Revision : 04.06.60 Release : May 2004, ヤマハ株式会社 RTA55i Rev.4.06.60 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.4.06.54からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] sip server qvalue コマンドを追加した。 ○REGISTERリクエストのContactヘッダに付加するqvalueを設定する [入力形式] sip server qvalue NUM VALUE [パラメータ] ・NUM サーバの登録番号 (1-65535) ・VALUE q値 (VALUE 0-1.000) [説明] SIPサーバへ接続する時に送信するREGISTERリクエストのContactヘッダに 付加するq値を設定する。 同じアカウントで同時に複数の端末から接続が許されているSIPサーバを 利用する時に、この設定により着信する優先順位をSIPサーバに通知する事が 可能となる。 数値が大きい方が優先される。 NUMはsip serverコマンドで設定されているサーバの登録番号のみ設定が可能。 VALUE=0でqvalueを付加しない設定となる。 [初期値] 0 [2] FUSION IP-Phone に対応した。 [3] REGISTERリクエストの更新間隔を設定出来るコマンドを新設した。 ○SIPサーバに送信するREGISTERリクエストの更新間隔を通常時と異常時にお いて何分毎に送信するかを設定する [入力形式] sip server register timer NUM OK_T NG_T [パラメータ] ・NUM SIPサーバ番号 ・OK_T 通常時更新間隔(分) ・NG_T 異常時更新間隔(分) [説明] SIPサーバにREGISTERリクエストを送信する間隔を設定する。 正常に更新されている場合には通常時更新間隔毎に更新する。 サーバからエラーが返されたり、サーバから応答が無い場合には、 異常時更新間隔毎に更新する。また、この時のExpiresヘッダは 通常時更新間隔を2倍して秒に直した値で送信する。しかし、サーバから Expiresの指定があった場合はその値に従って、指定された値の半分の 時間で通常時の更新を行う。 [初期値] OK_T = 30 NG_T = 5 [4] アナログ機能で、発呼経路を決めるプレフィックスに、数字+# という形式 以外に、4桁の値が使用できるようにした。修正後のコマンドラインは以下 の通り。また、かんたん設定ぺージも対応している。 ○アナログポートからのダイヤル時、特定のプレフィックスによる発呼経路の 設定 [入力形式] analog extension dial prefix [port=PORT] ROUTE [server=SIP_SERVER_NUM [phone]] [prefix=PREFIX] [パラメータ] ・PORT TELポートに対して設定する場合のポート番号 ・ROUTE line ... 公衆回線(ISDN/PSTN)でかけるためのプレフィックス 設定 sip ... インターネット電話(SIP)でかけるためのプレフィッ クス設定 netvolante ... ネットボランチ電話番号へかけるためのプレフィッ クス設定 ・SIP_SERVER_NUM ... ダイヤルした番号を埋め込むサーバ ・phone ... 宛先のURIにuser=phoneのタグを埋め込む ・PREFIX 入力なし ... プレフィックスなし '0'から'9'までの数字または'#'(2桁目のみ)、最大4桁 ... プレフィックスに対する設定 [説明] アナログポートからのダイヤル時に、特定のプレフィックスによる発呼 経路を設定する。 プレフィックスが既に他の経路に設定されている場合、新しく設定した 経路が有効となり、以前の経路は削除される。 PORTを設定すると、選択されたTELポートのみに対してプレフィックス と発呼経路の関係が設定される。発呼時には、まずTELポートに対する 設定が優先され、そのプレフィックスに対する設定が存在しない場合は TELポートが指定されていない設定が使用される。 SIP_SERVER_NUMを設定すると、sip serverコマンドによるサーバ設定に おけるSIP_URIのユーザ名部分をダイヤルした番号に置き換えてSIPの発 呼を行う。 phoneを設定すると、宛先のURIにuser=phoneのタグを埋め込んでSIPの 発呼を行う。一般回線に抜ける発呼を行う際に必要に応じて設定する。 [ノート] SIP_SERVER_NUM, phoneはSIPサーバ対応時に有効になるパラメータtftp から設定を入力する場合、#がコメント開始を示す記号となっているた め、#の前にエスケープ文字(キャラクターコード0x5c)を入力する必要 がある。 [デフォルト値] line sip 9# [5] IP電話サーバ対応機能で、着信時に電話機に通知するナンバー・ディスプ レイ情報の表示内容を変更できるようにした。 ○SIPプロトコルによるインターネット電話着信時、SIPサーバ毎のナンバー・ ディスプレイ表示内容作成ルールの設定 [入力形式] sip server arrive number display server=SIP_SERVER_NUM rule=RULE [パラメータ] ・SIP_SERVER_NUM SIPサーバの登録番号 (1-65535) ・RULE ナンバー・ディスプレイ表示内容ルール 'as-is' ... DisplayName、SIPユーザ名の順に検索、表示でき る内容をそのまま表示。 '1' ... 1. SIPユーザ名が数字であった場合、SIPユーザ名 を使用し、 1.1 8桁未満であればそのまま表示 1.2 先頭が'0'であればそのまま表示 1.3 先頭が'81'または'+81'であれば、その部分 を'0'に置き換えて表示 1.4 その他の場合は先頭に'0'を付加して表示 2. SIPユーザ名が数字のみでない場合、 2.1 DisplayName に番号非通知の理由表示が示 されていれば、その内容を表示 2.2 DisplayName が全て数字の場合、その番号 を表示 2.3 DisplayName が数字のみでない場合、ある いはDisplayName がない場合、サービス提 供不可で非表示 '2' ... '1' のルールにおいて、2.2 においてサービス提 供不可で非表示とする [説明] SIPプロトコルによるインターネット電話着信で、自分のSIPアドレ ス帳に設定されていない相手からの着信、あるいは NetVolante 電 話番号が通知された着信でない場合に、ナンバー・ディスプレイ等 での発番号情報表示内容のルールを設定する。 [ノート] (*)デフォルトの変換ルールは、Fusion IP-Phoneにおける変換ルール であり、他のサービスでas-is以外のルールが必要な場合、適宜追加 していく必要がある。 (*)SIPサーバ経由の着信かどうかの判定は、着信時の Request URI に おける user 名部分とSIPサーバへの登録内容との比較で行っている。 (コマリファにはあえて記載しない方が良いと思われる) [デフォルト値] '1' ■仕様変更 [1] SIP通信においてre-INVITEやre-INVITEに対する200 OK送信時に以前送信し たSDPと全く同じものを送るように変更した。 [2] SIPサーバに接続するのを失敗した時に、自動的に再接続を行う間隔を28分 から5分にした。 [3] SIP発信時、相手先からまず183(SDPなし)を受信しその後183(SDP付き)を受 信したときに、リモート側からのリングバックトーンを再生するようにした。 [4] インターネット電話にて、着信時に3分以上呼び出しが続いたらタイムアウ トで切断するが、この時、600 Busy Everywhereレスポンスを返していたの を408 Request Timeout レスポンスを返すように変更した。 これにより通信履歴にもALERT TIMEOUT(3019)が残るようになる。 [5] show status sip presenceコマンドでExpiresの値とREGISTERクライアント のIPアドレスとポート番号を表示させるようにした。 