ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/relnote/relnote.02.02.36 Revision : 02.02.36 Release : Oct 1998, ヤマハ株式会社 RT100i/RT102i/RT200i/RT140i/RT80i Rev.2.02.36リリースノート ========================================================================== ○ Rev.2.02.35からの変更点 ========================================================================== ■バグ修正 [1] RT80iのWWW設定で、文字'%'を含むユーザID、パスワードを設定しようと すると、確認時に正しく表示されないバグを修正した。 [2] IP Masqueradeで、TCPに対してRSTを送るための一時的なエントリがすぐ に消えずに残ってしまい、結果としてIP Masqueradeテーブルを埋め尽く すために新しいセッションが始められなくなるというバグを修正した。 [3] show status ppで、PPP関係の情報として間違った情報を出力する時があっ たのを修正した。 [4] administratorでなくても以下のコマンドを設定できるバグを修正した。 ・leased keepalive down ・leased keepalive interval ・leased keepalive use [5] PIAFSで、転送レートが通常の半分ぐらいに落ち込んでしまう時があった のを修正した。 [6] IPX/SAPの"Get Nearest Server Request"に対する返事を返す時に、間違っ て遠隔地のサーバを返すことがあったのを修正した。 [7] NAT/IP Masqueradeの処理で、フラグメントされたパケットは再構成して から処理するようにした。 [追記 1998/11/18] IP Masqueradeの場合は正しく処理されない。Rev.2.02.40以降の対応とな る。 [8] RT200i/RT140iで、専用線とISDNでMPを組んでいて、かつISDNでバックアッ プを行っている時に、バックアップのISDNでMPできないことがあったのを 修正した。 [9] show pp accountコマンドに引数を与えなかった場合、選択されている相 手先の課金情報を表示すべきところが、すべての相手先の課金情報を表示 していたのを修正した。 [10] show accountコマンドなどで、専用線の課金情報を表示しようとしてし まうのを修正した。 ■仕様変更 [1] login/administrator passwordコマンドでパスワードを設定する時に、パ スワードとして使用できない文字を含んでいる場合にはその文字だけを無 視するのではなく、エラーメッセージを出力してコマンドが失敗するよう にした。また、login時やadministratorコマンドの時のパスワード入力で も、パスワードとして使用できない文字が含まれている時にはエラーにな るようにした。 [2] UDPの37番ポートに返事をするようにした。これにより、Linux Slackware に付属するnetdateコマンドに返事ができるようになる。