Revision : 02.02.46 Release : Aug 2001, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i Rev.2.02.46リリースノート ========================================================================== ○ Rev.2.02.45からの変更点 ========================================================================== ■バグ修正 [1] 専用線バックアップ機能で、バックアップ先のPPで正しくMPが動作しない バグを修正した。 [2] 着SETUP中の発番号情報要素のオクテット3aが省略されていた場合に、発 番号を間違って認識するバグを修正した。 [3] implicitな経路のnextHop/Gatewayが正しくないときがあるのを修正した。 [4] RT80iで、以下のバグを修正した。 - MP通信中にアナログ機器から発信すると、MPの1Bを解放してアナログ機 器の通信を始めるが、アナログ機器での通信中に、通信中着信通知(チャ ネルなし)によるデータ呼の着信があると、アナログ機器での通信が自 分からは切断できなくなってしまう。また、相手から切断された時も、 通信自体は切断されるが、ルータのB1/B2 LEDは点灯したままとなって しまう。 [5] 自分が送信するISDN L3メッセージでの情報要素の並び方が規格通りでな いところがあったのを修正した。 [6] ある相手先が接続状態のときに、他の相手先への接続契機となるパケット を受信するとそのパケットはキューに溜められるが、接続状態の相手先が 切断される前にそのパケットが内部で廃棄されると、その後で接続状態の 相手先が切断されても新しい相手先に発呼すべきではないのに発呼してし まうバグを修正した。 [7] 累積料金の制限により発信が行なわれるべきではない状態であっても ANONYMOUS02の発信が制限されないバグを修正した。 [8] 累積料金等の制限により発信が行なわれるべきではない状態であっても MSコールバックの着信により折り返しの発信を行なうバグを修正した。 [9] dhcp service offの設定の時に、show dhcpコマンドで何も表示されない のを修正した。 [10] 外部から127/8を終点IPアドレスとして持つパケットを受け取ったら廃棄 するようにした。また、内部から127/8を始点IPアドレスとして持つパケッ トを送信しようとしたら廃棄するようにした。 [11] anonymousで、MSコールバックを受け付け可能だが、あるユーザについて はMSコールバックなしで接続する、という設定で、そのユーザからの着信 で接続をしたときに、接続を切断した後の動作が不安定となるバグを修正 した。 [12] 双方向でCHAP認証を行う場合、一方のCHAP Challengeパケットが何らか の理由で落ちるとそれが再送されないバグを修正した。 [13] BACPのネゴが始まるとIP通信が途絶してしまうことがあるのを修正した。 [14] PIAFS通信中に回線側がハングアップする可能性を排除した。 [15] TCPで、SYN-RECEIVEDの状態の時にRSTを受信してもそれを正しく処理で きない問題を修正した。 [16] ip pp rip disconnect sendコマンドで'update'が設定されているときに、 経路情報が変化しなくてもRIPを送信することがあるのを修正した。具体 的には、PPインタフェースの接続・切断が契機になる。 [17] MPで、回線切断時にメモリリークすることがあるのを修正した。 [18] 回線切断時に不正なメモリアクセスでリブートする可能性を排除した。 [19] lengthフィールドが0のIPオプションヘッダを受信すると、無限ループに 陥って正常に動作しなくなるのを修正した。 [20] WindowsからのTELNETに接続できず、無応答になってしまうことがあるの を修正した。