ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt100i/relnote/relnote.01.07.07 Revision : 01.07.07 Release : Aug 1998, ヤマハ株式会社 RT100i Rev.1.07.07 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.1.07.05 からの変更点 ========================================================================== Rev.1.07.05 からの変更点は以下のとおりです。 ■バグ修正 [1] ローカルな時刻をUTCに変換すると、2000年1月1日0時0分0秒をまたいで時 刻が移動するような日付と時刻をdateおよびtimeコマンドで設定すると、 日付や時刻が正しくない値になってしまうバグを修正した。 タイムゾーンの設定がデフォルト値の+09:00だとすると、対象となる時間 帯は2000年1月1日0時0分0秒から2000年1月1日8時59分59秒までとなる。 [2] ip pp route addでホストルートが設定されているが、ip pp remote addressが設定されていないという場合に、相手からホストルートに設定 されているアドレスでのIPCP IPアドレスオプションをを含むConfigure Requestを受け取った場合、Configure Acknowledgeを返さなければいけな いにも関わらずConfigure Rejectを返してしまうというバグを修正した。 [3] ip pp remote address poolで相手側のアドレスを設定している時に、相 手から0.0.0.0のIPCP IPアドレスオプションを含むConfigure Requestを 受け取るとプールしているものからアドレスを割り当てなければいけない のにConfigure Rejectを返してしまうというバグを修正した。 [4] CHAPのResponseの再送で、ppp chap maxchallengeの値に関わらず全く再 送を行わずにタイムアウトしてしまうことがあったのを修正した。 [5] FreeBSD/NetBSD などから IP Masquerade 越しに FTP をかけると、特定 のサイト宛でうまくいかないというバグを修正した。 [6] NAT(IP Masqueradeではない)で、文字列にしたプライベートアドレスの長 さが、グローバルアドレスの長さより1文字長いという条件(*)では、FTP でPORTコマンドが約2〜30個しか発行できず、その後はFTPが止まってしま うというバグを修正した。 *: 例えば プライベートアドレス = 192.168.99.123 グローバルアドレス = 172.16.123.45 [7] IPX で、SPX キープアライブ代理応答機能の改善を図った。 [8] 発着呼が衝突した時に、片方の端末だけは再発信抑制機能をその時だけ働 かないようにすることで、再送で発生したパケットにより接続できるよう にするという機能がうまく働いていなかったのを修正した。