Revision : 04.06.47 Release : Mar 2003, ヤマハ株式会社 RTA55i Rev.4.06.47 リリースノート ========================================================================== ○ 本ファームウェアの関連情報 ========================================================================== ・本ファームウェアを利用することにより、次のニュースリリースで紹介したサ ービスが利用可能になる。 『ヤマハルーター「RT56v」、「RTA55i」がNTT東日本IPv6サービス実験の 「SIP通信機能」に対応』 http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03012801.html ========================================================================== ○ Rev.4.06.35からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] インターネット電話・機器間アナログ機能の音声制御に関わる analog pad rtp receive analog pad rtp send analog rtp buffer mode コマンドを追加した。これによって、 ・インターネット電話・機器間アナログ接続時に限った音量調整 ・FAX通信時のライン落ちの可能性を減らす設定 が可能となる。 ○RTP音声の受話PADの設定 [入力形式] analog pad rtp receive PORT PAD [パラメータ] PORT ... アナログポート番号 PAD -12dB ... -12dB PAD挿入 -9dB ... -9dB PAD挿入 -6dB ... -6dB PAD挿入 -3dB ... -3dB PAD挿入 off ... PADなし +3dB ... 3dB PAD挿入 +6dB ... 6dB PAD挿入 +9dB ... 9dB PAD挿入 +12dB ... 12dB PAD挿入 [説明] 指定したアナログポートのRTP音声(機器間アナログ、インターネット 電話)に対する受話PADを設定する。 最終的な音量は、analog pad receive と組み合わさった値となる。 [ノート] 通常の音量は問題なく、RTP音声の音量だけを調整したい場合に使用 する。 音量を上げる方向にPADを設定した場合、エコーのレベルも大きくな るため、通話に支障がでる場合がある。 該当するアナログポートが通話中の場合、変更が反映されるのは、次 の通話からとなる。 [初期値] off ○RTP音声の送話PADの設定 [入力形式] analog pad rtp send PORT PAD [パラメータ] PORT ... アナログポート番号 PAD -12dB ... -12dB PAD挿入 -9dB ... -9dB PAD挿入 -6dB ... -6dB PAD挿入 -3dB ... -3dB PAD挿入 off ... PADなし +3dB ... 3dB PAD挿入 +6dB ... 6dB PAD挿入 +9dB ... 9dB PAD挿入 +12dB ... 12dB PAD挿入 [説明] 指定したアナログポートのRTP音声(機器間アナログ、インターネット 電話)に対する送話PADを設定する。 最終的な音量は、analog pad send と組み合わさった値となる。 [ノート] 通常の音量は問題なく、RTP音声の音量だけを調整したい場合に使用 する。 音量を上げる方向にPADを設定した場合、エコーのレベルも大きくな るため、通話に支障がでる場合がある。 該当するアナログポートが通話中の場合、変更が反映されるのは、次 の通話からとなる。 [初期値] off ○RTP音声のバッファリング形式の指定 [入力形式] analog rtp buffer mode PORT MODE [パラメータ] PORT ... アナログポート番号 MODE ... 0 通常の再生バッファリング 1 再生開始までのバッファリング量を増やす [説明] RTP(機器間アナログやインターネット電話)で音声パケットを受けて から、再生を開始するまでのバッファリング方法を調整する。 [ノート] FAXでライン落ちが発生する場合、MODEを1に設定すると、状況が改善 されることがある。 該当するアナログポートが通話中の場合、変更が反映されるのは、次 の通話からとなる。 [初期値] 0 [2] アザー・ダイヤルトーンが鳴る状況(一般回線による発呼ができない状況) においても、通常のダイヤルトーンが鳴る設定ができるように、 analog extension other-dial-tone コマンドを実装した。 ○アザーダイヤルトーンを出すかどうかの切替 [入力形式] analog extension other-dial-tone SW [パラメータ] SW on ... アザーダイヤルトーンを出す off ... アザーダイヤルトーンを出さない [説明] 一般回線から発呼できない場合のダイヤルトーン(アザーダイヤルト ーン)を区別するかどうかを設定する。offとした場合、内線を含めて 発信が可能な場合は通常のダイヤルトーンが鳴る。 [初期値] on [3] かんたん設定ページで、切断コード表にエラーコード1285を追加した。 [4] SIPサーバとの接続をサポートした。 かんたん設定ページでは、 「電話設定」→「インターネット電話設定」→「IP電話サーバ」 のページを追加し、インターネット電話帳の「種別」に登録したIP電話 サーバを選択できるようにした。 追加および拡張されたコマンドは以下の通り。 ○TELポートからの特定のダイヤルに対応するインターネット電話 (SIP)発信の設定 [入力形式] analog extension sip address NUMBER DIAL_NUMBER SIP_ADDRESS [SERVER_NUMBER [phone] or presence or phone] [DESCRIPTION] [パラメータ] ・NUMBER 登録番号 (1-65535) ・DIAL_NUMBER TELポートからのダイヤル番号 ・SIP_ADDRESS ... SIPで発呼する先のSIP URI ・SERVER_NUMBER SIPで発呼する時に使用するサーバの登録番号 (1-65535) ・phone ... user=phoneのタグを付けて発信することを示す ・presence ... Windows Messengerに発信することを示す ・DESCRIPTION ... 登録名 [説明] TELポートからの特定のダイヤルに対応するインターネット電話 (SIP)発信の設定を行う。 [ノート] ダイヤル番号に合致する設定を登録番号順に検索し、はじめに合致した 設定が適用される。 SIP_ADDRESSは、"sip:user_name@domain_name"という形式。 SERVER_NUMBERは、sip serverコマンドで登録したSIPサーバの登録番 号を指定する。サーバの指定がない場合あるいは登録番号で登録され たサーバがない場合は、サーバを使用せず、直接接続を行う。 phoneを設定すると、宛先のURIにuser=phoneのタグを埋め込んで発呼す る。一般回線に抜ける発呼を行う際に必要に応じて設定する。 発呼する相手がWindowsMessengerの場合、presenceを指定する。 DESCRIPTIONには自由な登録名が設定できるが、日本語を入力したい場合 はかんたん設定のページから行う必要がある。 [デフォルト値] なし ○TELポートからのダイヤル時、特定のプレフィックスによる発呼経 路の設定 [入力形式] analog extension dial prefix ROUTE [SIP_SERVER_NUM [phone]] [DIAL] [パラメータ] ・ROUTE line ... 公衆回線(ISDN/PSTN)でかけるためのプレフィックス設定 sip ... インターネット電話(SIP)でかけるためのプレフィックス 設定 ・SIP_SERVER_NUM ... ダイヤルした番号を埋め込むサーバ ・phone ... 宛先のURIにuser=phoneのタグを埋め込む ・DIAL 入力なし ... プレフィックスなし 2#-9# ... 2#, 3#, ... , 9#のプレフィックスに対する設定 [説明] TELポートからのダイヤル時に、特定のプレフィックスによる発呼 経路を設定する。 プレフィックスの設定が重複した場合、line -> sipの順番で設定が優先 される。 SIP_SERVER_NUMを設定すると、sip serverコマンドによるサーバ設定に おけるSIP_URIのユーザ名部分をダイヤルした番号に置き換えてSIPの発 呼を行う。 phoneを設定すると、宛先のURIにuser=phoneのタグを埋め込んでSIPの発 呼を行う。一般回線に抜ける発呼を行う際に必要に応じて設定する。 [デフォルト値] (デフォルト値でもconfigには表示する) line sip 9# ○TELポートからのダイヤル時、特定の発呼経路に割り当てられたプ レフィックス設定の削除 [入力形式] analog extension dial prefix delete ROUTE SIP_SERVER_NUM [phone] [パラメータ] ・ROUTE sip ... インターネット電話(SIP)でかけるためのプレ フィックス設定 ・SIP_SERVER_NUM ... サーバ番号 ・phone ... user=phoneのタグが設定されるプレフィックスを示す [説明] TELポートからのダイヤル時に、特定の発呼経路に割り当てられた プレフィックス設定を削除する。 削除できる設定はSIPサーバを経由するものに限られる。 [デフォルト値] なし ○SIPサーバとの接続状態を表示する [入力形式] show status sip server [NUM] [パラメータ] ・NUM SIPサーバの登録番号 (1-65535) [説明] SIPサーバとの接続状態を表示する 接続状態 未接続 接続されていません 通信中 接続されています 接続中 接続しようとしています 切断中 切断しようとしています 切断コード 0 エラー無し 3018 サーバレスポンス無し 3004 サーバの名前解決失敗 3002 経路不明 3000 認証失敗 3200 その他のエラー ○SIPサーバに手動で接続(サインイン)する [入力形式] sip server connect NUM [パラメータ] ・NUM SIPサーバの登録番号 (1-65535) [説明] SIPサーバに手動で接続(サインイン)する。 基本的には自動的にSIPサーバに接続するので、本コマンドは手動で切断 した時や接続されていない状態を確認した時に、接続する場合に使用す る。 ○SIPサーバから手動で切断(サインアウト)する [入力形式] sip server disconnect NUM [パラメータ] ・NUM SIPサーバの登録番号 (1-65535) [説明] SIPサーバから手動で切断(サインアウト)する。 切断後、ルータを再起動するか手動で接続しない限りSIPサーバに接続 しない。 [5] SIPで、session-timerを利用できるようにした。 (draft-ietf-sip-session-timer-08 対応) 以下のコマンド設定により相手が(停電などにより)突然停止した場合にタ イマにより自動的に通話が切断される。 sip session timer TIME sip server session timer N TIME sip-session-timerをかんたん設定ページからも設定できるようにした。 sip-session-timerを使用するかどうかをかんたん設定ページで選択できる。 ただし、設定されるタイマ値は300秒固定である。 かんたん設定ページにおいて、sip-session-timerの設定項目に (NTT東日本 IPv6サービス実験 SIP通信機能対応)と表示するようにした。 ○SIP の session timer のタイマ値を設定する [入力形式] sip session timer TIME [パラメータ] TIME ... タイマ値 (0-86400) [説明] SIPの通話中に相手が停電などにより突然落ちた場合にタイマにより 自動的に通話を切断する。 