RTシリーズの予期しない発呼に関するFAQ
Real Player
作成日 | 2000/Aug/01 |
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 10KB |
Real Player
[ Real Playerの最新情報を自動的(定期的)に調べ報告してくれる機能 ]
Real Playerを一度でも試したことがあると、 Real Networksのアップグレードサーバに自動接続して、アップグレード版の 有無を自動確認して、アップグレードするかどうか自動的に 通知してくれます。
これが「ルータが勝手に発呼するようになった」の 原因であることが多々あります。
<インターネット> ------+-----------------------+-------------------------------- | | | +--------+--------+ | | *.real.com | | +-----------------+ | ↑ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜↑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 : : プロバイダに接続 ↑ ISDN網 : : ↑ +-------------+ ↑ 定期的にサーバに接続して | ルータ | ↑ 更新情報を確認する。 +------+------+192.168.0.1 ↑ →定期的な発呼 | ↑ ------+-----------------------↑----+-------------------------- ↑ | 192.168.0.0/24 .......................... +------+------+192.168.0.2 . 〜個の機能が . | 端末 | . 更新されています. /+-------------+ . +--------------+ . / . |■■■■■□□| ./ . +--------------+ . ..........................Real Player |
インターネットの応答速度測定周期が長い場合は、 規則正しく周期的にルータが勝手に接続しているように見えます。
メールの着信を自動確認する周期設定が短い場合は、 ルータの接続を手動で切断しても、 次の着信確認時にルータが勝手に接続してしまいます。
ルータは、そのようなことはできません。
パソコンの電源が入れられると、「Real Player」などのインターネットに
接続する必要のあるソフトウェアが動きだすということです。
ルータは、パソコンの指示に従って、プロバイダに接続するだけです。
PP[XX] IP Commencing: UDP 192.168.0.1:53 > DNSサーバ:53 (DNS Query [channels.real.com] from 192.168.0.2)ルータ(192.168.0.1)のDNSリカーシブサーバに 端末(192.168.0.2)から"channels.real.com"のDNS情報の問い合せ要求があ り、発呼しました。 |
PP[XX] IP Commencing: UDP 192.168.0.1:53 > DNSサーバ:53 (DNS Query [rmapup.real.com] from 192.168.0.2)ルータ(192.168.0.1)のDNSリカーシブサーバに 端末(192.168.0.2)から"mapup.real.com"のDNS情報の問い合せ要求があ り、発呼しました。 |
PP[XX] IP Commencing: UDP 192.168.0.2:1024 > DNSサーバ:53 (DNS Query [channels.real.com])端末(192.168.0.2)がDNSサーバに"channels.real.com"のDNS情報の問い合せ要求があ り、発呼しました。 |
PP[XX] IP Commencing: (DNS Query [chanmsg-jp.real.com] from 192.168.0.2)端末(192.168.0.2)がDNSサーバに"chanmsg-jp.real.com"のDNS情報の問い合せ要求があ り、発呼しました。 |
PP[02] IP Commencing: TCP 192.168.0.2:1184 > 207.188.7.85:80端末(192.168.0.2)がWWWサーバ(207.188.7.85)に接続しました。 207.188.7.85をnslookupで調べると、Real Player/Real Networks関係の サイトであることが予想されます。 |
channels.real.com | Real Player G2 |
rmapup.real.com | |
chanmsg-jp.real.com | Real Player 7 |
Real Networksのサーバの内容(コンテンツ情報とRealPlayerのアップグレード情報)を自動的にチェックする機能があり、 これが予期しない回線接続の原因となっているようです。
その自動的にアクセスする機能の利用を中止すれば、 ルータが発呼することはなくなります。
アプリケーションのバージョンにより、設定内容が違います。 各バージョン毎の設定は、アプリケーションのサポートにお問い合せ下さい。
RealPlayer G2を起動すると、RealPlayerの設定が行なわれ、
RealNetworksのサーバに自動接続して最新状態をリアルタイム表示する
ようになります。
予期しない発呼で悩んでいる場合は、自動更新機能を必要に応じて
無効にします。
自動確認機能の停止手順例
StartCenterの項目で「StartCenterをシステムトレイで実行させる(M)」のチェックを外します。
チャネルの項目で「ヘッドラインの自動更新を有効にする(E)」と 「自動スクロールを有効にする(S)」のチェックを外します。
アップグレードの通知で「アップグレードの通知を30日間停止(T)」を
選択します。その時表示は「自動通知を有効にする(T)」になってます。
ただし、完全に自動通知を禁止することはできません。
RealPlayer 7 Basicを起動すると、RealPlayerの設定が行なわれ、
RealNetworksのサーバに自動接続して最新状態
をリアルタイム表示する設定になります。
予期しない発呼で悩んでいる場合は、自動更新機能を必要に応じて
無効にします。
自動確認機能の停止手順例
StartCenterの項目で[設定(E)]を選ぶと「StartCenter設定」が開きま
す。
ここで[StartCenterを有効にする(E)]のチェックを外します。
チャネルとライブステーションの項目で[設定(S)]を選ぶと
「チャネルとライブステーション」が開きます。
ここで最新情報の自動通知機能に関するチェックを外します。
Real.comニュース&エンターテイメントフラッシュの項目で
[設定(E)]を選ぶと「Real.comニュース&エンターテイメントフラッシュ」が開きます。
ここで最新情報の自動通知機能に関するチェックを外します。
アップグレード通知で「通知を30日間停止(T)」を
選択します。その時表示は「自動通知を有効にする(T)」になってます。
ただし、完全に自動通知を禁止することはできません。
Real.com製品情報の項目で
[設定(S)]を選ぶと「Real.com製品情報」が開きます。
ここで最新情報の自動通知機能に関するチェックを外します。
[ 関連FAQ ]
[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for 予期しない発呼 / files / 設定 / ログ / IPパケットフィルタ / Windows / Macintosh ]