端末がオフラインの場合、ExpiresとIPアドレスは'-'と表示する。 また、受信したREGISTERのContactヘッダにポート番号が指定されていない 場合は、IPアドレス欄にポート番号は表示されない。 表示例) # show status sip presence 登録済 オンライン 登録名 IPアドレス 電話番号 Expires sip:rt_test@test.com 192.168.100.3 12345 16[分] 登録済 オフライン 登録名 IPアドレス 電話番号 Expires sip:test@domain.ne.jp - 11111 - 未登録 オンライン 登録名 IPアドレス 電話番号 Expires sip:01234@192.168.100.1 192.168.100.2:9628 - 20[分] [6] To、From、Call-ID、CSeqが同じでRequest-URIだけが違うINVITEリクエスト を約40秒以内に受信した時に、INVITEリクエストの再送と判断して後発のリ クエストを捨てていたが、それぞれを別々の呼として着信させる事が出来る ようにした。 [7] FUSION IP-Phoneのサービスにおいて、番号通知発信/非通知発信を通常時ど ちらを使うかを設定可能にした。また、必ず通知/必ず非通知を設定する事 も可能にした。 この変更に伴い、sip server privacyコマンドの仕様を変更した。 ○先頭に付加された184/186をどのように取り扱うかを指定する。 [入力形式] sip server privacy NUM SW [PATTERN] [パラメータ] ・NUM ... サーバの登録番号 (1-65535) ・SW off ... ダイヤルされたそのままの番号で発信する always-off ... ダイヤルされた番号から184/186を取り除き、 常に「通知」で発信する always-on ... ダイヤルされた番号から184/186を取り除き、 常に「非通知」で発信する default-off ... ダイヤルされた番号から184/186を取り除 き、184が付加されている場合には「非通 知」で、それ以外の場合には「通知」で発 信する。 default-on ... ダイヤルされた番号から184/186を取り除き、 186が付加されている場合には「通知」で、 それ以外の場合には「非通知」で発信する。 ・PATTERN sip-privacy ... draft-ietf-sip-privacy-01に従って発信者 番号の通知/非通知を行う。 rfc3325 ... RFC3325に従って発信者番号の通知/非通知を行う。 as-is ... ダイヤルされた番号に184/186を付加して発信する。 [説明] ダイヤルされた番号の先頭に付加された184/186をどのように取り扱う かを指定する。 各パターンパラメータで指定した方式に従って、ダイヤルされた番号を 処理する。 パターンパラメータを省略した場合は、draft-ietf-sip-privacy-01に 従って、ダイヤルされた番号を処理する。 [デフォルト値] off [8] VoIP機能において、REGISTERリクエストを受信した場合、サインインかサイ ンアウトかをログに表示するようにした。 REGISTERの受信ログは、analog extension log onに設定されている場合の み表示される。 具体的には、受信したリクエストのExpiresの値を見て、0のときはサインア ウト、それ以外はサインインと見なしている。 例: [SIPGW Rcv] To [192.168.100.1:5060] From [192.168.100.2:1832] [SIPGW Rcv] SIP_REQUEST[REGISTER (SIGN IN)] [SIPGW Rcv] SIP_REQUEST[REGISTER (SIGN OUT)] [SIPGW Snd] To [192.168.100.2:15139] From [192.168.100.1:5060] [9] 公衆回線への発信ができず、VoIPへの発信ができる設定になっているTELポ ートをオフフックした際、「VoIP機能を使用する」設定になっていれば(機 器間アナログ機能の場合、親機において)、ビジートーンの代わりに、アザ ー・ダイヤルトーンが鳴るように変更した。 [10] VoIP機能で、SIPのSDPにa=ptime:20を記述するようにした。 [11] VoIP機能で、analog sip call mynameコマンドのパラメータとして"sip:" 以降に指定するユーザ名の最大文字数を16文字から28文字に変更した。 [12] VoIP機能で、session-timer利用時のINVITE送信時にrefresherパラメー タを付加するようにした。 発信時のINVITEには必ずrefresher=uacとなり、re-INVITE時にはその呼の 間で決まったrefresherパラメータの値となる。 [13] IP電話サーバ対応機能において、ACKリクエスト、またはre-INVITEを受 信したとき、ContactヘッダやRecord-Routeヘッダの有無によってパケッ トの送信先を変更しないように修正した。 [14] VoIP機能で、存在しない呼のre-INVITEを受信した時に"481 Call Leg/ Transaction Does Not Exist"レスポンスを返すようにした。 [15] VoIP機能で、受信したINVITEのToヘッダを着信許可の判別に使っていた のをRequest-URIを使うように変更した。 [16] ネットボランチDNSで何らかのエラーにより自動更新に失敗した場合、自動 更新処理を3回までリトライをするようにした。 [17] ネットボランチDNSの通信タイムアウトのデフォルト値を30秒から90秒に変 更した。 [18] 1つのIPパケットに複数のGREパケットが含まれてきたときは、2つ目以降は 廃棄するようにした。また、GREパケットととして完成していないデータを 受信したときは、そのデータを破棄するようにした。 [19] IPv6で、グローバルユニキャストアドレスとして利用できるアドレス空間 を拡張した。RFC3513 2.4の記述に従って、次のように区別する。 - ::/128 ... 未指定アドレス - ::1/128 ... ループバックアドレス - FF00::/8 ... マルチキャストアドレス - FE80::/10 ... リンクローカルユニキャストアドレス - FEC0::/10 ... サイトローカルユニキャストアドレス - 上記以外 ... グローバルユニキャストアドレス [20] UPnPのDescriptionで通知するURLをhttp://setup.netvolante.jp/から http://LAN1のアドレス/に変更した。 また、ルータのHTTPDの接続ポートが80以外の場合は、 http://LAN1のアドレス:ポート番号/で通知される。 これにより、Windows XP/Meのマイネットワークに表示されるアイコンを ダブルクリックすると、http://setup.netvolante.jp/ではなくて、 http://LAN1のアドレス/がブラウザで開かれるようになる。 [21] UPnPのGetStatusInfo要求に対するレスポンスで、LANインタフェースに関 する接続状態が正しくない場合があるバグを修正した。 DHCPでアドレスを取得できない場合でも、Connectedと返してしまっていた。 [22] WindowsMessenger5.0のSIPコミュニケーションサービス機能に対応した。 今までの仕様ではサインインが出来なかったのでサインインが出来るように 変更した。 ただし、サインアウト動作はWindowsMessengerがレスポンスを受信しないた め、サインアウトが完了するのに時間がかかる。 [23] UPnP関連のsyslogを制御するコマンドを追加した。従来デバッグレベルで 出力されていたsyslogをこのコマンドがonのときだけ出力するように変更し た。 [入力形式] upnp syslog SW [パラメータ] SW ... on UPnPのsyslogを出力する ... off UPnPのsyslogを出力しない [説明] UPnPのsyslogを出力するか否かを設定します [デフォルト値] off [メモ] 該当するsyslogの例 [UPnP] GetExternalIPAddress ... [UPnP] AddPortMapping ... [UPnP] DeletePortMapping ... [24] isdn remote addressコマンド、remote setup acceptコマンドおよび pp auth usernameコマンドで、ISDNサブアドレスに「"」や「#」などのよう な特殊な文字を使用すると、設定が保存できず、またshow configコマンド でも正しく表示できないバグを修正した。 [25] schedule atコマンドにおいて、以下のコマンドを設定出来るように変更し た。 sip server connect sip server disconnect [25] provider auto connect forced disableコマンドのデフォルト値を'on'か ら'off'に変更した。 これにより、かんたん設定から切断しても pp disable を設定しなくなる。 かんたん設定からPPPoE接続を切断した場合、pp always-on offを設定する ようにし、pp always-onを'on'から'off'へ変更した場合はデバッグログに 表示させるようにした。 [26] かんたん設定の静的IPマスカレードの設定で、プロトコルにGRE、ESPを指 定できるようにした。 静的IPマスカレードの追加すれば、セキュリティレベルに応じてIPフィルタ も自動で追加されるようになる。 [27] かんたん設定ページで[システム管理]-[コマンド設定]、[システムログ]- [表示スタイルの変更]の「表示桁数」で設定できる値を500行までに制限す るようにした。 [28] WANポートのコネクタ抜け時のエラーコードを追加した。かんたん設定にも 対応させた。かんたん設定ヘルプの切断コード表に864を追加した。 [29] かんたん設定ページ以外のTCPコネクションについて、TCPの最大セグメン ト生存時間(maximum segment lifetime)を64秒から30秒に変更した。 [30] かんたん設定ページの[付加情報]-[メール機能]ページで、以下の入力欄に 入力可能な桁数制限を入れた。 - 検知回数の指定欄 ... 2桁まで - 通知するデータの最大データ長 ... 4桁まで [31] かんたん設定ページでPPPoE-LAN間接続の設定に、MTU、キープアライブの 設定を追加した。 [32] かんたん設定ページでPPTP-LAN間接続の接続/切断時に、 pp always-on on/offコマンドを設定するようにした。 ■バグ修正 [1] ネットボランチDNSの更新で通信タイムアウトになった場合、通信終了を示 すtype=endパケットに対する応答を待ち続けてしまい、ハングアップしてし まうバグを修正した。 [2] ネットボランチDNSで、IPアドレス変更時の自動更新中に netvolatne-dns go コマンドを実行すると、コンソールから応答がなくなってしまうバグを修正 した。 [3] netvolante-dns timeout pp コマンドを設定後に再起動をすると、設定が デフォルト値に戻ってしまうバグを修正した。 [4] sip netvolante dial figureコマンドにデフォルト値の「0」を入力できな いバグを修正した。 [5] analog sip arrive incoming-signalコマンドで、lastdigitに2桁から4桁の 数を指定しても、1桁しかダイヤルイン番号が表示されないバグを修正した。 [6] bri disableの設定、かつ、発呼できない設定になっているTELポートからダ イヤルすると、無音になってしまうバグを修正した。 [7] analog sip call display nameコマンドで、SHIFT JISの2バイト目に'\'が 含まれる漢字を登録した場合、SIPの発呼においてFrom:行に'\'が余分に含 まれたディスプレイ名になるバグを修正した。 [8] 機器間アナログのアナログ子機にポート毎のダイヤルプレフィックスの設定 がある場合に、アナログ親機が再起動またはアナログ親機との接続が切れた 後につながると、設定されているポート毎のダイヤルプレフィックスの内容 が動作に反映されないバグを修正した。 [9] netvolante電話番号に対するTELポート毎のダイヤルプレフィックスの設定 をshow analog extension configで確認すると、netvolanteと表示されるべ きところがsip #0と表示されるバグを修正した。 [10] SIP通話において、一度呼が繋がり、即時発信に登録された後、SIP電話帳 の番号登録の変更など、設定が変化して発信先に繋がらない状態になった場 合でも、即時発信の状態が解除されないバグを修正した。 [11] analog extension dial prefixのTELポートを指定した設定で、プレフィッ クス「なし」の設定が、再起動後動作に反映しないバグを修正した。 [12] ネットボランチDNSの登録/更新をする際、ネットボランチDNSサーバに対 する名前解決の失敗を繰り返しているとシステムが不安定になるバグを修正 した。 [13] SIP電話帳のダイヤルプレフィックス analog extension dial prefix sip PREFIX が設定されている状態で、 analog extension dial prefix sip SERVER [phone] PREFIX のPREFIX指定にSIP電話帳のものと重複した設定を入力してもSIP電話帳の設 定が削除されず、両方の設定が show config show analog extension config で表示され、動作としてはSIP電話帳のほうの設定が有効になるバグを修正 した。 [14] 電話機から重複した回線番号を設定すると、内部的に回線番号が削除され てしまい、正しく動作しないバグを修正した。 [15] 発番号なしの電話の着信をpermitに指定した場合、設定した条件に関わら ず全て着信してしまうバグを修正した。 [16] 電話機からの設定で、発番号なし着信(擬似ナンバーリクエスト)の非通知 理由を入力せずに登録できてしまうバグを修正した。 [17] 着信転送の設定で転送先のサブアドレスに数字以外が含まれていると、転 送されないバグを修正した。 [18] 以下のコマンドにおいて、'|',';','\'を含む設定を行うと、'\'が余分に 含まれる設定がshow analog extension configで表示されたり、または正し く表示されず、正常に動作に反映されないバグを修正した。 analog sip call myname analog sip arrive myaddress analog sip arrive incoming-signal [19] TELポートに対するSIP着信による通話後、対向から切断された場合に、TEL ポートに対して擬似切断信号が出力されていなかったバグを修正した。 [20] 機器間アナログ通話の子機において、網の三者通話後、三者通話までの接 続および切断の順番によってはリブートすることがあるバグを修正した。 [21] 擬似/網にかかわらず、付加サービスの通信中転送あるいは三者通話を設定 していた場合、1通話中のフッキングと対向の切断が交錯したときに、その 後そのTELポートが使用できなくなってしまうことがあるバグを修正した。 [22] 着サブアドレスの不一致等で着信を無視した後の発信で切断時のログが表 示されないバグを修正した。 正常なときは以下の切断ログが表示される。 TEL[00/1] Disconnect complete TEL[00/1] Disconnected cause [No error.] TEL[00/1] Disconnected by [User] TEL[00/1] Charge is 10 yen [23] 網の着信転送が起動された後、TELポートに接続された電話機をオフフック すると擬似付加サービスが利用できなくなり、これを繰り返すと発着信でき なくなるバグを修正した。 [24] 電話機能において、1つのTELポートで網のサービスを起動中、他のTELポー トで網の着信転送/三者通話によるダイヤルを行い、呼び出し中フッキング によって呼び出しを中断した場合、正常に網の着信転送/三者通話を起動す る前の元の呼に戻らないことがあるバグを修正した。 [25] TELポートに特定のPBXを接続時、TELポート・PBX共にダイヤルインの設定 がしてあっても、PBX側では呼び出しを中断し、対向では呼び出しが継続し ている旨のリングバックトーンが鳴り続けるバグを修正した。 [26] analog sip arrive myaddressの設定がされているTELポートが繋がったア ナログ子機とアナログ親機とのIPレベルでの切断/接続が繰り返し行われる と、アナログ親機が正常に動作しなくなることがあるバグを修正した。 [27] VoIPによる着信と、それによってリンガが鳴るTELポートのオフフックが同 時に起こり、なおかつ他にリンガが鳴るTELポートが存在しない場合、VoIP の対向が無音となり、数回続くことでVoIPの着信が一定時間できなくなるこ とがあるバグを修正した。 [28] 以下のコマンドを設定するとき、任意の文字列を指定できるパラメータに ','が含まれた文字列を設定すると、それが動作に反映されないバグを修正 した。 analog local address analog arrive restrict list add analog arrive ringer-type list add analog supplementary-service call-deflection address analog arrive incoming-signal analog sip call myname analog sip arrive myaddress analog sip call display name analog sip arrive incoming-signal [29] 以下の番号のサブアドレスに '"', '#' などを含んだ文字列を指定すると 正しく設定できないバグを修正した。 ・ダイヤルイン番号 ・着信転送先アドレス ・着信ベル ・識別着信番号 [30] SIPによるVoIP通話中、着信中、発信中に再起動しても相手側ではそれぞれ の動作状態のままになるバグを修正した。 [31] 以下の場合に切断時のsyslogが表示されないバグを修正した。 1) PBダイヤルイン機能で着信音鳴動状態で6秒間放置後に呼を切断したと き 2) PBダイヤルイン機能でダイヤルイン情報を受信後、オンフックが検出さ れず放置された後に呼を切断するとき 3) 外線通話の内線呼出転送で呼出状態で放置された後のタイムアウトによ る呼の切断で切断logが表示されなかった [32] TELポートからの一般公衆網/VoIPの通話時、相手からの切断と自側のオン フックが同時に発生することにより、その後TELポートが使用できなくなっ てしまうことがあるバグを修正した。 [33] 機器間アナログ通話の子機でSIP通話を行った際、通話終了後に機器間アナ ログ通話の親機において[SIP] RTP Result Report:のログが表示されなかい バグを修正した。 [34] パケット落ちが多い回線などで、着信側がオフフックしても音声が通らず に自動的に切断してしまうことがあるバグを修正した。 [35] 高負荷によりVoIP呼が切断された後、以後のVoIP通信で着信側がオフフッ クすると同時に切断されてしまうバグを修正した。 [36] VoIP通信時や機器間アナログ通信時に、音声通信が片通話となり、通信相 手に自側の音声が伝わらなくなることがあるバグを修正した。 [37] 複数のVoIP着信と一般回線からの着信が同時に起こったとき、後から着信 した対向機が無音になってしまうことがあるバグを修正した。 [38] アナログ機能において、ナンバー・ディスプレイ、ネーム・ディスプレイ、 モデム・ダイヤルインで通知される合計の情報長が長い場合に、正常に情報 表示やダイヤルインによる鳴りわけができなくなることがあるバグを修正し た。 [39] アナログ機能において、呼の交錯等の何らかの原因により、通話中の呼が 中断した場合、その後、VoIP機能でSIP 6通話ができなくなることがあるバ グを修正した。 [40] 発信側が設定したディスプレイ名にスペース文字が含まれると、着信時に ネームディスプレイでスペース文字までしか表示されないバグを修正した。 [41] 自分の側からTCPコネクションの終了処理を開始して、相手からFINを受信 できないとき、内部的にいつまでもコネクションが残ったままとなり、これ が繰り返されると新しくTCPのコネクションを張ることができなくなってフ リーズしたように見えたり、Malloc Faultでリブートするバグを修正した。 [42] Windows XPの起動を繰り返すとUPnPが止まり、ハングアップしてしまうこ とがあるバグを修正した。 [43] Windows XPとWindows 2000のMSN Messengerを同時に使用しているとUPnPの NOTIFYパケットの通知先を間違えることがあるバグを修正した。 [44] UPnPでTCPセッションが残ることがあり、それが繰り返されるとシステムが 不安定になることがある可能性を排除した。 [45] sip serverコマンドでSIPサーバアドレスにIPv6アドレスとポート番号を設 定したときの以下のバグを修正した。 ・コマンド設定後にshow configコマンドを実行すると、IPv6アドレスを識 別する '['、']' が外れて表示されてしまう。 ・再起動をするとIPv6アドレスの設定が変更されてしまう。 [46] アナログ機能で、高負荷時においてTELポートでの通話の接続・切断時にリ ブートしてしまうことがあるバグを修正した。 [47] アナログ機能で、ボイスワープによる転送を無応答時転送または話中時転 送に設定していた場合、次の条件で意図しない転送が行われてしまうバグを 修正した。 ・ISDN 回線への着信に対して、同じISDN回線で通話中のTELポートがあり、 その着信で通話中の TEL ポートが着信しない条件(グローバル着信不可・ 識別着信など)に設定されている場合。 [48] re-INVITEを受信せずセッションタイマが満了して切断処理を開始する契機 をSession-Expiresヘッダで指定された時間よりも30秒遅くしていたのを指 定された時間より10秒早くするように修正した。 [49] 以下のVoIP関連のsyslogの誤記を修正した。 × CSec invalid ○ CSeq invalid" [50] bri disableコマンドを発行すると、関係のないADSL回線を使用したPPTP接 続まで切断されるバグを修正した。 [51] 電話着信に対してオフフックにより応答したが、網により応答が受け入れ られず切断されたときに、切断時のログにTEL[00/3]という誤ったTELポート 番号が記録されるバグを修正した。 [52] ISDN回線経由の通話を切断した直後に次の発信をおこなうと、発着信がで きなくなることがあるバグを修正した。 [53] 機器間アナログ通話の構成で子機として使用しているときに、TELポートに 接続された電話機をオフフックしてダイヤルトーンが聞こえている状態でLAN ケーブルを抜くと、子機のTELポートに接続された電話機での発着信ができ なくなるバグを修正した。 [54] ISDN回線経由で電話の発着信をした後に、リブート、あるいは、動作が不 安定になる可能性があるバグを修正した。 [55] ISDN回線経由で電話の着信をしたときに、応答した直後に切断を起動する と、その後発着信できなくなることがあるバグを修正した。 [56] インターネット電話機能で、TELポートに設定したディスプレイ名が再起動 後に相手に伝わらないことがあるバグを修正した。 [57] アナログ機能において、ISDN着信、SIP着信にかかわらず、複数のTELポー ト/PBXポートが着信する場合に、着信直後に切断が行われる、あるいはISDN 着信に対して網の着信転送が即時で実行されることによって、以下の不具合 が発生することがあるバグを修正した。 ・切断が行われているのにもかかわらず、リンガが止まらない ・SIP着信時にはこの現象を数回繰り返すことによりSIPの発着信ができなく なる [58] アナログ機能で、VoIPの着信によって、子機のTELポートのリンガが鳴って いる最中に、機器間アナログ接続の親機・子機間の接続が切断されると、親 機がリブートすることがあるバグを修正した。 [59] アナログ機能で、機器間アナログ通話の子機において、一般網に対する通 話中に機器間アナログ通話に使用するIPアドレス(通常はLAN1のアドレス)を 変更すると、対向が無音状態になり、対向から切断するまで一般網の回線を 開放しないバグをした。 [60] アナログ機能において、SIP/ISDNの着信を受けている状態で、内部の異常 状態が発生し、通話が同時に切れる現象が発生した際に、呼び出し側がビジ ーにならず、ISDN回線に対する2つ目の着信中の場合、その後ISDNの2つ目の 発着信ができなくなることがあるバグを修正した。 [61] 電話機から「着信転送先番号登録」(機能番号55)を設定する場合に、'#'を 含めた番号が登録できてしまうバグを修正した 同様に、analog supplementary-service call-deflection addressコマンド でも'#'を含めた番号が登録できるようになっていたバグを修正した [62] 公衆回線への発信ができない設定になっているTELポートの電話機からの設 定およびVoIPへの発信が、ISDNインターフェースに回線が繋がっていない状 態あるいはISDNインターフェースが両チャネルとも使用されている状態にお いてできなかったバグを修正した。 [63] アナログ機能で、擬似付加サービスの切り替え通話中にISDNのコネクタ抜 けが起こると、回復後のISDN 2通話目の発着信における音声接続時点(着信 側ではオフフック時、発信側ではリングバックトーンが聞こえるタイミング) で接続が切れ、ビジートーンとなってしまうバグを修正した。 [64] 機器間アナログ接続の構成で、通話中に子機のIPアドレスが0.0.0.0に変更 されたり、DHCPクライアントの設定でリース期間延長要求の失敗によって一 時的に0.0.0.0になったりすると、そのときの通話が正常に切断されなかっ たり、その後同じ通話ができないことがあるバグを修正した [65] 電話機能で、通話を切断するためにオンフックしたあとにすぐにオフフッ クすると、その後の通話が片通話になるなど電話機能が不安定になることが あるバグを修正した [66] ISDNで、対応しているBチャネルの数より多くの発呼要求を受け取ると、即 座に発呼できない要求はいったんルータ内に保持され、他の呼が切断される のを待つことになるが、これを繰り返しているとメモリ使用率が上昇し、シ ステムが不安定になるバグを修正した。 [67] 主に機器間アナログ通話の子機からVoIPへの発信時に、対向がすぐにオフ フックした場合、次の現象が発生することがあるバグを修正した。 ・自側、対向側共に無音になってしまう。 ・上記症状が発生した約30秒後に、VoIPの通話が全て切断されてしまう。 [68] 機器間アナログ通話において、機器を最大数登録した際、システムが不安 定になることがあるバグを修正した。 [69] アナログ機能で、主に機器間アナログ通話で通話数が多い場合などの高負 荷時において、以下の条件でリブートしてしまうことがあるバグを修正した。 ・one-by-oneの着信設定をしている場合の、VoIPまたは公衆回線からの着信 時 ・即時の着信転送が設定されている場合の、公衆回線からの着信時 [70] 電話機能で、発信による通話を相手に切断されたり、発信ができなかった ときなど、発信操作後にビジートーンが聞こえるような場合に、30秒経過し ても無音にならなかったバグを修正した。 [71] 一般回線との接続をbri disableコマンドによって止めている場合にTELポ ートからISDN回線に対して発信を行った場合、何もメッセージを出力せずに ビジートーンになっていたが、infoレベルの出力として、 [TEL] Call request is rejected because LINE is not active. のメッセージを出力するようにした。 [72] アナログ機能で、機器間アナログ機能を使用した構成において、ISDN回線 を使用した一般電話への発信時に、ダイヤル後に本来ビジートーンが鳴るべ き状況で、以下のような条件が共に満たされる場合では、アザーダイヤルト ーンが鳴ってしまうバグを修正した。 ・はじめに発呼のために選択された ISDN回線が、他の機器による Bch使用 を含んだ形で2ch共に使用中の状態。 ・次に発呼に選択された機器において、 ISDN回線が接続されておらず、か つbri disableのコマンド設定がされていない。 [73] 機器間アナログ機能において、アナログ親機とアナログ子機の間での通話 中に親機と子機の間の接続が切れた場合に、リブートすることがあるバグを 修正した。 [74] アナログ機能において、擬似着信転送の転送先にSIPへ発呼される番号が設 定されている場合、ISDN回線への着信時にSIPへ着信転送されてしまうバグ を修正した。 [75] アナログ機能において、停電バックアップ用の電池を入れている状態で、 TELポートをオフフックしてダイヤルトーンが聞こえている間に停電が発生 すると、その後ISDN回線が1つ使用できなくなるバグを修正した。 [76] アナログ機能において、発番号通知のない着信を拒否する設定のTELポート があり、ISDN回線に対する着信が他のTELポートの設定においてi・ナンバー やダイヤル・インの不一致などで着信できない場合に、発呼側がビジートー ン(理由コード 21:着信拒否)とならず、「お掛けになった相手の通信機器は 〜」という網のトーキが流れてしまうバグを修正した。 [77] アナログ機能において、ISDN回線に対する着信がTELポートの設定によって 着信できない設定になっている場合、TELポートがオンフックであれば「お 掛けになった相手の通信機器は〜」という網のトーキが流れる状況で、TEL ポートがオフフックの場合にビジートーン(理由コード 17:着ユーザビジー) となってしまうバグを修正した。 [78] TELNETサーバの機能で、バッファオーバーフローの脆弱性を修正した。 (* CERT Advisory CA-2001-21として報告されているもの) [80] 機器間アナログ通話機能で、親機と通信ができていない状態の子機におい て、TELポートに接続された電話機でダイヤル操作を行うとメモリ使用率が 上昇し、これを繰り返しているとシステムが不安定になるバグを修正した。 [81] アナログ機能で、以下のような操作によりパケットの再送が大量に発生す る場合にリブートすることがあるバグを修正した。 - データ通信による負荷がかかった状態での電話の発着信を行ったとき - 機器間アナログ通話のモード設定切り替えを連続で行ったとき - 下に示す設定の登録数が多い子機で、親機と子機のネゴシエーションの通 信が行われたとき analog sip arrive myaddress analog sip arrive incoming-signal [82] SDPの最後にCRLFがないSIPパケットをSIP-NATで変換するときにリブートす るバグを修正した。 [83] 機器間アナログ機能で、高負荷時にTELポートにおいてオフフック直後にオ ンフックを行う、という操作によって、ISDN 回線が使用できなくなること があるバグを修正した。 [84] analog supplementary-service call-deflection talkieコマンドのヘルプ 文の誤記を修正した。 [85] アナログ機能において、analog re-ringing-timerコマンド、あるいは電話 機からの設定の機能番号85における再呼出時間に120秒より大きな値を設定 しても、動作に反映されないバグを修正した。 [86] i・ナンバー契約回線で、プロバイダ接続等のデータ通信でMP接続されて いるときにTELポートへの着信があると、i・ナンバーによるTELポートの着 信振り分け機能が働かず全てのTELポートに着信してしまうバグを修正した。 [87] 接続中の内蔵時計の時刻合わせによって接続終了時刻が接続開始時刻より前 (過去)になった場合、接続時間の計算が正しく行われないバグを修正した。 