RTシリーズのLAN-TA機能に関するFAQ
Windows98における仮想プライベートネットワークのインストール
Microsoft(R) VPN Adapter
作成日 | 2000/Jul/04 |
最終変更日 | 2022/Dec/28 |
文書サイズ | 15KB |
LAN-TA機能を使うためのWindows98の設定を教えてください。
[ 手順の紹介 ]
説明の利用環境や設定条件などを整理しておきます。
ルータのLAN-TA機能による接続設定で利用可能に設定します。
LAN-TA機能を利用するには、Windowsに「仮想プライベートネットワーク」も しくは「Microsfot(R) VPN Adapter」をインストールしてく必要があります。
「仮想プライベートネットワーク」もしくは「Microsfot(R) VPN Adapter」を 利用する場合は、「ダイヤルアップネットワーク」の設定を用意しておきます。
接続して動作確認をします。
[ 設定環境 ]
LAN上のWindows98がVPNアダプタとRTA52iのLAN-TA機能を利用すること により、プロバイダなどに直接接続することができます。
プロバイダ (03-123-4567) : : 1B 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 : : ISDN網 : : : : +-------------+ | RTA52i | | | | (LAN-TA機能)| +------+------+ | 192.168.0.1 192.168.0.0/24 ------+-----------------------------+-------------------------- |192.168.0.2 +------+------+ |(VPNアダプタ)| | | | ゲーム端末 | +-------------+ Windows98
接続先(プロバイダ) | |
---|---|
内容 | 設定値 |
回線種別 | ISDN回線 |
接続形式 | 端末型ダイヤルアップ, ISDN同期PPP(64kbit/s) |
電話番号 | 03-123-4567 |
ユーザ名 | username |
パスワード | password |
IPアドレスの付与 | 接続中に有効なひとつのIPアドレス (PPPのIPCPの機能) |
ルータの設定 | |
内容 | 設定値 |
IPアドレス | 192.168.0.1 |
LAN-TA機能の設定 | |
内容 | 設定値 |
アクセス制限 | 同一ネットワーク内であれば許可する |
ISDN番号 | 特に設定しない (ISDN回線の番号をそのまま使う) |
切断タイマ | 60秒 (デフォルト値) |
Windows98の設定 | |
内容 | 設定値 |
LANインタフェースのIPアドレス | 192.168.0.2(ルータのDHCPサーバから自動割り当て) |
追加ソフトウェア |
|
ダイヤルアップネットワークの設定名 | MSVPN |
VPNアダプタのIPアドレス | 接続時にプロバイダから付与される |
[ LAN-TA機能の設定 ]
"http://192.168.0.1/"などのURLにアクセスします。
必要であれば、パスワードを入力します。
[かんたん設定]-[付加機能]-[LAN-TA機能]
RTA52i(192.168.0.1)-[付加機能:LAN-TA機能] |
|
[ VPNアダプタのインストール ]
[マイコンピュータ]→[コントールパネル]→[アプリケーションの追加と削除]
または、
[スタート]→[設定(S)]→[コントロールパネル(C)]→[アプリケーションの追加と削除]
[Windowsファイル]を選ぶことにより、「ファイルの種類」に色々な追加可能なツールが表示されます。
「ファイルの種類」のなかの[通信]を選んでから、[詳細(D)]を選びます。
[ダイヤルアップネットワーク]と[仮想プライベートネットワーク]が必要です。 それぞれの項目を確認して、必要であれば、チェックします。
[通信]のウィンドウが閉じます。
必要なファイルがインストール(ファイルのコピーなど)が実行され、
[アプリケーションの追加と削除のプロパティ]のウィンドウが閉じます。
新しくインストールされた場合には、Windows98の再起動が要求されます。
[ ダイヤルアップネットワークの設定 ]
[マイコンピュータ]→[ダイヤルアップネットワーク]
接続名は、判別しやすい名前を選びます。
モデムの選択では、インストールした「Microsoft VPN Adapter」を選びます。
以下の項目を設定して[次へ(N)>]を選びます。
内容 | 設定値 |
---|---|
接続名(T) | MSVPN |
モデムの選択(D) | Microsoft VPN Adapter |
VPNサーバには、IPアドレスに続けて半角の空白文字を入れてから
接続先の電話番号を記述します。
以下の項目を設定して[次へ(N)>]を選びます。
内容 | 設定値 |
---|---|
ホスト名またはIPアドレス(H) | 192.168.0.1 031234567 |
[完了(F)]を選ぶと「MSVPN」の設定がダイヤルアップネットワークに 登録され、[新しい接続]が閉じます。
通常は、[ダイヤルアップネットワーク]が開いたままですので、
[ダイヤルアップネットワーク]を選び直します。
再び開く場合は、[マイコンピュータ]→[ダイヤルアップネットワーク]と
操作して開き直します。
[MSVPN]アイコンを選択してから[ファイル(F)]-[プロパティ(P)] を選ぶか、[MSVPN]アイコンを右ボタンでクリックしてポップアップする メニューから[プロパティ(P)]を選ぶ。
以下の様に設定します。
以下の様に設定します。
[TCP/IPの設定]ウィンドウが閉じ、[MSVPN]のプロパティウィンドウが 表示されています。
[MSVPN]のプロパティウィンドウが閉じ、設定を終了します。
[ LAN-TA機能を使って接続する ]
[マイコンピュータ]→[ダイヤルアップネットワーク]
[MSVPN]をダブルクリックすると、[接続]のウィンドウが開きます。
次回の接続時に再びパスワード入力しない場合は、 [パスワードの保存(S)]をチェックしておきます。
以下の項目を設定して[接続]を選びます。
内容 | 設定値 |
---|---|
ユーザ名(U) | username |
パスワード(P) | password |
ダイヤル後、ユーザ名とパスワードのチェックが行なわれ、
回線が接続状態になります。
また、タスクバーの右隅にダイヤルアップネットワークのインジケータ
のアイコンが追加されます。
タスクバーに追加されたダイヤルアップネットワークのインジケータを
ダブルクリックして、[MSVPN]の接続ダイヤログを表示します。
ここで、[切断(C)]ボタンを選ぶと切断されます。
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