http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.11.01/relnote_11_01_12.html Revision : 11.01.12 Release : Feb. 2013, ヤマハ株式会社 Rev.11.01.12リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ RTX810 Rev.11.01.09 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■機能追加 [1] かんたん設定ページのスイッチ制御のページで、スナップショット機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/snapshot.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [2] スイッチ制御機能で、LANケーブル二重化機能を追加した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/lan_duplication.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 [3] かんたん設定ページのスイッチ制御のページで、管理中のスイッチに設定されている すべてのタグVLANの情報をVLAN IDごとに色分けして表示するページを追加した。 [スイッチ制御(スイッチの管理トップページ)]で、VLANの設定を表示したり変更した りするセレクトメニューから"VLAN一覧表示"を選択することでアクセスできる。 [4] スイッチ制御機能で、ループ検出機能を強化した。 スイッチ制御パケットによるループ検出機能を追加した。 この機能により、ヤマハスイッチの配下に接続されたハブやスイッチでループが発生 した場合に、それらの機器が接続されているヤマハスイッチのポート上でループを検 出することができる。 ただし、ネットワーク構成や環境、設定内容によって、ループを検出できないことが ある。例えば、ヤマハスイッチ配下のハブやスイッチにて輻輳等が発生し、スイッチ 制御パケットが転送されない場合は、ループを検出できないことがある。 ○スイッチ制御パケットを用いたループ検出を行うか否かの設定 [書式] switch control function set loopdetect-use-control-packet MODE no switch control function set loopdetect-use-control-packet switch control function get loopdetect-use-control-packet [SWITCH] [設定値及び初期値] MODE [設定値] : -------------------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------------------- on 制御パケットによるループ検出を行う off 制御パケットによるループ検出を行わない -------------------------------------------------------- [初期値] : on SWITCH [設定値] : スイッチ ・MACアドレス ・経路 [初期値] : - [説明] スイッチ制御パケットを用いたループ検出を行うか否かを設定する。 本機能をonに設定すると、スイッチ自身が送信した制御パケットを受信した場合 にループが発生したと判断する。 [ノート] スイッチ配下のハブやスイッチにて輻輳等が発生し、制御パケットが転送されな い場合は、ループを検出できないことがある。 [5] かんたん設定ページのスイッチ制御のページで、スイッチの各ポートに接続されてい るホストを一覧表示できるページを追加した。 スイッチのアイコンのポート部分をクリックしたときに表示される[スイッチ制御(ス イッチポートの設定)]からアクセスできる。 [6] スイッチ制御機能で、ポートブロッキング機能を追加した。 ポート毎にスイッチ制御パケット、データパケットを遮断できる。 これにより、スイッチを制御できるポートを限定できる。 ○スイッチ制御パケットを遮断するか否かの設定 [書式] switch control function set port-blocking-control-packet PORT MODE no switch control function set port-blocking-control-packet PORT switch control function get port-blocking-control-packet PORT [SWITCH] [設定値及び初期値] PORT [設定値] : ポート番号 [初期値] : - MODE [設定値] : -------------------------------------------- 設定値 説明 -------------------------------------------- on 制御パケットを遮断する off 制御パケットを遮断しない -------------------------------------------- [初期値] : off SWITCH [設定値] : スイッチ ・MACアドレス ・経路 [初期値] : - [説明] スイッチ制御パケットを遮断するか否かを設定する。本機能をonに設定すると、 当該ポートでスイッチを制御するための通信が行われなくなる。 ○スイッチ制御パケット以外のデータパケットを遮断するか否かの設定 [書式] switch control function set port-blocking-data-packet PORT MODE no switch control function set port-blocking-data-packet PORT switch control function get port-blocking-data-packet PORT [SWITCH] [設定値及び初期値] PORT [設定値] : ポート番号 [初期値] : - MODE [設定値] : ---------------------------------------------- 設定値 説明 ---------------------------------------------- on データパケットを遮断する off データパケットを遮断しない ---------------------------------------------- [初期値] : off SWITCH [設定値] : スイッチ ・MACアドレス ・経路 [初期値] : - [説明] スイッチ制御パケット以外のデータパケットを遮断するか否かを設定する。本機 能をonに設定すると、当該ポートでスイッチを制御するための通信以外のデータ 通信が行われなくなる。 [7] SSHクライアント機能および、SCPに対応した。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ssh/index.html http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/scp/index.html 外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。 ■仕様変更 [1] かんたん設定ページのスイッチ制御のページで、スイッチのアイコン上部にスイッチ の名称を表示するようにした。 また、スイッチのアイコンが詳細表示されているとき、アイコン上部に機器間の接続 ポートを表示するようにした。 ■バグ修正 [1] Unnumbered接続をしているインターフェースでOSPFを使用すると経路が正しく切り替 わらないバグを修正した。 Rev.11.01.09のみで発生する。 ■更新履歴 Feb. 2013, Rev.11.01.12 リリース 以上