Yamaha WLXシリーズのFAQ
5GHzの無線チャンネルが勝手に変わってしまったような・・・
新規作成日 | 2013/Mar/26 |
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 5.7KB |
5GHzの無線チャンネルが勝手に変わってしまったような・・・
[ チャンネルが変わってしまった要因 ]
DFS機能により、チャンネルが変更されたものと考えられます。
[ DFS機能とは ]
WLX302は5GHz帯で19個のチャンネルを使用することができます。
しかしW52 (36ch/40ch/44ch/48ch)を除くチャンネルでは、同一周波数で気象レーダーなど各種レーダーシステムが運用されており、
WLX302を含む無線APはこれらに影響を与えてはなりません。
無線APがレーダーシステムに影響を与えないための仕組みがDFS(Dynamic Frequency
Selection)で、電波法により無線APへの実装が義務付けられています。
W52 以外の5GHzチャンネルを選択して運用している場合、無線APは常にレーダーの検出機能を動かし続ける必要があります。
もし「レーダーが発信している電波」を検出すると、無線APは即座に使用しているチャンネルを変更します。
この機能をDFS機能と呼びます。
DFS機能は各種レーダーシステムと同じチャンネルの使用を避ける事で、無線APが影響(干渉)を与えないようにしています。
レーダーが検出される頻度は、設置環境に依存します。
また通信状態や電波環境により、誤って『レーダーが使用しているらしい電波』をレーダーと検出してしまう場合もあります。
5GHzでW52以外のチャンネルを使用される場合は、
意図しないタイミングでチャンネルが移動してしまう可能性があることに留意した上でご使用ください。
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