ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/Rev.04.00/relnote_04_00_09.txt Revision : 04.00.09 Release : Apr 1999, ヤマハ株式会社 RT200i/RT140[iefp]/RT103i Rev.4.00.09 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.4.00.07からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] FRで、指定したパケットにDEビットを立てる機能を実装した。 ○指定したパケットにDEビットを立てる設定 [コマンド書式] fr de PROTOCOL filter dlci=DLCI FNUM... fr de PROTOCOL filter dlci=DLCI clear [パラメータ] PROTOCOL ... one of 'ip', 'ipx', 'bridge' DLCI ... DLCI番号 or '*' FNUM ... フィルタ番号 [説明] FNUMで指定したフィルタを順番にパケットに対して適用し、マッチし たところでそのフィルタが'pass'または'restrict'であればDEビット を立てる。'reject'であればDEビットを立てない。フィルタ列の最後 までいってもマッチしなかった時にはDEビットを立てない。 PPごとの設定である。 [デフォルト値] clear [2] RFC1315に基づいてFRの情報をSNMPで取得できるようにした。トラップについ ては、frDLCIStatusChangeTrapを送出する。このトラップは、データリンク の状態がアクティブとインアクティブの間で変化したときに送出される。送 出先のホストやコミュニティは、snmp trap hostとsnmp trap communityの設 定に従う。 ■仕様変更 [1] 以下のコマンドで、適用インタフェースと共にNATディスクリプタ番号も表示 するようにした。 ・show nat descriptor address ・show nat descriptor interface address [2] DHCP機能で、DHCPDECLINEを受けたアドレスを一時的にリース対象から外すよ うにした。これにより、同じアドレスを割り当てようとして、動作を繰り返 すことがなくなった。 ■バグ修正 [1] 自分が送信するUDPパケットで、終点IPアドレスが127.0.0.1であるときに、 UDPチェックサムを計算できずにパケットを破棄していたのを修正した。これ により、Rev.4.00.05、Rev.4.00.07のping、telnet、nslookupなどのコマン ドでホスト名を指定した場合に、名前の解決ができないという問題が修正さ れる。 [2] FR回線を使用する設定をしているときに、動作が不安定になるバグを修正し た。 [3] RT140pでPRIの専用線を利用するときに、受信パケットを取りこぼしてしまう 場合があるのを修正した。