ftp://ftp.rtpro.yamaha.co.jp/pub/rt/rta50i/relnote/relnote_03_03_25.txt Revision : 03.03.25 Release : Jan 1999, ヤマハ株式会社 RTA50i Rev.3.03.25 リリースノート ========================================================================== ○ Rev.3.02.21からの変更点 ========================================================================== ■機能追加 [1] RVS-COM対応機能を実装した。 RVS-COMはRTA50iのTA機能を利用し、FAXモデムなしで、ソフトウェアエミュ レーションにより、G3-FAX の送受信を行なうWindous95/98/NT4.0用アプリ ケーションソフトウェアです。本リビジョンから、RTA50でもRVS-COMが使用 できます。設定および操作の詳細については、 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/rta50iにある「RVS-COMのための設定・操 作ガイド」を参照して下さい。 ※ RVS-COMは別途購入が必要です。 ※ RVS-COMはRTA50iのTA機能を使用するため、シリアルによる接続が必要 です。 ※ RVS-COM の詳細についてはメガソフト株式会社のホームページ http://www.megasoft.co.jp/を御覧下さい ■仕様変更 [1] かんたん設定で、時刻をNTPサーバへ問い合わせる設定をするときに、本体の MACアドレスに基づいて問い合わせ時刻を算出し、設定するようにした。具体 的には、MACアドレスから算出した値をxとすると、毎月1日0時x分にNTPサーバ に問い合わせるスケジュールが設定される。これにより、従来に比べてNTPサ ーバへの負荷集中が軽減される。また、メール着信確認機能でメールサーバへ 問い合わせる時刻についても、同様の処理に変更した。 [2] 専用線接続のとき、メール着信確認機能の自動チェック間隔として設定できる 最小値を10分とした。従来の最小値は1分であった。 [3] メール着信確認機能の手動チェックについて、前回のチェックから少なくとも 10分が経過するまでは実行できないようにした。 [4] メール着信確認機能で、チェックを禁止する時間帯を設定できるようにした。 以下のコマンドとかんたん設定によって設定できる [コマンド形式] mail-check prohibit N SW [パラメータ] N ... サーバ番号 1 〜 4 SW ... on ルータからのメール着信確認の実行を禁止する off ルータからのメール着信確認を実行可能とする [説明] メール着信確認の実行を許可するか否かを設定する [デフォルト] off ■バグ修正 [1] アナログポートで2Bを使用中にデータ転送の発信が失敗すると、その後データ 転送の発信ができなくなるバグを修正した。 [2] かんたん設定において、選択中のプロバイダに対するNTPサーバの設定を消去 したとき、それに関するスケジュール設定が消去されないバグを修正した。 Rev.3.02.21でエンバグした。 [3] かんたん設定において、関係のないプロバイダのNTPサーバが画面に表示され るバグを修正した。Rev.3.02.21でエンバグした。 [4] 専用線でリモートセットアップが動作しないバグを修正した。 [5] dhcp scopeコマンドの入力を誤った書式で入力するとリブートしてしまうこと があったのを修正した。 [6] アナログポートで2Bを使用中、もしくはTAモードで2Bを使用中に、ルータの接 続要求が生じると、その後で2Bが解放されても接続できなくなるバグを修正し た。 [7] かんたん設定で、MACアドレスを誤った書式で入力するとリブートすることが あったのを修正した。 [8] 識別着信機能について、かんたん設定の画面から呼出音や電話番号を設定する と、リブートすることがあったのを修正した。 [9] プロバイダを4つ登録しているとき、いづれかを削除しなければ、プロバイダ の設定を修正できないバグを修正した。 [10] 専用線接続のとき、かんたん設定の画面に、メール着信確認機能の自動チェ ック間隔が正しく表示されないバグを修正した。 [11] 他のクライアントのために予約されているアドレスをDHCPOFFERで渡すことが あったのを修正した。OSによっては、正しくアドレスが割り当てられないこと もあった。 [12] MPで通信中にアナログポートへ着信があるとき、TEL1ポートが着ユーザビジ ー(理由コード#17)以外で着信を拒否すると、TEL2ポートではなくTEL3ポート へ着信するバグを修正した。TEL2ポートやTEL3ポートが着信を拒否する場合に は、この不具合は発生しない。また、受話器を取ってこの着信を受けると、再 起動するまでMPが起動しないバグを修正した。 [13] メール着信確認機能で、メールサーバの設定を削除しても、チェック禁止ス ケジュール、最終チェック時刻、タイムアウト時間の設定が削除されないバグ を修正した。 [14] BACP/BAPで、Call Status Indicationが送信されないバグを修正した。 [15] データ圧縮の状態が異常になった後に、正常な状態に復帰せず、データ転送 ができなくなることがあったのを修正した。 [16] TAモードで発信すると、タイミングによっては、再起動するまで再び発信で きなくなるバグを修正した。 [17] BACPをサポートしていない端末とMPで通信し、切断タイマが満了しようとす るときに、アナログポートの発着信でルータが1Bを切断すると、この間に切断 タイマによって残りの1Bも切断されるが、これ以降、MPが動作しなくなるバグ を修正した。 [18] 電話機からアナログポートの設定をしているときに着信転送機能が起動され ると、ルータの設定中を知らせるトーンが停止するバグを修正した。 [19] PP Anonymousの名前によるルーティングで発呼すると、MPの2B目の発呼がで きないバグを修正した。 [20] 電池駆動のとき、電話機の機種によっては、オフフックを検出できないバグ を修正した。 以上