RTシリーズの使い方や役割などに関するFAQ
どこのプロバイダと接続可能ですか?
最終変更日 | 2018/Nov/06 |
文書サイズ | 8.6KB |
どこのプロバイダと接続可能ですか?
プロバイダ接続の通信回線(接続回線)形態
RTシリーズは、「アナログ回線+モデム」,「ISDN回線+TA(データポート)」のように、
9600/19200/38400bpsなどの通信速度(非同期)で、PPP接続を行なうことを
サポートしておりません。
「どういうスタイルで接続を始めるか?」ということです。
でも、プロバイダ接続とは、限りません。
ユーザが接続を必要とした時、ユーザ側から発信して接続する形態です。
接続料金は、ユーザ側の負担になります。
プロバイダは、ISDN回線とダイヤルアップを受け付けるサーバを用意し
ています。
ユーザが接続を必要とした時、ユーザ側から発信して、
コールバックに必要な情報を伝えた後、一旦回線を切り、
着信を待ちます。コールバックを受け付けた側から
発信して接続する形態です。
接続料金は、コールバックを受け付けた(プロバイダ)側の負担になります。
プロバイダは、ISDN回線とコールバック要求に応答するサーバを用意し
ています。
コールバックの場合、どっちらが発信元か、混乱しやすいので、
「コールバック要求側」、「コールバック応答側」のように整理する
といいでしょう。
ユーザが接続を必要とした時、ユーザ側から発信して接続する形態です。
しかし、接続料金は、プロバイダ側の負担になります。
プロバイダは、フリーダイヤルの契約をしたISDN回線と
ダイヤルアップを受け付けるサーバを用意しています。
プロバイダ接続の契約形態
本来の「端末型」接続…1接続に1端末
アクセスポイント アクセスポイント : : : ISDN回線 : PHS→ISDN回線 : : +---------------+ +---------------+ | TA | | PHS | |(データポート) | |(PIAFS-32Kbps) | +-------+-------+ +-------+-------+ | | +-------+-------+ +-------+-------+ | コンピュータ | | コンピュータ | +---------------+ +---------------+RTシリーズの「NATとIPマスカレード」機能を利用すると 「端末型の契約(形態)でネットワークからプロバイダ接続」が 可能になる。
アクセスポイント(プロバイダ) : : ISDN回線,専用線 : +------------+ | RTシリーズ | (NATおよびIPマスカレード) +-----+------+ | 192.168.0.1 192.168.0.0/24 ------+-----------------------------+-------------------------- |192.168.0.2〜 +------+------+ | コンピュータ|… +-------------+
割り当てられたグローバルアドレスを機器に設定して、
個々の端末でインターネット接続(アクセス)が可能。
構成的には、「端末型+NATとIPマスカレード」と似ているが、
割り当てられたアドレスが異なる。
各種サーバを設置して、公開することが可能になる。
RTシリーズの「NAT」機能を利用すると
「既に出き上っているネットワークのアドレスをプロバイダから
割り当てられたグローバルアドレスに変換すること」が可能になる。
RTシリーズの「NATとIPマスカレード」機能を利用すると
「グローバルアドレス不足の状態でも、プライベートアドレスを割り当て
た機器からプロバイダ接続」が可能になる。
アクセスポイント : : ISDN回線 : +------------+ | RTシリーズ | +-----+------+ | 172.16.184.1 172.16.184.0/24 ------+-----------------------------+-------------------------- |172.16.184.2〜 +------+------+ | コンピュータ|… +-------------+
よって、おおよそ、以下のように表記されたりします。(使える場合の表記例)
[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for Introduction / Install / Config / Syslog ]