このような場合は接続時間を0秒とするようにした。 [88] 通信ホストに関わらずマスカレードテーブル内のFIN/RSTがない全てのTCP コネクションのTTLが同期してしまうバグを修正した。 [89] PP anonymousの名前によるルーティングを指定したときに、名前によるル ーティングが指定されていない別の名前で接続すると、その後の着信が正し く行なえなくなることがあるバグを修正した。 [90] リモートセットアップで接続をしている状態でPP[01]を接続したときに、 誤ったタイミングで切断タイマによりPP[01]が切断されるバグを修正した。 [91] show historyコマンドにて、LAN版RVS-COMの通信履歴がPP[xx]で表示される バグを修正した。 [92] 通信前情報通知の各種タイミング・動作をナンバー・ディスプレイを除い てNTT技術参考資料に合わせた。 [93] pp auth requestコマンドにてMS-CHAPv1あるいはMS-CHAPv2を指定して通 信を行った後に、同じPPにて認証方式をCHAPあるいはPAPに変更しても、再 起動するまで設定が有効にならないバグを修正した。 [94] PPPoE接続完了直後にPPPパケットを受信すると処理できずに廃棄すること があるバグを修正した。 [95] NATで、ICMPのエラーパケットを処理するときに、先頭のIPヘッダを変換 する必要がなければ、ICMPのデータ部に格納されたIPヘッダも変換しないバ グを修正した。実際には、先頭のIPヘッダを変換する必要がなくても、デー タ部のIPヘッダを変換しなければならない場合が存在する。 このような具体的な例として、次のケースがある。 PC -------- Router(1) ------------- Router(2) ----------- Server A1 : : A2 A3 MTU=1280 A4(VA) : : NAT(1) NAT(2) A4<->V4 A1<->A2 - A1〜A4、VAはIPアドレスを表す。 - ServerのIPアドレスはA4であるが、仮想的なIPアドレスとしてVAを割 り当てておく。PCはServerにアクセスするときには、 A4ではなくVAに対してアクセスする。 - Router(1)の2つのインターフェースにNATを設定する。NAT(1)はA4とVA を互いに変換し、NAT(2)はA1とA2を互いに変換する。 ここでPCがServerに対して送信したIPパケットにDFビットがセットされてお り、長さが1280バイトを超えるとすると、Router(2)はA2に対して ICMP Destination Unreachableを送信する。このICMPパケットは、先頭から 順に次のような内容になる。 - IPヘッダ - 始点アドレス: A3、終点アドレス: A2 - ICMPヘッダ - Destination Unreachable - IPヘッダ(ICMPのデータ部) - 始点アドレス: A2、終点アドレス: A4 このICMPパケットがRouter(1)に到着したとき、まずNAT(2)のルールにした がって、次のように変換する必要がある。 - IPヘッダ - 始点アドレス: A3、終点アドレス: A1 (A2をA1に変換) - ICMPヘッダ - Destination Unreachable - IPヘッダ(ICMPのデータ部) - 始点アドレス: A1、終点アドレス: A4 (A2をA1に変換) 次に、NAT(1)のルールにしたがって、次のように変換する必要がある。 - IPヘッダ - 始点アドレス: A3、終点アドレス: A1 - ICMPヘッダ - Destination Unreachable - IPヘッダ(ICMPのデータ部) - 始点アドレス: A1、終点アドレス: VA (A4をVAに変換) このとき、変換する必要があるのはICMPのデータ部のIPヘッダだけであり、 先頭のIPヘッダは変換する必要がない。 [96] 不正アクセスメール通知機能で、複数個(15件以上)不正アクセスを検知し た場合、システムが不安定になることがあるバグを修正した。 そのとき通知するメールの内容の一部が文字化けしてしまうことがあるバグ も修正した。 [97] IPマスカレードの外側IPアドレスに対してICMP ECHOを受信した時に返送 するICMP ECHO REPLYパケットのTTLの値が、受信したICMP ECHOパケットの TTLの値と同じ値になっていたのを、IPマスカレードの設定がない場合など と同じ 64になるように変更した。 [98] NAT/IPマスカレードで内側から外側にICMPエラーを転送する時に、始点IP アドレスがNAT/IPマスカレードの外側アドレスになるようにした。 [99] MP接続での通信中に、ISDN回線経由の電話の着信が理由表示#6 "チャネル 利用不可"で切断されることがある、また、ISDN経由での電話発信が理由表 示#34 "利用可回線/チャネルなし"で切断されることがあるバグを修正した。 [100] リモートセットアップで接続をしている状態でPP[01]を接続したときに、 誤ったタイミングで切断タイマによりPP[01]が切断されるバグを修正した。 [101] TCP脆弱性問題NISCC Vul236929TCPに対応した。 提示されたsolutionにより下記2点を修正した。 1) TCPでの接続中に、第三者から予測されたシーケンス番号のRSTを受け取っ たときにコネクションをクローズしてしまう問題 2) TCPでの接続中に、第三者から予測されたシーケンス番号のSYNを受け取っ たときにコネクションをクローズしてしまう問題 [102] 経路情報がない状態でTCPのコネクションを開始しようとしたときに、す ぐに終了しないバグを修正した。 [103] DHCPv6で64ビットを超える長さのプレフィックスが割り当てられたときに ルータの動作が不安定になるバグを修正した。本来はエラーとして拒否する 必要がある。 [104] IPv6アドレスによるインターネット電話においてリンクローカルおよびサ イトローカルでも利用できるように変更した。 [105] IPv6のPrefix Delegationで割り当てられたプレフィックスに基づいてイ ンタフェースにアドレスを設定するときに、設定しようとするアドレスのプ レフィックスが割り当てられたプレフィックスよりも長いときに、ルータの 動作が不安定になるバグを修正した。例えば、以下のような設定で、64ビッ トのプレフィックスが割り当てられるとこの問題が発生する。 ipv6 lan1 address dhcp-prefix@pp1::1/48 [106] IPv4 over IPv4トンネルで処理したパケットが再び同じトンネルインタフェ ースにルーティングされるとリブートするバグを修正した。設定間違いなど の理由で経路がループすると発生する。 [107] IPv6トンネル設定をした状態でプロバイダのファイアウォールを適用しな おすと、IPv6を通すためのIPフィルタが設定されないバグを修正した。 ip filter N pass * 192.168.0.1 ipv6 * * [108] IPv6のUDPパケットを作る際に、チェックサムの計算結果がゼロとなった 場合、これを16進のFFFFに変えて送信するようにした。 [109] TCP 1723番ポートにtelnetすると再起動するまでPPTP接続できなくなるバ グを修正した。 また、LAN-TA機能使用時にTCP 1723番ポートにtelnetすると、その都度TCP のセッションが消費されていくバグを修正した。 [110] ほぼ同時に複数の対地とPPTPの接続処理を開始すると、CCPのネゴシエー ションに失敗して接続できないことがあるバグを修正した。 [111] PPTPで利用するGREパケットは、IPヘッダ+GREヘッダ+GREデータ、という 構成を取るが、GREデータの更に後ろに不要なデータが付加されているよう なGREパケットを受信すると、その後に受信したGREパケットを正しく処理で きずに通信できなくなるバグを修正した。 [112] PPTP client同士で接続しようとしたときにエラーとならず、このような 接続を繰り返していると再起動するまでPPTP接続ができなくなるバグを修正 した。