ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/Rev.04.00/relnote_04_00_24.txt Revision : 04.00.24 Release : Oct 1999, ヤマハ株式会社 RT200i/RT140[iefp]/RT103i Rev.4.00.24 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.4.00.22からの変更点 ========================================================================== ■仕様変更 [1] バックアップ時にRIPの送信元インタフェースを切り替えるか否かを設定でき るようにした。これにより、Rev.4.00.10以前のリビジョンの動作をシミュレ ートできるようになる。Rev.4.00.10以前のリビジョンでは、バックアップ時 に、RIPの送信元インタフェースを切り替え、バックアップ先のインタフェー スからRIPを送信していたため、バックアップ元のインタフェースに付与され たIPアドレスが選択されないというバグがあった。このバグは、Rev.4.00.11 で修正されている。 ○バックアップ時にRIPの送信元インタフェースを切り替えるか否かを設定する コマンド [入力形式] ip pp rip backup interface SW [パラメータ] SW ... スイッチ on ... 切り替える off ... 切り替えない [説明] バックアップ時にRIPの送信元インタフェースを切り替えるか否かを設定 する。RIPの送信元インタフェースは、offのときには、バックアップ元 のインタフェースであり、onのときには、バックアップ先のインタフェ ースとなる。 [ノート] 両者の違いは、送信元のIPアドレスの違いとなって現れる。offのときに は、バックアップ元のインタフェースのアドレスが選ばれ、onのときに は、バックアップ先のインタフェースのアドレスが選ばれる。なお、ど ちらの場合にも、バックアップ回線を通じてRIPが送信される。 [デフォルト値] off ■バグ修正 [1] 内蔵メモリが4MBのRT200iで起動できないバグを修正した。Rev.4.00.21でエン バグしている。 [2] バックアップで、バックアップ回線が接続した後、バックアップ回線を切断し て再び接続しようとすると、接続できないバグを修正した。Rev.4.00.21でエ ンバグしている。 [3] FRのバックアップで、バックアップ回線に切り替わらないことがあるのを修正 した。Rev.4.00.21でエンバグしている。 [4] IPマスカレード機能で、フラグメントされたパケットを何らかの理由でIPマス カレード処理せずに転送するときに、フラグメントとして到着した最後のパケ ット以外を転送できず、動作が不安定になるバグを修正した。