PB電話機(プッシュホン)による設定

  1. PB電話機
  2. DP電話機
  3. 設定方法
  4. 用語


PB電話機(プッシュ・ボタン式電話機)

アナログポートを持ったネットボランチシリーズルータは、 アナログポート関係の設定を

から機能設定を行なうことができます。 ここでは、PB電話機による設定方法を紹介します。


DP電話機(ダイヤルパルス式電話機)

DP電話機の場合でも、ダイヤル発信や通話はまったく問題なく行うことができます。 しかし、電話機からの設定やいくつかの付加機能が使用できません。

DP電話機からは、ルータに対して[0]〜[9]の数字を通知することができますが、 PB電話機では可能な[*]や[#]を通知することができません。 電話機からの設定やいくつかの付加機能で、[*]や[#]の通知を必要としますので、 これらの機能はDP電話機からは利用できないということになります。


設定方法

電話機から以下のようなパターンで、ダイヤルすると設定されます。

  1. 設定の基本パターン
    [*] + [#] + [機能番号] + [設定値] + [#]
    
  2. 各アナログポートの機能を設定するパターン
    [*] + [#] + [機能番号] + [TELポート番号] + [設定値] + [#]
    
  3. [TELポート番号]は?

具体的に手順を追って見ていきましょう。

例題) TEL2ポートにダイヤルイン番号を「03-1234-5678」と設定します。
  1. 受話器をあげる。

    発信音が聞こえます。
    ただし、回線が接続されていないときは、話中音が聞こえます。

  2. [*]と[#]を押します。

    発信音が止まり、"ツツー、ツツー"という音が聞こえます。

    *
    #

  3. 機能番号を押します。

    TEL2ポートにダイヤルイン番号を設定するときには、 11を押します。

    1
    1

  4. TELポート番号を押します。

    TELポート番号は、TEL1=1、TEL2=2、TEL3=3、*=接続ポートです。 TEL2ポートに設定するときには、2を押します。

    2

  5. 設定値を押します。

    ダイヤルイン番号として「03-1234-5678」を設定するときには、 0312345678を押します。

    0
    3
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8

  6. [#]を押します。

    "ピー"という音が聞こえ、設定が変更されます。 設定内容が変更されなかったときは、"ピー、ピー"と聞こえますので、 設定内容を確認してかた、もう一度操作してください。

    #

  7. 受話器を置きます。(設定を終了)

    設定を続けて行なうときは、受話器をあげたまま操作を繰り返します。

  8. 受話器を置きます。(設定を中断する/設定をやりなおす)

    設定を途中で止めたいときは、受話器を置きます。


用語

用語意味
オフフック受話器をあげる。
オンフック受話器を置く。
フッキング受話器をあげた状態で、フックをちょんと押す。
あるいは、電話機のフッキングと書かれたボタンを押す
ダイヤルトーン
発信音
"ツー"
セカンドダイヤルトーン
ビジートーン
話中音

ポーズトーン
保留音
着信ベル(標準)
着信ベル(パターン1)
着信ベル(パターン2)