Revision : 11.00.43 Release : Aug. 2022, ヤマハ株式会社 NVR500 Rev.11.00.43 リリースノート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○ファームウェアのリビジョンアップを行う前に必ずお読みください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Rev.11.00.38以降のファームウェアへリビジョンアップを行う際には以下の点にご注意 ください。 Rev.11.00.38では以下の変更をしています。 「NVR500 Rev.11.00.38 リリースノート」より、 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/NVR500/relnote_11_00_38.txt [1] 本機にアクセスするときのセキュリティーを強化した。 (9) telnetd hostコマンドでパラメータとしてlanを指定できるようにし、工場出荷 状態の設定にtelnetd host lanコマンドを追加した。 Rev.11.00.38以降のファームウェアを使用して工場出荷状態からプロバイダーを設定す ると、上記のコマンドが設定されているため遠隔からTELNETでログインができなくなり ます。 遠隔からTELNETでログインをする場合はtelnetd hostコマンドの設定を変更してくだ さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Rev.11.00.42 からの変更点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■脆弱性対応 [1] OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。 - CVE-2021-3712 (JVNVU#99612123) ■仕様変更 [1] 以下の用語を変更した。 - バックアップ経路: マスター経路→メイン経路 - カスケード接続機能: マスター(Master)/スレーブ(Slave)→マネージャー(Manager) /エージェント(Agent) ヤマハネットワーク製品における今回の用語変更の詳細については、以下のURLをご 覧ください。 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/notice/terms/terms-change.html ■バグ修正 [1] ngn typeコマンドをnttに設定したインターフェースで、不正な長さを指定した Classless Static Route Optionを持つDHCP ACKを受信したとき、リブートすること があるバグを修正した。 [2] リモートアクセスVPN機能で、クライアント側のIPアドレスをDHCPで割り当てる設定 のとき、dhcp scope bindコマンドで割り当てるIPアドレスを指定しない設定がある と、リブートするバグを修正した。 [3] ipv6 address コマンドを autoに設定し、IPv6 RAを受信した後にこの設定を削除す るとハングアップし、数分後にリブートするバグを修正した。 Rev.11.00.42以降で発生する。 [4] 不正な多重タグパケットを受信したとき、ハングアップすることがあるバグを修正 した。 [5] ISDN回線で、2回目の着信以降にMP接続ができないバグを修正した。 Rev.11.00.42以降で発生する。 [6] データコネクトリモートセットアップ機能で、接続が1分で切れることがあるバグを 修正した。 [7] 既に受信したことのあるRAと同じRAを再受信したとき、IPv6の動的経路を介した通 信でパケットロスが発生することがあるバグを修正した。 -------------------------------------------------------------------------------- ■更新履歴 Aug. 2022, Rev.11.00.43 リリース Apr. 2023, バグ修正[7] 文面修正 以上