RTシリーズのSNMPに関するFAQ

MRTGって何ですか？

• 対象となる機器(ルータなど)の通信量を定期的に観測し、 トラフィック量をグラフ化するユーティリティです。
  
• この情報は、HTML形式で生成されるので、WWWサーバで 公開することができます。
• 詳しくは、作者のページもしくは日本語訳のページを参照してください。

[ 参考URL ]

• 作者のページ
  • http://ee-staff.ethz.ch/~oetiker/webtools/mrtg/
• 日本のミラーサイト
  • http://www.mrtg.jp/en/
  • http://www.ayamura.org/mrtg/
• 日本語の翻訳ページ
  • http://www.ceres.dti.ne.jp/~riocat/webtools/mrtg/
• MRTG.JP
  • http://www.mrtg.jp/

[ 監視対象に必要なもの ]

• SNMPが利用できる機器(ルータなど)

  SNMPで得られる情報を元にトラフィック情報がグラフ化されます。

• SNMPが利用できない機器(ルータなど)

  SNMPに対応していなくても、機器のトラフィック量を参照する手段があれば、 利用可能なようです。
  実際やろうとする場合、telnetなどでルータにアクセスし、各インタフェースの トラフィック量を取り出してくるスクリプ トなどを用意する必要があるようです。

  [ rt100i-usersの関連記事 ]

  • 14609, 14636
    
  • 8724,8733 (スクリプト処理の話)
    
  • 25384 (RTA50i用perlスクリプトの紹介)
    →http://www.context.co.jp/~cond/software/rta50i-mrtg.html
  • 25389 (RT80i/RTA50i用wgetなどを利用するスクリプトの紹介)
    →http://www.factory.gr.jp/~ishigaki/works/

  [ トラフィックを表示するRTシリーズのコンソールコマンド例 ]

  • show satus pp
  • show status lan

[ 動作環境 ]

• プラットフォームは何ですか？(必要なもの)

  一般的にUNIXで動作します。UNIX以外に以下のもののインストールが必要です。

  • perlという記述言語の実行環境
  • GDというグラフィック・ライブラリ
  • httpサーバ

  また、最近のPC-UNIXですと専用の実行ブログラムが用意されていることもあります。

• WindowsNTで動作させれられませんか？

  perlがWin32(WindowsNT)に対応した事により、使えるようになったようです。

  [ 参考URL ]

  • http://www.orchid.co.jp/~tamura/dennou/mrtg_nt/index.html
  • http://ee-staff.ethz.ch/~oetiker/webtools/mrtg/mrtg.html
  • http://ee-staff.ethz.ch/~oetiker/webtools/mrtg/pub/

• Windows95/98で動作させれられませんか？

  「WindowsNTと同じようにやって、何とか動いているようだ。」という 報告があります。

  • バッチファイルを回しっぱなし＆gnu sleepでウェイト

[ インストール例 ]

• UNIXのインストール手順を簡単に紹介。

  [ インストール手順のダイジェスト ]

  1. perl 5をインストールする。
  2. GDというライブラリをインストールする。
  3. MRTGをインストールする。
  4. MRTGのconfigを作成(生成)する。…cfgmaker
  5. MRTGのconfigの内容を手直しする。WorkDirの記述を追加する。
  6. MRTGを試しに実行してみる。…画像データが生成される。
  7. crontabを記述して、定期的にMRTGを実行する。
  8. httpサーバで閲覧できるようにディレクトリ配置する。(シンボリックリンクとか)

[ FAQ for RT-Series / FAQ for SNMP ]