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MACアドレスのベンダーコードとファームウェアの組み合わせによる制限事項


最終変更日 2023/Aug/25
文書サイズ 9,065B

MACアドレスのベンダーコードとファームウェアの組み合わせによる制限事項


ヤマハネットワーク機器のMACアドレスのベンダーコードには以下を使用しています。製品のベンダーコードとファームウェアの組み合わせにより一部の機能に制限がありますので、ご注意ください。

ベンダーコード出荷時期ベンダーグループ
00:A0:DE1995年3月以降「A」とします
AC:44:F22017年2月頃以降「B」とします
F4:D5:802023年7月頃以降


○ヤマハ ルーター および ファイアウォール について


ファームウェアにはグループ「B」のベンダーコードに対応しているものと未対応のものがあります。グループ「B」のベンダーコードで構成された機器ではファームウェアによって以下の制限が発生します。

制限事項

製品のベンダーコードベンダーグループファームウェア動作可否制限事項
00:A0:DEAすべてのファームウェアなし
AC:44:F2
F4:D5:80
B対応ファームウェアあり(※1)
未対応ファームウェアあり(※2)
(※1) (※2)

グループ「A」のベンダーコードの製品で取得したネットボランチ電話アドレス「(数字列8桁).tel.netvolante.jp」と、グループ「B」のベンダーコードの製品で取得したネットボランチ電話アドレス「(数字列10桁).tel.netvolante.jp」が混在しても、ネットボランチDNSサービスの運用に問題はありません。

対応機種とファームウェア

(※1)の条件を満たすグループ「B」のベンダーコードに対応したファームウェアは以下の通りです。

機種対応リビジョン
RTX3510すべてのリビジョン
RTX1300
RTX1220
RTX830
NVR510Rev.15.01.03
NVR700WRev.15.00.03
RTX1210Rev.14.01.16
RTX5000Rev.14.00.21
RTX3500
FWX120Rev.11.03.18
RTX810Rev.11.01.28
NVR500Rev.11.00.35
RTX1200Rev.10.01.71


○ヤマハ 無線LANアクセスポイントについて


ヤマハ 無線LANアクセスポイントに制限事項はありません。



○ヤマハ L2スイッチについて


ヤマハ L3/L2スイッチ はSWX2300シリーズ以外に制限事項はありません。

ヤマハ L2スイッチ SWX2300シリーズには、グループ「B」のベンダーコードに対応しているファームウェアと未対応のファームウェアがあります。グループ「B」のベンダーコードで構成された機器ではファームウェアによって以下の制限が発生します。

制限事項

製品のベンダーコードベンダーグループファームウェア動作可否制限事項
00:A0:DEAすべてのファームウェアなし
AC:44:F2
F4:D5:80
B対応ファームウェアなし
未対応ファームウェア×(※3)
(※3)

対応機種とファームウェア

グループ「B」のベンダーコードに対応したファームウェアは以下の通りです。

機種対応リビジョン
SWX2300シリーズRev.2.00.10


更新履歴

2017/10/13 : 公開
2018/02/13 : ヤマハ 無線LANアクセスポイント、L2スイッチについての記述を追加した
2023/07/20 : 新ベンダーコード「F4:D5:80」についての記述を追加した

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