YAMAHA RTシリーズに関連する話題


うるう秒に対応していますか?


最終変更日 2018/Nov/06
文書サイズ 4.1KB

うるう秒に対応していますか?


うるう秒とは、地球の自転から決まる1秒の長さと、原子時計が示す1秒 の長さとの間の誤差を調整するために挿入、または削除される1秒間のこ とです。うるう秒についての詳しいことは以下のリンクを参考にしてく ださい。

うるう秒に関するQ&A

ルーターシリーズはうるう秒には対応していません。うるう秒を認識する ことはできず、他の装置とntpdateコマンドで同期を取っていない限り、 うるう秒の影響はありません。

ヤマハスイッチシリーズは時刻情報を持たないので、うるう秒の影響は ありません。

ヤマハ無線アクセスポイントはうるう秒を認識しますが、うるう秒の 影響はありません。

ルーターシリーズで他の装置からntpdateコマンドで時刻を得ている場合 には、次のような動作になります。

このように、うるう秒の前後で内部時計が1秒進められたり、1秒遅らせ たりという動作が発生することがあります。このようなことがあると、 OSPFのHelloパケットやVRRP広告パケットの送信が乱れることがあります が、影響は高々1秒であり、プロトコル全体の動作に支障はありません。

また、そもそも内部時計の誤差は±100ppm程度であり、放置しておけば 1日当たりでも±8〜9秒程度の誤差が出てもおかしくない程度のものです。 ですから、うるう秒による1秒の誤差も重大な影響とはなりません。

[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for TOPIC / files ]