この修正後は、PPTP client同士の接続のときはエラー終了するよう になる。 [113] PPTP server同士で接続しようとしたときにエラーとならず、このような 接続を行うと再起動するまでPPTP接続ができなくなるバグを修正した。 この修正後は、以下の場合にPPTP server同士の接続と見なしエラー終了す るようになる。 ・PPTPのコネクションを確立後、10秒以内にOutgoing-Call-Requestを受信 しない。 ・PPTPのコネクションを確立後、Incoming-Call-Requestを受信した。 [114] PPTP接続にて、相手側の設定に存在しないために接続を拒否されたときに syslogに何も表示されないバグを修正した。 修正後は、 TUNNEL[nn] PPTP connection is terminated by xxx.xxx.xxx.xxx のように表示される。 [115] PPTP接続中に高負荷のためシステム内部のリソース枯渇が発生したときに、 LANのアクセスができなくなる可能性を低くした。 [116] PPTPでTCPのコネクションが失敗したときのsyslogの表示を修正した。 PPTP: TCP client open error. device not found(-1) ↓ PPTP: TCP client open error. connection aborted by peer. PPTP: TCP client open error. device not found(-2) ↓ PPTP: TCP client open error. no ip route. [117] DirectX 9.0対応としてUPnPのGetStatusInfoアクションに対応した。 [118] upnp use offの状態でSSDPが送信されるバグを修正した。 [119] UPnPのGetExternalIPAddress要求に対して返すIPアドレスが正しくないバ グを修正した。 [120] UPnP機能でデータの受信に失敗するとメモリリークするバグを修正した。 [121] UPnP機能で、SID付きSUBSCRIBEインストラクションを受信したときに [UPnP] SID invalid というログを出力して、正しい応答を返さないバグを修正した [122] Windows XP SP2 RC1の起動時のUPnPのシーケンスが変更になったため、ル ータ内にTCPコネクションが残ったままとなり、メモリリークするバグを修 正した。また、シーケンスの変更により「インターネット接続」アイコンの ポートマッピング機能が使用できなくなっていたのをできるようにした。 ※本現象確認時はWindows XP SP2はまだ正式版ではないため、正式版では動 作が異なる可能性がある。 [123] 自動接続先プロバイダを変更したときに設定されるip routeコマンドが間 違っていたため、PPインタフェースを使用した複数のプロバイダに接続して いる場合、自動接続先に指定したプロバイダ以外のプロバイダ経由で通信し てしまうことがあった。 例) PP1、PP2インタフェースにプロバイダを設定して、PP2を自動接続先に指定 して両方のPPを接続状態にした場合、VoIPやメール着信確認など、デフォル ト経路を使用した接続がPP1経由でつながってしまう。 ip route default gateway pp 1 filter 500000 gateway pp 2 filter 500000 gateway pp 2 ==== ==== ⇒ ip route default gateway pp 2 filter 500000 gateway pp 1 filter 500000 gateway pp 2 ==== ==== [124] インターネット電話に使用するプロバイダとして、NATを使用しないネッ トワーク型プロバイダを設定した場合、インターネット電話機能の接続プロ バイダに「なし」が表示されるバグを修正した。 [125] かんたん設定ページのヘルプでPPTPの切断コード822、823の説明が間違っ ていたのを修正した。 [126] かんたん設定ページにて[着信確認とメール転送機能]、[メール通知機能] の設定名を全角で設定できてしまうバグを修正した。 [127] 「メール専用のプロバイダ選択」の複数プロバイダを設定しても、RT内部 から発呼されるメール以外のパケット(VoIPやネットボランチDNS)が、メー ル着信確認用プロバイダに対して発信してしまうバグを修正した。 [128] かんたん設定ページで[CATVインターネット、またはPPPoEを用いない端末 型ADSL接続]のプロバイダ設定でDHCPクライアント識別名を設定後、そのプ ロバイダを削除しても、configにDHCPクライアント識別名の設定が残ってし まうバグを修正した。 [129] かんたん設定ページの[CATVインターネット、またはPPPoEを用いない端末 型ADSL接続]で、DNSサーバアドレスを「IPアドレスを指定する」に設定した 後、[ISDN回線で必要に応じて接続/切断を行う端末型接続]、または [端末 型フレッツ・ISDN(ISDN回線による端末型プロバイダ接続)] の設定を削除す ると、[CATVインターネット、またはPPPoEを用いない端末型ADSL接続] のDNS サーバアドレスが「接続時に自動取得する」に変わってしまうバグを修正し た。 [130] かんたん設定ページの[システム管理]-[コマンド設定]-[コマンド入力]か らsaveコマンドを実行後にtelnetでログインすると、 - (console character eucの場合)console character sjis - console lines infinity に設定されてしまうバグを修正した。 [131] かんたん設定ページのプロバイダへの接続/切断ページで、接続中に「接 続しました」、接続後に「接続処理中」と表示されていたバグを修正した。 [132] かんたん設定ページで[パスワード認証(パスワード認証のダイヤルアップ サーバ)]、または[PPTPを使用したパスワード認証のリモートアクセスVPNサ ーバ(Anonymous)] 接続に接続中のユーザ名を削除しても、接続が切断され ないバグを修正した。 [133] かんたん設定ページでPPTPの設定をしたときに、デフォルト経路に設定さ れているすべてのインタフェースに対してPPTP接続用の静的IPマスカレード とIPフィルタの設定をするようにした。 PPTPの設定をすべて削除したときも、デフォルト経路に設定されているすべ てのインタフェースに設定されているPPTP接続用の静的IPマスカレードとIP フィルタの設定を削除するようにした。 [134] かんたん設定ページの[IPv6の設定]でDNSサーバアドレスを指定して、IPv6 接続をするプロバイダのDNSサーバアドレスの設定を変更すると、IPv6のDNS サーバアドレスの設定が消えてしまうバグを修正した。 [135] かんたん設定ページでメール専用の複数プロバイダの設定後、[プロバイ ダ接続管理]ページの[プロバイダ接続方式の設定]で、以下の2点のバグを修 正した。 ・[ひとつのプロバイダに接続する]-[自動接続先]で「メール専用のプロバ イダ」に指定したプロバイダを選択できない ・[メール専用のプロバイダ選択]の「メール専用のプロバイダ」に指定した プロバイダが「なし」と表示される [136] かんたん設定ページにてアナログ子機モードに設定した場合でも、[イン ターネット電話設定]-[発信時のプレフィックス(識別番号)設定]にネットボ ランチ電話番号に対するプレフィックスの項目が表示されるバグを修正した。 ヘルプにアナログ子機モード時に関する注意事項を追記した。 [137] かんたん設定ページで、各TELポートごとのVoIPの着信許可設定で、「電 話ユーザ名またはネットボランチ電話番号と一致した場合に許可」から「す べて許可」に変更、または「VoIP機能を使用しない」設定に変更すると、 analog sip arrive myaddress N 1 sip:NetVolantePhone コマンドが残ってしまうバグを修正した。 [138] ip I/F secure filter in/out clearコマンドを実行して、プロバイダに 対するフィルタの適用を全て外した状態で、かんたん設定ページのVoIP機能 の「接続プロバイダ」の設定を行うとリブート、またはハングアップするこ とがあるバグを修正した。 [139] ISDNプロバイダとPPPoEプロバイダを設定して、ISDNプロバイダを自動接 続先にした場合、2つのプロバイダが未接続状態のままPPPoEプロバイダに対 してネットボランチDNSの登録を行おうとすると、その後ISDNプロバイダに 対して自動接続できなくなってしまうバグを修正した。 (connectコマンド、「接続」ボタンによる手動接続は可能) [140] かんたん設定ページのPPTP接続の設定でユーザID、パスワードに「"」、 「#」、「\」を含んだ文字列を設定した場合に、以下のコマンドが正しく設 定されないバグを修正した。 pp auth myname pp auth username [141] かんたん設定のSIPサーバの設定で、ユーザIDを省略してパスワードのみ を指定した場合はエラーになるようにした。 [142] ISDN回線を使用したプロバイダ設定(※)で、「プロバイダの電話番号」に サブアドレスのみを設定した場合、正しく設定できず、登録の修正ページを 開くとリブートすることがあるバグを修正した。 ※ 以下の接続型が該当する。 ISDNによる端末型プロバイダ接続 フレッツ・ISDN(定額接続料金向け端末型接続) ISDN回線によるネットワーク型プロバイダ接続 フレッツ・ISDN(定額接続料金向けネットワーク型接続) [143] かんたん設定ページの[接続設定]-[LAN/WAN設定]の「WANポート(LAN2)の IPアドレス設定」を「使用しない」、WANポートのプライマリ、セカンダリ IPアドレスの設定を同時に行った場合、WANポートにIPアドレスが設定され てしまうバグを修正した。 (上記の設定条件の場合、WANポートのIPアドレスはクリアされなければな らない。) [144] かんたん設定ページの[PPTPを使用したLAN間接続VPN]の設定で、PPTPサー バからPPTPクライアントに設定変更した場合、設定変更直後の自動発呼が PPTPサーバとして接続してしまうバグを修正した。 [145] かんたん設定ページの[付加情報]-[メール機能]ページで、「通知するデ ータの最大データ長」に数字以外の値を入力すると、値が0として設定され てしまうバグを修正した。 不正な値が入力された場合は、デフォルト値(4096)に設定するようにした。 [146] かんたん設定ページの[料金と通信の記録]-[通信履歴]で、LAN-TAの通信 種別がPP[xx]と表示されるバグを修正した。 [147] かんたん設定ページからPPTPを使用したLAN間接続VPNを接続した場合、エ ラー状態を認識できなくなってしまうことがあるバグを修正した。 [148] かんたん設定ページの「PPTPを使用したLAN間接続VPN」のページでPPTPク ライアントに設定した場合、以下の条件を満たした状態でかんたん設定ペー ジの[接続]ボタンを押すと、「接続処理中」のままリロードを繰り返すバグ を修正した。 - tunnel endpoint addressに誤ったIPアドレスを設定している - 接続先のPPTPサーバがPPTP接続を受け入れない設定になっている - pp disable + tunnel disable - pptp service off [149] かんたん設定ページの[付加機能]-[ファイアウォール機能[IPv6]]ページ で、IPv6動的フィルタの「受信先IPv6アドレス」に誤った内容を登録すると、 間違った内容のエラーが表示されるバグを修正した。 誤:「フィルタの始点IPアドレスに誤りがあります」 正:「フィルタの終点IPアドレスに誤りがあります」 [150] かんたん設定ページで「PPTPを使用したネットワーク型LAN間接続VPN」の 設定を4つ登録した状態でIPv6トンネルの設定を追加できてしまうバグを修 正した。 すでにトンネル接続が4つ登録されていた場合、「ネイティブ接続またはデュ アル・スタック接続」しか設定できないようにした。 また、IPv6トンネルの設定をした状態でPPTP接続の設定を4つ登録しようと した場合に表示されるエラーの内容を以下のように変更した。 修正前: VPN接続で使用するトンネル設定は4個までしか登録できません。 修正後: トンネル接続の設定は4つまでしか登録できません。 [151] かんたん設定ページの[付加機能]-[ファイアウォール機能]と[ファイアウォ ール機能[IPv6]] の両ページにおいて、プロトコルにtcpflagを指定したと きに正しく設定できないバグを修正した。 また、コマンドから設定した場合、これらのページで正しく表示できないバ グも修正した。 [152] かんたん設定ページにて[専用線によるネットワーク型プロバイダ]を登録 後、[プロバイダ接続管理]-[登録の修正]画面を開いたときに表示されるペ ージタイトルが間違っていたのを修正した。 誤) [専用線によるネットワーク型プロバイダ]-[NAT] 正) [専用線によるネットワーク型プロバイダ]-[基本設定] [153] かんたん設定ページの [LAN/WAN設定]-[経路設定]-[LAN側静的経路情報の 追加] から経路を登録しても、再起動をしないと設定が有効にならないバグ を修正した。 [154] 以下の各コマンドおよび関連するかんたん設定ページの設定画面において、 ディスプレイ名として許されない文字を入力できないようにした。 analog extension sip address analog sip call display name sip server display name [155] かんたん設定ページにて静的フィルタのプロトコルに"icmp-nd"を入力し ても表示されないバグを修正した。 [156] プロバイダに接続した状態でPPTP-RAS接続の設定を削除しようとしたとき に表示される警告ページにおいて、OKボタンを押した時のリンク先を、 [LAN間接続管理]ページから[リモートアクセス管理]ページに変更した。 [157] パスワード忘れ対策ページの表記間違いを修正した。 ・「電源を切ると、通信履歴や料金情報は消えてしまいます。」 → 電源を切っても料金情報は消えない ・10分間以内 → 10分以内 [158] かんたん設定ページでRAS接続を複数個設定した状態から設定を1つ削除す ると、ip lan1 proxyarpの設定がクリアされるバグを修正した。 [159] かんたん設定ページから以下のコマンドを実行できるようにした。 clear ipv6 dynamic routing clear ipv6 neighbor cache ip tunnel nat descriptor ip tunnel secure filter ipv6 lan prefix ipv6 lan prefix delete ipv6 lan1 prefix ipv6 lan1 prefix delete ipv6 lan2 prefix ipv6 lan2 prefix delete ipv6 pp prefix ipv6 pp prefix delete ipv6 tunnel address ipv6 tunnel address delete nat descriptor masquerade ttl hold show ipv6 address show ipv6 neighbor cache show ipv6 rip table show ipv6 route show status analog extension upnp use [160] [システム管理]-[コマンド入力]で、show commandなど、出力される行数 が長いコマンドを実行すると、[コマンド入力結果]の行の途中で改行されて しまうバグを修正した。 [161] かんたん設定ページで宛先情報を設定した端末型PPPoEプロバイダの削除 を繰り返すとシステムが不安定になるバグを修正した。 [162] かんたん設定ページで、ISDN-LAN間接続、専用線-LAN間接続、PPPoE-LAN 間接続の経路情報に、default経路が表示されるバグを修正した。 この状態で、LAN間接続の設定を削除すると、default経路まで削除されてし まうバグを修正した。 以上