RTシリーズのモバイル通信に関するFAQ

linuxとRT100iで、α-DATAの無線インターネットと通信するには、どうしたらいいのでしょうか

・linuxのpppを使う注意事項

----(rt100i-usersで浅川さん)
同期式PPP接続の場合は、login認証は使えませんので、chap認証等を使います。
例えば、、、
1)/etc/papauthという以下の２行の内容のファイルを作成する。
	--
	ログインID
	パスワード
	--
2)pppdのオプションに、「+ua /etc/papauth -chap」とする。

----(rt100i-usersで東さん)
同期−非同期変換は、DDI-Pocketの基地局の「メディア変換TA」が行ないます。
よって、RT100iの同期データも、非同期モードで受け取ることができますので、
同期、非同期を気にする必要はありません。

ただし、RT100iから送られてきた0x00〜0x1fのキャラクタ(制御文字)は、
キャラクタがエスケープされて2バイトに変換される為、ダウンロード
などの効率が悪くなることが予想されます。

そこで、linuxのpppdの動作モード(AsyncMap値)を0 (同期) に設定すると
効率が改善されます。(この場合も、実際の通信動作は、非同期です)



具体的には、 /etc/ppp/options に「asyncmap 0」を加えるなどの処置をする。
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ポイント：
　1)電話番号通知を有効にする。
　2)RT100iを ppp ipcp vjc off にする。linuxのpppdを -vj とする。

RT100i側の設定

pp select 1
isdn remote address  telteltel
isdn call permit off    
ip pp remote address x.x.x.29
ip pp route add host x.x.x.29 2
ip pp routing protocol rip
ip pp rip connect send interval
ip pp rip connect interval 30
pp enable 1

linux側の設定

/usr/sbin/pppd connect  '/usr/sbin/chat -v "" ATz "OK" \
 ATDTxxxxxxxx##2 CONNECT'  \
/dev/cua1 defaultroute debug \
-vj crtscts netmask 255.255.255.0 -chap -pap x.x.x.29:x.x.x.201

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