「Yamaha LAN Monitor for WindowsのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性」について
概要
Yamaha LAN Monitor for Windowsには、インストーラーが不適切なDLL検索パスを使用することによる任意のDLL読み込みの脆弱性があります。
攻撃者が細工したファイルを利用者が実行した場合、Windows上で管理者権限による不正なプログラムが実行される可能性があります。
JPCERT/CC JVN#23695234 Yamaha LAN Monitor for WindowsのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性
脆弱性と概要
本脆弱性は、Yamaha LAN Monitor for Windows のインストーラーが実行ファイルを読み込む際の検索パスに問題があることに起因する脆弱性(CWE-427)です。
攻撃者が細工したファイルを利用者が実行した場合、Windows 上で管理者権限による不正なプログラムが実行される可能性があります。
本脆弱性はインストール時にのみ影響する脆弱性です。既に正常な手順でインストールが完了している環境は、本脆弱性が発生する条件には該当しません。
今後インストールする場合は、ヤマハ公式サイトで公開している最新バージョンを使用してください。
本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が発生する可能性があります。
Windows に保存されているファイルや認証情報が外部へ漏えいする
Windows の設定やレジストリが変更される
マルウェアなどの不正なプログラムがインストールされる
パソコンが正常に動作しなくなる、または利用できなくなる
攻撃者により Windows パソコンが不正に操作される
対象となる製品名およびバージョン
製品名
該当バージョン
Yamaha LAN Monitor for Windows
Ver.1.9.3 以前
対策
本脆弱性は以下のバージョンで対策を行っております。
Yamaha LAN Monitor for Windows をインストールする場合は、ヤマハ公式サイトで公開している最新バージョンを使用してください。
製品名
対策済みバージョン
Yamaha LAN Monitor for Windows
Ver.1.10.1 以降
回避策
対策済みのバージョンの使用が困難な場合は、以下を実施してください。
ヤマハ公式サイトから入手したインストーラーのみを使用し、配布元が不明なインストーラーを実行しない
第三者から提供されたZIPファイルに含まれるインストーラーを使用しない
FAQ
この脆弱性は通常利用中にも影響しますか?
いいえ。本脆弱性はインストーラーに存在する問題であり、インストール時に発生する脆弱性です。
すでに Yamaha LAN Monitor for Windows をインストールして利用しています。影響はありますか?