発生する。 ■更新履歴 Feb. 2017, Rev.15.00.07 リリース Mar. 2017, 仕様変更[1] 誤記修正 以上