最終変更日 | 2022/Apr/25 |
文書サイズ | 12KB |
ファームウェアのリビジョンを下げることをリビジョンダウンと呼びます。
ここでは、ヤマハルーターのリビジョンダウンの手順と、その注意事項について説明します。
HTTPリビジョンアップ機能を用いて、Webサーバーに置かれたファームウェアに更新します。
Webサーバー上のファームウェアが現在のファームウェアのリビジョンより古い場合にのみリビジョンダウンが可能です。
# http revision-down permit on
# http revision-up go 古いリビジョンのファームウェアが存在します 現在のリビジョン: Rev.15.02.23 古いリビジョン: Rev.15.02.22 更新しますか? (Y/N)
http revision-down permitコマンドを on に設定しない場合、Webサーバーにリビジョンの古いファームウェアがあってもファームウェアの更新は行われません。
必ずhttp revision-down permitコマンドを on に設定してからリビジョンダウンを行ってください。
# http revision-up go 新しいリビジョンのファームウェアはありません 現在のリビジョン: Rev.15.02.23
Web GUIの「ネットワーク経由でファームウェアを更新」からファームウェアを更新します。
Webサーバー上のファームウェアが現在のファームウェアのリビジョンより古い場合にのみリビジョンダウンが可能です。
DOWNLOADボタンを押すことで、Webサーバーに置かれたファームウェアに更新します。
Webサーバー上のファームウェアが現在のファームウェアのリビジョンより古い場合にのみリビジョンダウンが可能です。
# operation http revision-up permit on
# http revision-down permit on
# show log XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] Retrieving firmware XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] Now downloading lower revision XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] Writing to non-volatile memory #
operation button function downloadコマンド(※)を http revision-up 以外に設定している場合、DOWNLOADボタンによるファームウェアの更新操作は使用できません。
必ずoperation button function downloadコマンドを http revision-up に設定、またはnoコマンドで削除してからリビジョンダウンを行ってください。
※初期値は http revision-up であり、operation button function downloadコマンドが設定されていない場合にはDOWNLOADボタンによるファームウェアの更新操作は使用可能です。
operation http revision-up permitコマンドを on に設定しない場合、DOWNLOADボタンによるファームウェアの更新操作は使用できません。
必ずoperation http revision-up permitコマンドを on に設定してからリビジョンダウンを行ってください。
# show log XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] HTTP revision up with DOWNLOAD button is not permitted #
http revision-down permitコマンドを on に設定しない場合、Webサーバーにリビジョンの古いファームウェアがあってもファームウェアの更新は行われません。
必ずhttp revision-down permitコマンドを on に設定してからリビジョンダウンを行ってください。
# show log XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] Retrieving firmware XXXX/XX/XX XX:XX:XX: [DOWNLOAD] No firmware to change #
以下の方法でもファームウェアのリビジョンダウンが可能です。
これらの方法では、リビジョンアップと同じ手順で古いリビジョンのファームウェアに更新することができます。
詳細はそれぞれのファームウェア更新の手順を参照してください。