ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote_03_00_33.txt Revision : 03.00.33 Release : Jan 1999, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT80i/RT140[iep] Rev.3.00.33リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.00.31からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] 受信したICMPのログを記録するかどうかのコマンドを新設した。 ・受信したICMPのログを記録するかどうか [コマンド形式] ip icmp log SW [パラメータ] SW ... on 受信したICMPをログに記録する off 受信したICMPをログに記録しない [デフォルト] off [ノート] 記録されるのはdebugログである。 ■仕様変更 [1] IPのProxy ARPで、サニティチェックを行わないことでアドレスのチェッ クをゆるくした。 [2] RIP(IP/IPX)パケットは、通常のキューとは別にキューを用意して出力す ることで、FR多重の多重数が増えた時にRIPが届かない地点ができてしま う問題を回避した。ただし、優先/帯域制御でRIPを特定のクラスに割り当 てている場合にはこの機能は働かない。 ■バグ修正 [1] RT140pで、PRI専用線とBRI回線交換とのMPができなかったのを修正した。 [2] PP Anonymousで、多地点を相手にNATで接続する時、設定を行ってもリス タートしないと設定が有効にならないバグを修正した。 [3] DHCPサーバ機能で、以下の条件の時に予約されたクライアントに限りアド レスをリースできなくなるバグを修正した。 - DHCPOFFERを発行したにもかかわらず、クライアントからサーバとして 選択されなかった時 - リース期間終了から更に72時間、対象クライアントからリース要求が一 切なかった時 [4] {lan,pp} queue default classコマンドのオンラインヘルプでデフォルト 値が間違って表示されるのを修正した。 [5] PPPで、MPが有効な時に、Protocol Rejectが間違ったデータで送信される のを修正した。 [6] show bridge {lan,pp}コマンドで、ブリッジするインタフェースを正しく 表示できるようにした。 [7] RT140で、ケーブル抜けや速度自動判別中などの状態でLANインタフェース が動作できない時に、パケットの送信要求があるとそれをいったんキュー に溜めておいて、LANインタフェースが動作できるようになってから送信 するようにした。 [8] 優先/帯域制御における仮想インタフェースを除く、最大のインタフェー ス番号(具体的には PP Anonymous)に対してSNMP GETでMIBを取得しようと するとエラーになるバグを修正した。 Rev.3.00.30でエンバグ。 [9] IP Masqueradeの処理で、フラグメントされたパケットは再構成してから 処理するようにした。 [10] セキュリティ・ゲートウェイ機能で、鍵の更新のために通信が途絶する時 間が短くなるよう処理を改善した。 [11] packetdumpコマンドが、RT140eのLAN1/LAN2を区別せず表示してしまうの を修正した。