ダッシュボード機能

$Date: 2023/01/12 13:57:40 $


概要

ダッシュボード機能とは、様々なガジェットを利用してシステムの状態や運用管理・トラブルシューティングに有用な情報を、Webブラウザー上でよりグラフィカルに表示する機能です。
ガジェットは環境に応じて取捨選択して画面上に自由に配置することができます。
各ガジェットのパラメーターがある閾値を超えたら警告文が表示されるため、システムの監視も行うことが可能となります。
ダッシュボードは「 Live 」、「 History 」の2種類の画面に分かれます。
Live 画面ではルーターの状態をリアルタイムに表示します。
History 画面では蓄積されたルーターの状態を表示します。


用語の定義

  1. ダッシュボード
    各種システム情報やステータス情報を可視化、監視するページのことを「ダッシュボード」と呼びます。
    監視対象の各種パラメーターが閾値以上の値になると警告欄が表示されるため、障害発生時の原因解析やトラブルシュートにも利用できます。
  2. ガジェット
    ダッシュボードに表示される一つ一つのウィンドウのことを「ガジェット」と呼びます。
    確認したいガジェットは任意の位置に配置させることができます。

対象機種とリビジョン

ヤマハルーターでは以下の機種およびファームウェアで、ダッシュボード機能をサポートしています。

機種ファームウェア
RTX1300 すべてのリビジョン
RTX1220
RTX830
NVR510
NVR700W
RTX1210

以下の機種およびファームウェアで、History をサポートしています。

機種ファームウェア
RTX1300 すべてのリビジョン
RTX1220
RTX830 Rev.15.02.10以降
NVR510 Rev.15.01.15以降
NVR700W Rev.15.00.16以降
RTX1210 Rev.14.01.34以降

注意事項


詳細

ダッシュボードの表示方法

Web GUIのTOPページがダッシュボードです。
以下のいずれかの方法でダッシュボードが表示されます。
※ ダッシュボードを表示すると、ダッシュボードで使用するデータを蓄積する機能 ( statistics コマンド ) が自動的に有効に設定されます。その際ダイアログで通知されます。

画面左上の「 History 」ボタン ( A ) をクリックすることで History 画面が表示されます。History 画面の詳細は History の使い方を参照してください。
※画像は History をサポートしている機種およびファームウェアのものです。
top

Live のガジェットについて

ダッシュボード機能で対応しているガジェットは以下になります。

ガジェット名 RTX1210 NVR700W NVR510 RTX830 RTX1220 RTX1300
システム情報
リソース情報
インターフェース情報
トラフィック情報 ( LAN / PP / TUNNEL )
プロバイダー接続状態
VPN接続状態 ( 拠点間 / リモートアクセス )
YNOエージェント動作状態
(Rev.14.01.14 以降)

(Rev.15.00.07 以降)

(Rev.15.01.06 以降)
NATセッション数
ファストパスフロー数
動的フィルターセッション数
URLのキーワードチェック統計
プロバイダー接続履歴 - - -
通話履歴 - - - -
不正アクセス検知履歴
UTXセキュリティー
(Rev.14.01.40 以降)

(Rev.15.00.22 以降)

(Rev.15.01.21 以降)

(Rev.15.02.20 以降)

(Rev.15.04.03 以降)
SYSLOG

各ガジェットには以下の機能があります。

Live の警告表示の解説

Live の各ガジェットの解説

システム情報

リソース情報

インターフェース情報

トラフィック情報 ( LAN / PP / TUNNEL )

プロバイダー接続状態

VPN 接続状態 ( 拠点間 )

VPN 接続状態 ( リモートアクセス )

YNOエージェント動作状態

NAT セッション数

ファストパスフロー数

動的フィルターセッション数

URL のキーワードチェック統計

プロバイダー接続履歴

通話履歴

不正アクセス検知履歴

UTXセキュリティー

SYSLOG

History の使い方

History を利用するためには統計情報の記録機能の設定を有効にしておく必要があります。
統計情報の記録の設定は、右上の「設定」ボタン ( ) から設定できます。
統計情報は、外部メモリーに保存されます。
外部メモリーを挿していない場合は、History を使用できません。

history_setting

「設定」ボタンについて

グラフの表示期間について

表示期間メニューについて

「ガジェット」ボタンについて

History のガジェットについて

History 画面で使用できるガジェットは以下になります。
( * ) は工場出荷状態でダッシュボードを開いたときに表示されるガジェットです。
ガジェット名 RTX1210 NVR700W NVR510 RTX830 RTX1220 RTX1300
CPU 使用率 ( * )
メモリー使用率
トラフィック情報 ( LAN / PP / TUNNEL )
トラフィック情報 (アプリケーション) -
(Rev.15.00.17 以降)
-
(Rev.15.02.13 以降)
-
NATセッション数
ファストパスフロー数
動的フィルターセッション数
各ガジェットには以下の機能があります。

History の各ガジェットの解説

各ガジェット共通の内容について

CPU 使用率

メモリー使用率

トラフィック情報 ( LAN )

トラフィック情報 ( PP )

トラフィック情報 ( TUNNEL )

トラフィック情報 ( アプリケーション )

NAT セッション数

ファストパスフロー数

動的フィルターセッション数


関連情報


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