RTシリーズのセキュリティーに関するFAQ


「Yamaha LAN Monitor for WindowsのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性」について


概要

Yamaha LAN Monitor for Windowsには、インストーラーが不適切なDLL検索パスを使用することによる任意のDLL読み込みの脆弱性があります。
攻撃者が細工したファイルを利用者が実行した場合、Windows上で管理者権限による不正なプログラムが実行される可能性があります。

脆弱性と概要

本脆弱性は、Yamaha LAN Monitor for Windows のインストーラーが実行ファイルを読み込む際の検索パスに問題があることに起因する脆弱性(CWE-427)です。
攻撃者が細工したファイルを利用者が実行した場合、Windows 上で管理者権限による不正なプログラムが実行される可能性があります。
本脆弱性はインストール時にのみ影響する脆弱性です。既に正常な手順でインストールが完了している環境は、本脆弱性が発生する条件には該当しません。
今後インストールする場合は、ヤマハ公式サイトで公開している最新バージョンを使用してください。

本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が発生する可能性があります。

対象となる製品名およびバージョン

製品名 該当バージョン
Yamaha LAN Monitor for Windows Ver.1.9.3 以前

対策

本脆弱性は以下のバージョンで対策を行っております。
Yamaha LAN Monitor for Windows をインストールする場合は、ヤマハ公式サイトで公開している最新バージョンを使用してください。

製品名 対策済みバージョン
Yamaha LAN Monitor for Windows Ver.1.10.1 以降

回避策

対策済みのバージョンの使用が困難な場合は、以下を実施してください。

FAQ

この脆弱性は通常利用中にも影響しますか?
いいえ。本脆弱性はインストーラーに存在する問題であり、インストール時に発生する脆弱性です。
すでに Yamaha LAN Monitor for Windows をインストールして利用しています。影響はありますか?
いいえ。本脆弱性はインストール時に悪意のある DLL が読み込まれることで発生します。正常な手順でインストール済みの環境は、本脆弱性が発生する条件には該当しません。
対策済みバージョンへアップデートする必要はありますか?
いいえ。本脆弱性はインストール時にのみ影響するため、既にインストール済みの環境に対して本脆弱性のためだけに再インストールやアップデートを行う必要はありません。今後インストールする場合は、対策済みバージョンを使用してください。
アンインストールする必要はありますか?
いいえ。本脆弱性はインストール時に発生する問題です。そのため、本脆弱性への対策を目的としてアンインストールを行う必要はありません。
今後インストールする場合はどうすればよいですか?
Yamaha LAN Monitor for Windows をインストールする場合は、ヤマハ公式サイトで公開している最新バージョンを使用してください。
スイッチやルーターの動作に影響を与えますか?
いいえ。本脆弱性は Yamaha LAN Monitor for Windows のインストール時に発生する問題であり、ヤマハ製スイッチやルーターの動作には影響しません。
Windows パソコンにはどのような影響がありますか?
悪用された場合、不正なプログラムが Windows 上で実行される可能性があります。その結果、ファイルの漏えい、設定の改ざん、マルウェアのインストールなどが発生するおそれがあります。
悪意のあるインストーラーを使用したかどうかは分かりますか?
後から判断することは容易ではありません。インストール時に使用したファイルが残っている場合は、ヤマハ公式サイトから入手したインストーラーであることを確認してください。ヤマハ公式サイトから入手したインストーラーを使用した場合は、心配する必要はありません。
ウイルス対策ソフトを導入していれば安全ですか?
ウイルス対策ソフトはリスク低減に有効ですが、すべての攻撃を防げるわけではありません。ヤマハ公式サイトから入手したインストーラーのみを利用してください。

謝辞

本脆弱性の発見およびご報告をいただいた、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 松本一真氏に感謝いたします。





関連情報

更新履歴

2026/10/28 : 公開
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