TIME=0でsession-timerを利用しない設定となる。 [初期値] 0 ○SIP の session timer のタイマ値をサーバ毎に設定する [入力形式] sip server session timer NUM TIME [パラメータ] NUM ... サーバの登録番号 (1-65535) TIME ... タイマ値 (0-86400) [説明] SIPの通話中に相手が停電などにより突然落ちた場合にタイマにより 自動的に通話を切断する。 サーバがsession-timerに対応していれば、端末が2台同時に突然落ち てもサーバでの呼の持ち切りを防ぐ事ができる。 NUMはsip serverコマンドで設定されているサーバの登録番号のみ設 定が可能。 TIME=0でsession-timerを利用しない設定となる。 [初期値] 0 [6] IPv6アドレスの自動設定機能およびこの削除機能を追加した。 (参考URL: http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03012801.html) 他のIPv6ルータのルータ広告(Router Advertisement)を受信してインタフ ェースのIPv6アドレスを自動設定することができる。同時に、ルータ広告 を送信したルータをデフォルトゲートウェイとしたデフォルト経路を設定 する。 ipv6 INTERFACE address (delete)コマンドにautoパラメータを追加した。 [入力形式] ipv6 INTERFACE address auto ipv6 INTERFACE address IP6アドレス/プレフィックス長 ipv6 INTERFACE address delete auto ipv6 INTERFACE address delete IP6アドレス/プレフィックス長 [パラメータ] auto ... アドレスの自動設定を行なう または自動設定を削除する [デフォルト] アドレスは、自動設定も含めてすべてなし [ノート] 複数のインタフェースで自動設定機能を利用することができる。その 場合、デフォルト経路は最後に自動設定が完了したインタフェースに 向く。 [7] PPTPのコネクション制御のsyslogを追加した。 ○PPTPのコネクション制御のsyslogを出力するか否かを設定する。 [入力形式] pptp syslog SW [パラメータ] SW on ... PPTPのコネクション制御のsyslogを出力する off ... PPTPのコネクション制御のsyslogを出力しない [説明] PPTPのコネクション制御のsyslogを出力するか否かを設定する。 キープアライブ用のEcho-Request, Echo-Replyについては出力されない。 [デフォルト] off [8] SIPでのナンバー・ディスプレイ/ネーム・ディスプレイに対応した。 SIP着呼時、ナンバー・ディスプレイ、ネーム・ディスプレイが設定されて いるアナログポートへの出力情報は以下の通り(上から順番にあてはまった ものが適用される) 1.相手のSIP URIがインターネット電話帳と一致した場合 ナンバー・ディスプレイ: 登録した電話番号 ネーム・ディスプレイ: 登録した宛先名があればその情報 登録した宛先名がなく、着信時の相手情報にディスプレイ名が あればその情報 登録した宛先も、ディスプレイ名もない場合 "インターネット電話" 2.相手のSIP URIがネットボランチ電話番号の場合 (ネットボランチ電話番号に発信する場合に、SIP GWでFrom:の 情報をネットボランチ電話のドメインに変換する必要有り) ナンバー・ディスプレイ: 相手のネットボランチ電話番号 ネーム・ディスプレイ: 着信時の相手情報にディスプレイ名があればその情報 ディスプレイ名がない場合 "ネットボランチ電話" 3.From:のディスプレイ名が全て数字の場合 ナンバー・ディスプレイ: From:のディスプレイ名 ネーム・ディスプレイ: "インターネット電話" 4.From:のSIP URIのユーザ名が全て数字の場合 ナンバー・ディスプレイ: SIP URIのユーザ名 ネーム・ディスプレイ: 着信時の相手情報にディスプレイ名があればその情報 ディスプレイ名がない場合 "インターネット電話" 5.上記のどれにもあてはまらない場合 ナンバー・ディスプレイ 表示圏外 ネーム・ディスプレイ: 着信時の相手情報にディスプレイ名があればその情報 ディスプレイ名がない場合 "インターネット電話" (但し、ナンバー・ディスプレイが表示圏外であることで、 ネーム・ディスプレイも表示されない端末がある) ○SIPプロトコルによるインターネット電話発信で使用する自己SIPディスプレ イ名の設定 [入力形式] analog sip call display name PORT DISPLAYNAME [パラメータ] ・PORT アナログポート番号 (1-N) ・DISPLAYNAME ディスプレイ名 [説明] SIPプロトコルによるインターネット電話発信で使用する自己SIPディス プレイ名を設定する。 [ノート] 空白を含むディスプレイ名を設定する場合、""で囲う必要がある。 漢字を設定する場合は、シフトJISコードで設定を行う。 [デフォルト値] なし ○SIPプロトコルによるインターネット電話発信でSIPサーバ毎の使用する自己 SIPディスプレイ名の設定 [入力形式] sip server display name NUM DISPLAYNAME [パラメータ] ・NUM SIPサーバの登録番号 (1-65535) ・DISPLAYNAME ディスプレイ名 [説明] SIPプロトコルによるインターネット電話発信でSIPサーバ毎の使用する 自己SIPディスプレイ名を設定する。 [ノート] 空白を含むディスプレイ名を設定する場合、""で囲う必要がある。 漢字を設定する場合は、シフトJISコードで設定を行う。 [デフォルト値] なし [9] SIP着信時サービスに対応した。 ○SIPプロトコルによるインターネット電話の着信に対するアナログダイヤル インと無鳴動着信機能の設定 [入力形式] analog sip arrive incoming-signal PORT NUMBER SIP_ADDRESS SIGNAL DIAL_IN-NUM [パラメータ] ・PORT アナログポート番号 (1-N) ・NUMBER 登録番号 (1-65535) ・SIP_ADDRESS SIPアドレス (sip:で始まり@を含んだSIP URIまたは sip:で始まる@を含まないSIPユーザ名) ・SIGNAL ・modem モデムダイヤルイン ・pb PBダイヤルイン ・no-ringing-fax 無鳴動着信 ・DIAL_IN-NUM アナログ機器に送出するダイヤルイン番号 (SIGNALで modem と pb を指定したときのみ有効) [説明] SIPプロトコルによるインターネット電話の着信において、指定した PORTに対して、SIP_ADDRESSの一致する着信があったときに、SIGNAL に相当した着信処理を行う。アナログダイヤルインのときには、 DIAL_IN-NUM で設定されたダイヤルイン信号を出す。 [ノート] SIP_ADDRESSに'@'が含まれない場合、着信したインターネット電話 の宛先SIPユーザ名('@'以前)のみを比較して着信処理が行われる。 [デフォルト値] なし ○SIPプロトコルによるインターネット電話の着信に対するアナログダイヤル インと無鳴動着信機能の設定削除 [入力形式] analog sip arrive incoming-signal delete PORT NUMBER [パラメータ] ・PORT アナログポート番号 (1-N) ・NUMBER 登録番号 (1-65535) [説明] SIPプロトコルによるインターネット電話の着信に対するアナログダイ ヤルインと無鳴動着信機能の設定を削除する。 [デフォルト値] なし [10] PPPoE接続の認証エラー時に、エラーの最大回数を指定できる機能を追加し た。指定回数以上の認証エラーとなった場合は、以下のログが表示され、か んたん設定ページではエラーコード1301が表示される。 PPPOE[01] Too many authentication errors. Call request is rejected ○認証失敗の最大回数を設定する [入力形式] pppoe call prohibit auth-error count COUNT [パラメータ] COUNT = 'off' or 1 - 21474836 [説明] 選択されている相手に対し、認証が失敗できる最大回数を設定する。 最大回数を越えると 'pp auth' コマンドで設定を直さないと同じ相手 には発呼できない。 [デフォルト値] 15 ■仕様変更 [1] SIPへの発呼時、相手がオフフックして通話が接続状態になったときにTELポ ートの極性が反転していなかったのを、一般回線や内線接続と同様に極性反 転するようにした。 [2] アナログ機能に関する以下の設定内容がshow analog configで表示されるよ うにした。 analog extension other-dial-tone analog pad rtp send/receive analog rtp buffer mode [3] analog use PORT off、analog sip use call PORT off、sip use offの各設 定により一般回線/SIPに発呼できない場合に、INFOレベルで以下の様なログ を表示するようにした。 analog use PORT off [TEL] Call to LINE is not allowed for this TEL port. analog sip use call PORT off [TEL] Call to SIP is not allowed for this TEL port. sip use off [TEL] No SIP gateway is found. Call to SIP is rejected. [4] SIPで、session-timer利用時のre-INVITEの再送間隔を変更した。 Session-Expireヘッダで指定されたor指定した値の1/2の間隔で送信するよ うにした。 [5] かんたん設定ページで、新規登録で選択できないプロバイダ接続形態も表示 するようにした。 選択できない項目は色を変え、ラジオボタンのチェックボックスは非表示と なる。 [6] GREにてシーケンス番号エラーと判定したときのsyslogの書式を変更した。 例: TUNNEL[n] GRE Invalid sequence number (RecvSeq: m, SendAck: m, WinSize: m) TUNNEL[n] GRE Invalid ack number (RecvAck: m, PrevAck: m, SendSeq: m) [7] PPTP接続にて、送受信のバッファがオーバーフローしたときに出力される syslogの書式を変更した。 例: TUNNEL[n] GRE RxQueue overflow TUNNEL[n] PPTP RxQueue overflow [8] UPnPのポートマッピング用タイマのタイプを従来のNormalにARPテーブルの 情報を監視し情報が無くなるとタイマを起動するタイプを追加した。 今後はARP情報を参照するタイプを初期値とする。 これに合わせて、タイマのデフォルト値を3600秒とし、タイマタイプが normalに変更されると今までの172800秒に自動的に変更するようにした。 また、タイプの追加に合わせてshow status upnpの表示を拡張した。 〇UPnPのポートマッピング用タイマのタイプの設定 [入力形式] upnp port mapping timer type タイプ [パラメータ] タイプ normal ... ARP情報を参照しない arp ... ARP情報を参照する [説明] UPnPのポートマッピングを消去するためのタイマのタイプを設定する。 [初期値] arp [9] UPnPで、同一IPアドレスとポート番号の組で同じポートマッピング要求が 来た時に今まではエラーを返していたのを、200 OKを返すようにした。 [10] ネットボランチDNSで、IPアドレス変更時の自動更新のデフォルト値をoff からautoに変更した。 