PB電話機(プッシュホン)による設定
- PB電話機
- DP電話機
- 設定方法
- 用語
PB電話機(プッシュ・ボタン式電話機)
アナログポートを持ったネットボランチシリーズルータは、
アナログポート関係の設定を
- アナログポートに接続されたPB電話機
- WWW設定
- コンソールコマンド(Telnetやシリアルやリモートセットアップ)
から機能設定を行なうことができます。
ここでは、PB電話機による設定方法を紹介します。
DP電話機(ダイヤルパルス式電話機)
DP電話機の場合でも、ダイヤル発信や通話はまったく問題なく行うことができます。
しかし、電話機からの設定やいくつかの付加機能が使用できません。
DP電話機からは、ルータに対して[0]〜[9]の数字を通知することができますが、
PB電話機では可能な[*]や[#]を通知することができません。
電話機からの設定やいくつかの付加機能で、[*]や[#]の通知を必要としますので、
これらの機能はDP電話機からは利用できないということになります。
設定方法
電話機から以下のようなパターンで、ダイヤルすると設定されます。
- 設定の基本パターン
[*] + [#] + [機能番号] + [設定値] + [#]
- 各アナログポートの機能を設定するパターン
[*] + [#] + [機能番号] + [TELポート番号] + [設定値] + [#]
- [TELポート番号]は?
- [1]:TEL1
- [2]:TEL2
- [3]:TEL3
- [*]:設定中の電話機が接続されているTELポート
具体的に手順を追って見ていきましょう。
例題) TEL2ポートにダイヤルイン番号を「03-1234-5678」と設定します。
- 受話器をあげる。
発信音が聞こえます。
ただし、回線が接続されていないときは、話中音が聞こえます。
- [*]と[#]を押します。
発信音が止まり、"ツツー、ツツー"という音が聞こえます。
- 機能番号を押します。
TEL2ポートにダイヤルイン番号を設定するときには、
11を押します。
- TELポート番号を押します。
TELポート番号は、TEL1=1、TEL2=2、TEL3=3、*=接続ポートです。
TEL2ポートに設定するときには、2を押します。
- 設定値を押します。
ダイヤルイン番号として「03-1234-5678」を設定するときには、
0312345678を押します。
- [#]を押します。
"ピー"という音が聞こえ、設定が変更されます。
設定内容が変更されなかったときは、"ピー、ピー"と聞こえますので、
設定内容を確認してかた、もう一度操作してください。
- 受話器を置きます。(設定を終了)
設定を続けて行なうときは、受話器をあげたまま操作を繰り返します。
- 受話器を置きます。(設定を中断する/設定をやりなおす)
設定を途中で止めたいときは、受話器を置きます。
用語
用語 | 意味 |
オフフック | 受話器をあげる。 |
オンフック | 受話器を置く。 |
フッキング | 受話器をあげた状態で、フックをちょんと押す。 あるいは、電話機のフッキングと書かれたボタンを押す |
ダイヤルトーン 発信音 | "ツー" |
セカンドダイヤルトーン |
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ビジートーン 話中音 |
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ポーズトーン |
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保留音 |
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着信ベル(標準) |
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着信ベル(パターン1) |
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着信ベル(パターン2) |
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