アナログモデムを使ったRTX1500のリモートアクセスの例


最終変更日 2006/Feb/27
文書サイズ 5KB


このページの情報は接続が可能であった一つの事例を示すものであり、全てのアナログモデムとの接続を保証するものではありません。ご使用される機種、ソフトウェアバージョンにより異なる動作となる事も考えられますので,リモートアクセスする場合の参考用資料として取り扱い頂けますようお願い致します。

また、以下の内容のお問い合わせにはお答えしかねますので予めご了承下さい。


[目的]

アナログ回線を使って、RTX1500にリモートアクセスを行う場合の設定例をご紹介します。

[構成]

   +--------------+                    +-----------------+                    +---------+
   |PC(アナログ   |--------------------|アナログモデム(A)|--------------------| RTX1500 |
  | モデム内蔵)| (アナログ電話回線)|                 |(*シリアルケーブル) +---------+
   +--------------+               +-----------------+
                                      *シリアルケーブルはストレートケーブルを使用します。

[アナログモデム(A)の条件]

[動作を確認したアナログモデム(A)]

[手順]

1.あらかじめ、アナログモデム(A)に、ATコマンドで設定を行っておきます。

(構成)

    +--------------+                    +-----------------+
    |PC(アナログ   |--------------------|アナログモデム(A)|
  | モデム内蔵)|(シリアルケーブル)+-----------------+
    +--------------+

(1)アナログモデム(A)にATコマンドを設定するときのターミナルソフトの設定(PC側)は、以下のとおりです。

ターミナルソフトを開き、「新しい接続」の画面で「名前」を入力し「OK」を押します。以下は「接続方法」で「COM10」を選択した場合の例です。

settei0

(2) ターミナルソフトからアナログモデムに対して、以下を設定します。

(ATコマンド)          (設定の意味)

2.RTX1500にログインします。

(構成)

   +--------------+                    +-----------------+                      +---------+
   |PC(アナログ   |--------------------|アナログモデム(A)|----------------------| RTX1500 |
  | モデム内蔵)| (アナログ電話回線)|                 | (シリアルケーブル )+---------+
   +--------------+               +-----------------+
                   

(1)RTX1500にログインするときのターミナルソフトの設定(PC側)は、以下のとおりです。

  ターミナルソフトを開き、[新しい接続」の画面で「名前」を入力し「OK」を押します。次に「電話番号」を入力し「OK」を押します。
   「ファイル」から「プロパティ」を選択します。

settei1

  「ファイル」から「プロパティ」を選択して出てきた画面の「モデムの構成」を押します。

settei2

settei3

(2)RTX1500にログインするときのターミナルソフトの操作(PC側)は、以下のとおりです。

 ターミナルソフトを起動します。

settei4

「OK」を押します。

settei5

「ダイヤル」を押します。

settei6

以下が表示され、ログインできます。

ログインできない場合は、PCから「ctrl-q」を実行してみてください。

settei7

settei8

以上です。