これに伴い、かんたん設定ページでネットワーク型プロバイダのときに、電 話アドレスサービスの選択プロバイダにセレクトメニューが表示されていた のを、「使用できるプロバイダはありません」と表示させるようにした。 [11] ネットボランチDNSで、認証エラーになったときにデバッグレベルのログを 表示するようにした。 [12] ip INTERFACE(lan1/lan2/pp/tunnel) secure filterコマンドで指定できる フィルタの数を200個にした。 [13] DHCPサーバ機能で、RFC2131ではDHCPサーバ側で受けるDHCPメッセージサイ ズに関する規定はないので、これまで548bytes以上のDHCPメッセージを破棄 していたのを受け入れるように変更した。受信時のログ表示はこれまでのよ うに行う。 [14] show status pptpコマンドを拡張し、PPTPや暗号化(MPPE)に関する情報も 表示するようにした。 [15] provider lan dns serverコマンドをIPv6アドレスに対応させた。 [16] UPnPのAddPortMappingアクションでポートマッピングされたエントリから 動的に作成されたマスカレードエントリを同一IPアドレスおよび同一内側ポ ート番号での再AddPortMappingアクション時に削除するようにした。 1) AddPortMappingアクションで [192.168.0.1, 80, 8000] を登録 2) 通信のため、動的マスカレードエントリが作成される 3) DeletePortMappingアクションで [192.168.0.1, 80, 8000] を削除 4) AddPortMappingアクションで [192.168.0.1, 80, 9000] を登録 5) 登録時に 残っている[192.168.0.1, 80 , 8000] の動的 マスカレードエントリを削除する [17] かんたん設定ページで、使用しているDNSサーバアドレスを全て表示するよ うにした。 表示内容は以下の通り。 ISDN/PPPoE ... primary(+secondary) CATV(DNS固定) ... 指定したアドレス全て (DNS自動) ... DHCPクライアントで取得したアドレス [18] かんたん設定ページからPPTP-LANサーバ、PPTP-RAS(PP)を設定する時、 pp always-on on pptp keepalive use on を設定するようにした。 [19] かんたん設定ページからPDの設定([IPv6設定]-[DHCP6サーバから接続時に 自動で取得する])をしたときは、PDで取得したプレフィックス長をそのまま 使用するようにした。 ipv6 INTERFACE addressコマンドでPDのアドレスを設定するときにプレフィ クス長を指定しなくても動作するようにした。プレフィクス長を指定しない ときには、PDで取得したプレフィクス長をそのまま使用する。 [20] ICMPパケットのデータ部分のIPヘッダのアドレスがNATの設定に従って変換 されるようにした。 これにより、NAT使用時にもtracerouteが通り、PMTUDが動作するようになる。 ■バグ修正 [1] RT56vをアナログ子機として繋ぎ、TELポートからの発呼がRT56vの一般回線 (アナログ回線)経由で行われる場合、090、080ではじまる電話番号に発呼で きないバグを修正した。 [2] RT56vをアナログ子機にした場合にダイヤルできないバグを修正した。 なお、以後、RT56vの一般回線(アナログ回線)を経由した発呼の場合、回線 のダイヤルトーンではなくルータの内部で発生するダイヤルトーンが鳴るよ うになる。 [3] インターネット電話の切断を両側から同時に行なうと、その後のTELポート への着信をオフフックしても正常に繋がらず、場合によってはISDN(Bch)回 線が使用できなくなってしまう事があるバグを修正した。 [4] SIPに対して発呼したとき、空きリソースがないために発呼できない場合の INFOレベルのログにおいて、 [SIP] SIP Call to [...] from [...] rejected with cause NO CHANNEL (3034). のto、from部分が正しく表示されないバグを修正した。 [5] 以下のような場合に、呼び出し回数0で擬似着信転送が設定されている場合 に、転送動作あるいは着信動作が行われないバグを修正した。 1. 内線通話中 2B空いている状態での擬似着信転送ができず、相手に切断コード17を返 していた。 2. 外線通話中、かつ、失敗時は着信する設定(話中着信設定有り) 話中着信になるべきが、相手に切断コード17を返していた。 [6] 内線と外線の切り替え通話で、外線通話中にオンフックすると内線の呼び返 しとなるが、そのタイムアウトで保留側の呼が切断されないバグを修正した。 [7] ネーム・ディスプレイの表示内容で、JIS漢字コードで0x5cの文字コードを 持つ文字以降が文字化けしてしまう不具合を修正した。 [8] ネーム・ディスプレイ機能で、ネーム・ディスプレイ対応のアナログ機器に よってはネーム・ディスプレイ機能を使用する設定で発信者名非通知の着信 があるとエラー表示となるバグを修正した。 以下の場合に発信者番号または非通知理由が正常に表示されない。 ・発信者番号通知+発信者名非通知の着信 ・発信者番号非通知+発信者名非通知の着信 [9] ネットボランチ電話番号を用いたインターネット電話で発信し、相手が受 話器を取る前に電話を切るという動作を繰り返していると、着信側にてイン ターネット電話が使用できなくなってしまうことがあるバグを修正した。 [10] 電話機からの設定でパスワードの設定(機能番号00)を失敗すると次回から パスワードの設定が行えなくなってしまうバグを修正した。 [11] IPv6での機器間アナログ通話ができないバグを修正した。 [12] インターネット電話において、通話中の端末双方から、同時に切断する動 作を繰り返すとSIPの発着信できなくなるバグを修正した。 [13] インターネット電話において、プロトコルがTCPの設定で発呼相手がいない ときに無音になるバグを修正した。 [14] インターネット電話において、相手呼出中に呼出相手とのネットワークが 切断した場合、その後そのTELポートが使用できなくなることがあるバグを 修正した。 [15] analog supplementary-service [network]/pseudo call-deflection PORT コマンドのヘルプで、TELポートが2つの機種において、コマンドヘルプに call-deflection 3 が表示されるバグを修正した。 [16] インターネット電話において呼出中に着信側が再起動すると、呼出の中断 に時間がかかるバグを修正した。 [17] 090、080で始まる番号に擬似着信転送ができないバグを修正した。 [18] インターネット電話において経路が指定されていないIPアドレスに対して SIPの発信を行うとアナログポートが無音になり、この動作を繰り返すとア ナログポートが使えなくなるバグを修正した。 [19] 機器間アナログ通話にて、ゲートウェイのアドレスが変更されたときに DEBUGレベルで表示されるログのfrom、toが共に変更後のアドレスになるバ グを修正した。 [20] PPTP接続がUDPで負荷をかけると不安定になるバグを修正した。 [21] PPTPで、IPマスカレードを使わないLAN間接続VPNでインターネット側のLAN アドレスと端末が接続されている側のLANアドレスが異なる場合、トンネル の開始要求をする側でtunnel endpoint addressコマンドのローカルアドレ スを指定しないと通信できないバグを修正した。 [22] PPTPで、確保したanonymous番号が解放されないことがあるバグを修正した。 [23] pptp lan remote addressコマンドとpptp lan secondary remote address コマンドで、インタフェースにLAN2を指定できないバグを修正した。 [24] PPTP接続で、最初に発生したエラーが保存されず、後から発生したエラー に置き換えられるバグを修正した。 [25] シーケンス番号が0で開始されるGREパケットを廃棄しないようにした。 Windows 2000/XPなどのPPTPクライアントから接続を行ったときに、最初の パケットを廃棄していたため再送が発生し、LCPのネゴシエーションに余計 な時間がかかっていた。 [26] tunnel defaultコマンドを実行してもデフォルト値に戻らないものがある バグを修正した。 [27] GREのシーケンス番号と応答確認処理に誤りがあり、動作不安定になること があるバグを修正した。 この修正の入ったファームウェアと入っていないものとの相互接続は保証が できないので、修正の入ったファームウェア対向で接続する必要がある。 [28] PPTPで相手からTCPのセッションを開始されるときに、同じ相手からのセッ ションが残っている場合はクローズしてから受けるべきところをクローズし ていなかったため、同じ相手とだけで最大数のセッションを使ってしまい、 他の相手とセッションが張れなくなるバグを修正した。 この修正により、以下のsyslogが出力され続けて接続できなくなる問題が解 消される。 PPTP TCP client open error. device not found [29] PPTPで通信中のトンネルにバインドされているPPに対して手動でconnectコ マンドを発行すると、無視されずにデータ転送が止まってしまうバグを修正 した。 [30] PPTP接続中に何らかの理由でトンネルを切断して再接続するときに、PPPの ネゴシエーションが完了せず頻繁に[LCP Timeout]のエラーで失敗するバグ を修正した。 [31] PPTPで過負荷のデータ転送を行っているとCCPの再交渉が繰り返し行われる バグを修正した。 [32] PPTPで過負荷のデータ転送を行っているとプロバイダにてパケットの順番が 入れ替わることがあり、そのたびにCCPの再交渉が行われるバグを修正した。 [33] show status pptpコマンドにて、4対地と通信していてもTunnel Control数 が3と表示されるバグを修正した。 [34] PPTP用のPPに対してshow status ppコマンドを実行すると、Peer Hostname が正しく表示されないことがあるバグを修正した。 [35] PPTPでの暗号化通信中に、相手からLCPの再交渉を開始されると Non LCP packet in not LCP OPENED state のsyslogが出力されたり、一度終わったLCPの再交渉が再度行われることが あるバグを修正した。 [36] PPTPで規定の最大である64文字のホスト名を受信すると、正しく表示され ずリブートするバグを修正した。 [37] UPnPのDeletePortMappingアクションで削除されたポートに対して動的に生 成されたIPマスカレードエントリが存在している間に同一の組合せで AddPortMappingアクションを行ったとき、マッピングできないバグを修正し た。 [38] UPnPでPortMappingEnabled状態変数の変更によるマスカレードエントリの 削除ができないバグを修正した。 PortMappingEnabled状態変数の変更によるマスカレードエントリの追加時に エントリ番号とUPnP側との番号の結びつけができていない状態にになり、そ の結果、削除時にエントリが見付からない状態になる。 [39] UPnPのPortMappingEnabled状態変数がFalseの状態でAddPortMappingアクショ ンができないバグを修正した。 [40] UPnPを使用して、MSN8の「WEB共有」が正しく動作しないバグを修正した。 [41] ネットボランチDNS機能で、IPアドレス情報がない場合(自動更新をしない 設定にして再起動後、netvolante-dns get hostname list コマンドを実行)、 show status netvolante-dnsコマンドのIPアドレス欄に0.0.0.0と表示され るバグを修正した。 [42] IPv6の重複アドレス検出(DAD)で同じIPv6アドレスを持つ機器を発見したと きにルータの動作が不安定になるバグを修正した。 [43] DHCPクライアント機能で、DHCPサーバから不正なrenewal time, rebinding timeを受け取った時に意図しない動作となることがあるバグを修正した。 リース期間満了で再リースが不可能になるなどの現象として発生していた。 [44] DHCPクライアント機能によりIPアドレスを取得済みの状態のときにdhcp client client-identifierおよびdhcp client hostnameの設定を変更しても、 指定時間後のIPアドレスの再取得時に設定が反映されないバグを修正した。 [45] tftpで以下のコマンドを設定するとき、最大値が65535ではなく65565まで 受け付けてしまうバグを修正した。 isdn voip outgoing list [delete] analog sip arrive myaddress [delete] analog arrive incoming signal [delete] analog arrive restrict list add/delete analog arrive ringer-type list add/delete analog extension sip address [delete] analog extension sip call-deflection [delete] analog extension dial prefix [delete] sip server [delete] [45] show commandコマンドで、analog arrive another-device permitコマンド が重複しているバグを修正した。 [46] 静的NATでNetMeetingを処理するとルータがリブートしたり、NetMeetingで 接続できないバグを修正した。 [47] TCPのFINビットをセットしたセグメントを送信して、コネクションの半分 を終了した状態で相手からデータを受信すると、システムが不安定になった りリブートしたりするバグを修正した。 [48] 認証失敗回数オーバー、またはMP接続の失敗回数オーバーのエラーになっ た後に、そのプロバイダ設定を削除しても、かんたん設定の [トップ] ペー ジに表示される警告文が消えないバグを修正した。 [49] pp queue lengthコマンドの設定内容が動作に反映されないバグを修正した。 [50] IPマスカレードの設定が併記された場合に有効に働かないことがあるバグ を修正した。 [51] ルータが生成したIPパケットをLANインタフェースへ送信するときに、始点 アドレスを正しく選択しない場合があるバグを修正した。 具体的には、nat descriptor address outerコマンドでLANインタフェース のプライマリアドレスを指定しているときに、同じLANインタフェースのセ カンダリアドレスが選択されにくくなる。実際の現象としては、LANインタ フェースに送信するパケットの始点アドレスとして、PPインタフェースのア ドレスを選択するという問題が確認されている。 [52] IPマスカレードを利用している時に、IPマスカレードで変換したパケット に対するICMPエラーパケットが正しく変換できないバグを修正した。 tracerouteが動作しないなどの現象になる。 [53] IPマスカレードと静的NATを併用する場合で、複数の連続するアドレスに対 する静的NATを一つのnat descriptor staticコマンドで設定しようとすると、 連続する外側アドレスのうち2番目のアドレスがIPマスカレードの外側アド レスとして使われてしまい、対応する静的NATのエントリが生成されないバ グを修正した。 [54] セキュリティレベルを3以下に設定されているプロバイダ接続設定に対して PPTPの設定をすると、セキュリティレベルに関わらずPPTPを通すための静的 フィルタが設定されてしまうため通信不可になるバグを修正した。 [55] restartコマンドの入力、あるいは、リビジョンアップ終了後の再起動処理 の開始時に、接続状態のPPを切断するが、PP接続先へのパケットが発生する と再度PPを接続してしまい、接続状態のまま再起動するバグを修正した。 PPPoE接続用のPPでは、この動作のために、再起動直後に新たに接続をしよ うとしてもサーバに接続を拒否されることがあった。 [56] IPトンネル、IPv6トンネルに対して動的フィルタが設定できないバグを修 正した。 [57] LAN1アドレスをDHCPクライアントに設定した状態でIPv6のページを変更、 削除するとルータがハングアップすることがあった。 [58] 動的フィルタのみが設定されている状態だと、ファイアウォールの「適用」 ボタンが表示されないバグを修正した。 [59] IPv6の動的フィルタが動作しているときに、フラグメントされたICMPが通 過しないことがあるバグを修正した。 [60] IPv6の動的フィルタが動作しているときに、フラグメントされたIPv6パケッ トを転送できないバグを修正した。 [61] 動的フィルタでTCPのFINフラグによるネゴシエーションが完了した後でも、 一定時間だけ、そのコネクションを通過させる機能が働かない場合があるバ グを修正した。 [62] ipv6 filterコマンドとipv6 filter dynamicコマンドのオンラインヘルプ の間違いを修正した。 [63] あるPPが接続状態にあるときに、そのPPに対してpp enableコマンドを発行 すると、PPP接続時に相手より通知された接続相手やDNSサーバのIPアドレス へのPP経由のホスト経路が、PP切断時に削除されなくなるバグを修正した。 その後、設定を削除して、再度同じ内容の設定を異なるPPで設定し直すと、 残っているホスト経路(接続相手)には接続することができなくなっていた。 [64] PPPoEの切断処理中に、そのPPに対するdisconnectコマンドを実行すると、 切断処理が途中で止まってしまい、そのPPでの通信がその後できなくなって しまうバグを修正した。 [65] PIAFSの被起動側として動作しているときに、同期外れを検出した後に再同 期が確立してもデータ通信可能な状態に復帰できずに T002タイムアウトが 発生して通信を切断することがあるバグを修正した。 [66] PIAFSの被起動側として動作しているときに、同期外れ後に同期が再確立し てもT003タイムアウトにより通信が切断されることがある可能性を排除した。 [67] ISDNインターフェースを持つ機種において、着信転送が即時に設定されて いるアナログポートがあると、インターネット電話の着信ができないバグを 修正した。 [68] pp line isdn-ntt 1bに設定されており、かつ、通話やデータ通信でBチャ ネルを使用中にTELポートに接続されたアナログ機器をオフフックすると、 それ以降TELポートからの発信ができなくなるバグを修正した。 [69] かんたん設定ページで、ある接続先が接続状態にあるときに新規に接続先 を登録すると、PPP接続時に相手より通知された接続相手やDNSサーバのIPア ドレスへのPP経由のホスト経路が、PP切断時に削除されなくなるバグを修正 した。 その後、登録されている接続先の設定を削除して、再度同じ接続先を順序を 変えて登録し直すと、残っているホスト経路(接続相手)には接続することが できなくなっていた。 [70] かんたん設定ページで、ログイン時のパスワードを3回間違えたときに表示 される説明を修正した。 [71] かんたん設定ページで、[手動接続/切断]ページの接続ボタンを押して接続 エラーになったとき、OKボタンのリンク先の説明が2つ表示されるバグを修 正した。 [72] かんたん設定ページの[メール機能]のヘルプで、「確認/転送の許可」の表 示の間違いを修正した。 「禁止中 → 禁止」==>「停止中 → 再開」 [73] かんたん設定ページで、CATV型プロバイダ+PPTP-LAN間(クライアント)接 続設定かつbri disableコマンドが設定されているとき、PPTP-LAN間接続の 接続ボタンを押すと「ISDN回線によるLAN間接続はできません」とエラー表 示されるバグを修正した。 [74] かんたん設定ページで、static routeを設定した状態でPPTP-LAN間接続の 設定をすると、static routeの設定を上書きしてしまうバグを修正した。 [75] かんたん設定ページで、新規登録ページのヘルプの情報を更新した。 [76] かんたん設定ページで、「複数プロバイダ+自動接続しない」設定にした とき、接続/切断ボタンが表示されないバグを修正した。 [77] かんたん設定ページで、[システム管理]-[コマンド入力]欄からip routeコ マンド、ip pp route addコマンドを設定した後に再起動すると、設定した コマンドが消えてしまうバグを修正した。 [78] かんたん設定ページのLAN/WAN設定で、設定変更後の確認ページでキャンセ ルをしても一部の設定がされてしまうバグを修正した。 [79] かんたん設定ページの[システム管理]-[コマンド設定]-[HTML形式のConfig 保存]で、"analog supplementary-service clear"が表示されるバグを修正 した。 [80] かんたん設定ページでネットワーク型プロバイダとNATの設定をしたとき、 コンソールからnat descriptor address innerに複数個のアドレスを設定す るとリブートする場合があるバグを修正した。 [81] かんたん設定ページでネットワーク型プロバイダの新規登録時にNATのinner addressを複数個(コマンド文字列で256byte以上)設定するとリブートするバ グを修正した。 [82] かんたん設定ページでネットワーク型プロバイダとNATのinner addressを 複数個(コマンド文字列で256byte以上)設定をした場合、DMZホストの設定を 追加するとリブートするバグを修正した。 [83] かんたん設定ページで、識別着信番号の登録、着信ベルの登録のヘルプ画 面の登録番号の上限の表記を21474836から65535へ変更した。 [84] かんたん設定ページのISDNとPPPoEプロバイダの設定で、[登録の修正]から セカンダリDNSサーバアドレスのみを削除できないバグを修正した。 [85] かんたん設定ページで、PPTP経由で[システム管理]-[コマンド設定]、または [システムログ]ページのconfig/logを表示しようとすると、httpアクセスが できなくなることがあるバグを修正した。 [86] かんたん設定ページで、ISDNとCATVの複数プロバイダを設定後、プロバイ ダを削除するとdns server selectコマンドが正しく消えないバグを修正し た。 [87] かんたん設定ページにてIPv6/IPv4同時接続設定後、[登録の修正]⇒[基本設定] の画面でプロバイダ名または、ファイアウォール機能の適用を変更すると、 [プロバイダ接続管理]画面のプロバイダ名がIPv6/v4からPPPoEに変わってし まうバグを修正した。 [88] かんたん設定ページにて複数のプロバイダを設定し、それらをすべて削除 した後に[新規登録]画面を開くと、IPv6/IPv4同時接続を選択できなくなる バグを修正した。 [89] かんたん設定ページで、IPv6/v4同時接続設定後、ルータを再起動すると、 プロバイダの新規登録画面からIPv6/v4同時接続設定を選択できてしまうバ グを修正した。IPv6/v4同時接続設定は1つしか登録できない。 [90] かんたん設定ページのIPv6設定画面で、プレフィックスの設定を削除して もipv6 lan1 addressの設定が消えないバグを修正した。 プレフィックス「指定」+IPv6 DNSサーバ「自動取得」、 プレフィックス「自動取得」+IPv6 DNSサーバ「指定」 で設定した場合に発生する。 [91] かんたん設定ページでプロバイダの設定を削除してもIPv6 PDの動作が止ま らないバグを修正した。例えば、その後で新しいプロバイダを登録すると、 IPv6の設定をしていなくてもPDが動作する。 [92] かんたん設定ページのIPv6設定画面で、IPv6 DNSサーバに間違ったアドレ ス(IPv4アドレス)を入力してもエラーにならないバグを修正した。 [93] プロバイダの接続/切断確認ページで、PP2以降のプロバイダを接続した ときに[登録の修正] ボタンが表示されるバグを修正した。 接続エラーになったときのみ [登録の修正] ボタンを表示するようにした。 以上